開店祝いに花を贈ろう!スタンド花などおすすめギフトやマナーを紹介

開店祝いの贈り物として定番の品はお花です。

店舗前や店舗内がお祝いのお花で飾られた光景は周囲の目を引き、お店の宣伝効果にもなるでしょう。。

本記事では、開店祝いにお花を贈りたい方向けに、お花の種類や価格相場、マナーや注意点などをまとめました。開店祝いへ贈るお花をお選びの方は、ぜひ参考にしてください。

開店祝いにおすすめのフラワーギフト

開店祝いのお花というと、スタンド花のイメージが強いかもしれません。しかし、フラワーギフトには他にも胡蝶蘭やフラワーアレンジメント、プリザーブドフラワーなどがあり、開店祝いの贈りものにおすすめですよ。お店の規模によっては、スタンド花よりもコンパクトなフラワーアレンジメントの方が喜ばれることもあるでしょう。

本項目では、それぞれのフラワーギフトの特徴や魅力についてご紹介します。

スタンド花

スタンド花は、開店した店舗前に飾られていることが多い人の背丈を超えた大きさの枠を土台に飾られたお花です。

1段タイプと2段タイプがあり、コンサートやイベント会場でもよく見かけます。お花を数多く豪華に使うので、設置するだけで圧倒的な存在感があるのが特徴です。

花は表面から見えない部分で吸水スポンジを使って固定されています。スポンジ部分に適度な水やりを行うことで、お花を長持ちさせることが可能です。

胡蝶蘭

花言葉が「幸福」の胡蝶蘭も、開店祝いによく選ばれる縁起の良い花です。カラーバリエーションも豊富なので、お店に合うカラーを選んでみましょう。

胡蝶蘭は鉢植えで贈るのが一般的です。根がつくお花なので地域に根づくお店になることを期待する意味と、蝶のような花が多く集まっていることから集客が期待できる、という説もありますよ。1年を通して流通していることから、季節を問わず選ぶことができることも魅力です。花が咲き終わっても手入れ次第では二度咲きさせることも可能なので、長く楽しめるお花として人気を集めています。

フラワーアレンジメント

フラワーアレンジメントは、吸水スポンジにお花を挿して飾りつけたフラワーギフトです。

木の篭やプラスチック製の器などを利用し、中に入れた吸水スポンジを土台に作りあげられています。

器が花瓶の役割を担っているので、贈り物として受け取ったあとはそのまま飾ることができるのが特徴です。スタンド花ほど場所をとらず、吸水スポンジが乾く前に水を与えることで長く楽しめます。

プリザーブドフラワー

プリザーブドフラワーは、特殊加工が施され水分が抜かれたお花です。見た目はまるで生花のようなのに、水やり不要で2〜3年は長持ちするという特徴があります。

開店祝いの場に届くまでに、枯れる心配も形が崩れる心配もありません。お花は傷みやすい

ので持ち運びに気を使いますが、プリザーブドフラワーならお店に直接渡しに行く際も持ち運びしやすいでしょう。花粉や香りも気にならないので、アレルギー体質の人のそばに置いても問題ありません。

開店祝いに贈る花の価格相場

開店祝いに贈る花の価格相場は、贈る相手と自分との関係によって違いがあります。

職場から取引先の開店祝いにお花を贈る場合は、一般的な取引先だと10,000円〜30,000円、重要な取引先だと30,000円〜50,000円が相場とされています。

個人的に友人の開店祝いにお花を贈る場合は、5,000円から10,000円が相場です。

開店祝いに贈るフラワーギフトの選び方

開店祝いにお花のギフトを贈ることで、新しくオープンしたお店がぱっと明るいムードに包まれるだけでなく、通行人の方や来店客に良いイメージや安心感を持ってもらえるというメリットもあります。 そんなフラワーギフトですが、金額やアレンジの自由度、花の種類、配送条件などさまざまな面から適したものを選ぶことが大切です。

本項目では、開店祝いに贈るフラワーギフトの選び方についてご紹介します。

金額で選ぶ

まずは「金額」で選ぶという方法です。

金額相場は上記でもご紹介しましたが、開店祝いに贈る花の価格相場は、贈る相手と自分との関係によって違いがあります。

職場から取引先の開店祝いにお花を贈る場合は、一般的な取引先だと10,000円〜30,000円、重要な取引先だと30,000円〜50,000円が相場とされています。個人的に友人の開店祝いにお花を贈る場合は、5,000円から10,000円が相場です。

また、フラワーギフトの中でも大きなサイズのスタンド花の金額相場は10,000円〜80,000円程度となっています。

金額はフラワーギフトの大きさや高さ、使われている花の種類やアレンジ方法などによっても異なってくるので、予算や相手との関係性に合わせて適したものを選びましょう。

自由度で選ぶ

開店祝いに贈るフラワーギフトは、「アレンジの自由度」で選ぶというのもひとつの方法です。

例えば、スタンド花の場合はよく見かける白や黒などのプラスチック製のスタンド台ではなく、黒のアイアン製の台にラフィアなど天然素材のカバーをあしらったものなどが増えてきました。こういった台を使ったスタンド花は一般的なスタンド花よりもより洗練された印象となるので、おしゃれな美容室やカフェ、レストラン、アパレルショップなどの開店祝いにはよく選ばれています。

スタンド台のアレンジだけでなく、ほかにもスタンド花に「バルーン(風船)」をあしらったり、オリジナルのメッセージボードや立札をあしらったりすることができるフラワーショップもありますよ。

アレンジメントもバルーン付きのものやぬいぐるみとセットになったものなど、さまざまなデザインがあります。

アレンジを加えれば加えるほどフラワーギフトの金額は高くなる傾向にありますが、ここぞというときには「アレンジの自由度」でスタンド花を選んでみるのも良いかもしれません。 

お花で選ぶ

贈り先の方の好きなお花がわかっている場合は、そのお花を使ったフラワーギフトを贈ると先方の喜びも倍増しそうですよね。

また、季節に合わせてお花を選んだり、お店のテーマカラーやイメージカラーに合わせてお花を選んだりしてみるのもおすすめです。

ただし、スタンド花に使うお花を指定することや、花の種類によっては金額がやや高くなるという傾向があることも覚えておきましょう。

スタンド花の場合は、使うお花を指定せずフラワーショップにお任せすれば金額がより安くなる傾向にあります。もちろん一番大切なのは金額ではなく贈る気持ちですが、金額をおさえたい、相手の好きな花がわからないという場合は、フラワーショップにお任せするのもおすすめですよ。

配送条件で選ぶ

最後にご紹介するのが、配送条件で選ぶということです。

フラワーギフトの配送条件は意外と見落としがちなことですが、郵送で贈る際はとても重要になってくるのでぜひチェックしておきましょう。

花はデリケートなので、フラワーショップによっては配達地域を限定している場合もあります。また、全国配送に対応しているフラワーショップであっても、大きなスタンド花の場合は配送料が高額な場合もあるでしょう。

「良い商品を見つけたのに、配達地域外で注文できなかった……」という事態を避けるために、配達地域や配達料金などは最初に確認しておくことをおすすめします。

開店祝いに花を贈る際のマナー・注意点

開店祝いにお花を贈るには、マナーといくつかの注意点があります。

開店祝いにお花を贈ることに慣れている人ならわかることですが、慣れていない人のほうが多いのではないでしょうか。

  • 贈る相手に確認をとる
  • 贈る日程に注意
  • 開店日の前日までに花を贈る
  • 忌み言葉に注意
  • 赤い花だけのアレンジにしない
  • 立札をつける
  • お祝いに適した花言葉を選ぶ

それぞれの注意点について詳しく見ていきましょう。贈る相手に確認を取る

開店を祝うお祝いのお花。しかし、贈る相手によっては時に迷惑になってしまう場合もあります。

例えば、隠れ家的な存在のお店なのでこっそりオープンしたい、お店の敷地面積が小さく置く場所がない、実は花粉アレルギーがあって生花は近くに置きたくない、など理由はさまざまでs。

サプライズで届けたいという思いもあるかもしれませんが、まずはお相手の立場を考え、事前に贈っても良いかを確認しましょう。

贈る日程に注意

仏滅に届くのを避けたい、大安の日に届けたいなど、お花が届く日の暦を気にする人もいます。開店祝いなので、縁起の良い日程と相手の手間にならない日程を考えて贈りたいですね。

仏滅は、どの時間帯でもお祝い事に適さないと言われています。暦も大事ですが、贈る相手の都合を最優先して日程を決めることが大切です。贈る日が仏滅だったとしても、贈る相手の承諾を得られたら問題はありません。赤口は11時から13時の間だけは吉で、先負は午後から吉となるなど、大安ではない日でも良い時間帯があります。

開店日に間に合わなかった場合は、開店日から2週間以内に贈りましょう。

開店日に合わせて贈られたお花が枯れてくるタイミングで、新しいお花が届くと喜ばれることが多いですよ。

開店日の前日までに花を贈る

お花は、開店日の前日までに届くようにしましょう。一昔前までは、開店当日の午前中に届くことで幸先の良いスタートになると言われていました。

開店時間が午後ならばまだ良いのですが、開店当日は忙しくなることが予想されます。忙しい時間帯に届くと、受領のサイン書きや配置場所の確保などでお店側が大変です。

特に開店当日に大きなスタンド花が届くと、どこでも置けるアレンジメントと違い置き場に困ることもあるでしょう。急に花束が届いても、店舗で花瓶を用意していない場合もあるかもしれません。

華やかなお花が店頭や店舗に飾られることでお店の宣伝効果もあるため、お花は開店前日までに届くようにしましょう。

忌み言葉に注意

忌み言葉とは、縁起の悪さを連想させる言葉のことを指します。開店祝いの場合は、「赤字」や「倒産」を連想させる言葉は避けましょう。メッセージカードを添える場合は、縁起が悪いと言われている言葉を使わないようにします。

また、お花にはそれぞれに花言葉があります。中には、あまり良い印象のない意味の花言葉を持つお花もあるので注意してください。

例えば、きれいなアジサイには「冷酷」、黄色のカーネーションには「軽蔑」、マリーゴールドには「絶望」や「悲しみ」といった開店にふさわしくない花言葉があります。

赤い花だけのアレンジにしない

鮮やかな赤色のお花が作り出す華やかさは、その場で圧倒的な存在感を示します。見た目も引き立つのでお祝いにぴったりと思われがちですが、昔から開店祝いのお花に選ぶ際には配慮が必要と言われてきました。

赤色は赤字や火災を連想させることから、事業関連のお祝いの場のメイン花にしてはいけないとされています。

赤色の花を1本も使ってはいけないというわけではないので、メインになるお花は他の色を選ぶと良いでしょう。花の色だけではなく使われるラッピングやリボンの色も、赤色は避けたほうが無難です。

立札をつける

立札とは、お祝いの文言と送り先の名前、贈り主の名前が書かれた木札もしくは紙札です。

お祝いのお花に立てて置かれるもので、誰から贈られたお花なのかがわかります。

花束には付けませんが、開店祝いとして贈るスタンド花、フラワーアレンジメント、胡蝶蘭の鉢植えには立札をつけるのがマナーです。

立札には、縦に長い縦式と横に長い横式の2種類があります。どちらでもかまわないのですが、縦式は天井に向けて長くなるので、贈るフラワーギフトのデザインによって選択すると良いでしょう。2段のスタンド花で縦式の場合、お店の構造によっては壁や天井につかえてしまうことがあるので注意が必要です。

 

立札の書き方については以下の記事で詳しくご紹介しているので、ぜひご覧ください。

「徹底解説!お祝い花・スタンド花につける立札の書き方とマナー」

お祝いに適した花言葉を選ぶ

忌み言葉に関連しますが、花言葉には幸せにつながる良い意味のものがあります。

お祝いの場でよく用いられる胡蝶蘭の花言葉は、「幸福が飛んでくる」です。ピンクのバラとチューリップ、カスミソウには「幸福」、赤いポピーやシネラリアには「喜び」というおめでたい場にふさわしい花言葉がありますよ。

記念すべき開店祝いですから、お祝いにふさわしい花言葉を持つお花を選びましょう。

開店祝いのフラワーギフトはどこで買える?

開店祝いのフラワーギフトは、街の花屋さんをはじめさまざまな場所で購入できます。

それぞれにメリットがあるので、購入しやすいものを選びましょう。

ネット通販

開店祝いのフラワーギフトは、ネット通販でも注文可能です。

楽天市場、ヤフー、Amazonでは、花束サイズからスタンド花まで幅広く取り扱っています。各ネット通販独自のポイントを、貯めることも使うこともできるのでお得に利用できるのも魅力でしょう。お得なキャンペーン時期と注文の時期が重なれば、さらにお得にポイントが貯まります。

また、お花を注文した人からの感想や評価が記載されているので、注文の参考になるでしょう。

街の花屋

街中で見かける花屋のほとんどは、開店祝いのフラワーギフトに対応しています。

その一方で、花束やアレンジメントは対応できるけれどスタンド花は対応できない、という店舗もあるでしょう。スタンドは1段につき50本近くの花を使うので、急な注文に対応できない店舗があるのは仕方ありません。事前に注文すれば対応してくれることもあるので、店舗に直接確認してみましょう。事前にお届け日が分かっている場合は、早めに相談しておけば花数をそろえて準備してくれる店舗もあります。

通販専門の花屋

花屋の販売形態は店舗での販売が主流ですが、通販専門の花屋もあります。

しかし、対面販売ではないことから、注文と異なる花や傷んだ花が届くのではと不安になる人もいるかもしれません。そこでおすすめしたいのが、通販に特化した「プレミアガーデン」です。開店祝いにぴったりなフラワーギフトを豊富に取り揃えておりますので、ぜひ一度ウェブサイトをご覧ください。

開店祝いの花ならプレミアガーデン

プレミアガーデンは、高級胡蝶蘭と高級スタンド花を中心に、花束やフラワーアレンジメントまで幅広いフラワーギフトを取り揃えています。

また、市場や生産者と独自のルートを持ち中間コストを省いてるため、お求めやすい価格で新鮮で高品質のお花を届けしています。フラワーギフトは予算額に応じて検索できるので、予算が決まっている方でもきっと気に入るフラワーギフトが見つかるはずです。

コンサートやイベント等へのスタンド花のお届けをはじめ、お祝い事の注文には実績があり、日々満足度の高いお花をお客様の元へお届けしています。

ラッピング、木札も無料でおつけしているので、開店祝いに花を贈りたいとお考えの方は、ぜひご利用ください。

プレミアガーデンはこちら

まとめ

開店祝いにお花を贈りたいと思っている人向けに、開店祝いにおすすめのフラワーギフトと価格相場、贈る際のマナーや注意点についてご紹介しました。

フラワーギフトにはいくつかの種類があり、贈る人と自分との関係によって価格相場も変化します。

開店祝いにお花を贈る際には、あまり知られていないマナーや注意点もありました。お店の開店はおめでたいですが、前日や初日はバタバタと忙しくしていることも多いです。相手の迷惑にならないよう、マナーを守ってすてきなフラワーギフトを贈ってくださいね。

大切なあの人にお花を送ってみませんか?