1月に咲く花15選!花言葉や育て方、飾り方のアイデアをご紹介

寒さが厳しくなる1月に咲く花には、どのような種類があるかをご存じでしょうか。1月に咲く花をうまくガーデニングにとりいれることで、1年中花が絶えない庭や花壇を作ることができます。今回は、真冬である1月に咲く花の、花言葉や育て方のポイントに加え、1月の花を楽しむためのアイデアもご紹介します。
冬を彩る1月に咲く花の特徴・魅力
寒さが厳しくなる1月は、街や庭の草花も減ってきて少し寂しい印象になりますよね。
しかし、そんな寒さの中でも元気に美しい花を咲かせてくれる植物がたくさんあります。
1月に咲く花は色鮮やかで丈夫なのが特徴で、秋ごろから春先まで長く咲いてくれる種類もあり、冬の風景を彩ってくれます。
1月に咲く花をガーデニングに取り入れることで、1年中花が絶えない花壇や庭を作ることができるので、おすすめです。
この記事では1月に咲く花を、花木・草花・球根の3種類に分けて紹介していきます。
1月に咲く花(花木)
まずは、1月に咲く花木の植物をご紹介します。
冬の街でも見かけることの多い花木で、家庭でも比較的育てやすいので、ホームセンターや園芸店などでも多く流通しています。
冬のお庭が寂しいときに、きれいな花を添えてくれるありがたい花木たちです。
ツバキ
ツバキは日本原産の植物で、日本を代表する美しい花木の一つとして世界的にも人気があります。
花色は赤が定番ですが、実は白やピンクなどの品種もあります。
花が終わると花首からぽとんと落ちるので、江戸時代などの古くには縁起が悪い花とされていましたが、現代ではそのようなイメージはなく、多くの家庭で育てられています。
・開花時期:12月~4月
・花言葉:「控えめな素晴らしさ」「気取らない優美さ」 |
育て方のポイント
気温が高い夏の日中に水をやると、土の中で水の温度も上昇し、根が傷みやすくなります。
夏場の水やりは日が落ちる夕方以降にたっぷりと与えましょう。
肥料は、花が咲き終った後にお礼肥として緩効性肥料や油かすを与えます。
ツバキや害虫や病気の被害に合いやすいので、こまめに状態をチェックすることが大切です。
イチゴノキ
イチゴノキはヨーロッパが原産地のツツジ科の常緑の低木で、イチゴのような実がつくことからこの名が付けられました。
花の形は同じツツジ科のドウダンツツジやブルーベリーの花に似ていて、白くて小さな壺のような形が特徴的です。
また、イチゴノキは冬に咲いた花が翌年の秋に実るので、花と実を同時に楽しむことができる珍しい花木です。
・開花時期:11月~1月
・花言葉:「あなただけを愛します」「後が楽しみ」「節約」 |
育て方のポイント
地植えのイチゴノキの場合、根付いてからは水やりの必要はありません。
肥料については、2月〜3月、9月に油かすなどの有機質の肥料を与えましょう。
また、イチゴノキは自然に樹形が整うので、特に剪定は必要ありません。
果実が落下した後の2月〜3月に枯れた枝などを切り落とす程度で十分です。
十月桜
春のイメージの強い桜ですが、実はたくさんの種類があり、中には晩秋から冬に咲く桜もあります。中でも十月桜は、秋から初冬にかけて咲く園芸品種の桜で、年に2回、春と秋に咲く珍しい桜です。
十月桜は決して豪華で派手な花ではありませんが、控えめで可憐な花を咲かせる愛らしい品種です。また、寒さに強い特徴があるので、日本のような厳しい寒さの中でも育ちます。
・開花時期:10月~1月
・花言葉:「神秘的な心」「寛容」 |
育て方のポイント
十月桜は日当たりと水はけの良い場所を好むので、条件の良い場所で育てるのがポイントです。植え付ける際は、腐葉土などの有機物をよく混ぜた肥料を土に加えましょう。
与える肥料は、木の大きさ、肥料の種類などによって量が変わりますが、冬と花が咲いた後に与える2回が基本です。
梅
梅は中国原産の落葉高木で、日本でも冬に咲く定番のお花です。
かなり古い時代に、中国から薬用として伝えられ、その後は鑑賞用としても愛されてきました。白梅から紅梅まで、様々な品種があり、花を楽しむ「花梅」と初夏になる実を楽しむ「実梅」があります。
・開花時期:1月~3月頃
・花言葉:「上品」「高潔」「忍耐」「忠実」 |
育て方のポイント
梅は、日陰でも枯れる事はありませんが、花付きが悪くなるので、日当たりの良い場所に植え付けるのがおすすめです。
水やりについては、庭植えの梅は植え付けから2年未満の場合は、乾いたらたっぷりと与えます。しかし根付いてからは、よほど乾燥した時以外は水やりは必要ありません。
ユリオプスデージー
ユリオプスデージーは、11月〜5月にかけて、マーガレットに似た黄色い可愛らしい花を咲かせる植物です。
花の咲き方も種類によって異なり、一重咲きの他、八重咲き種も流通しています。
流通している幼苗の状態では草花に見えますが、ユリオプスデージーは常緑の低木で、植え付けから数年後には主軸の茎が木化します。
・開花時期:11~5月
・花言葉:「夫婦円満」「明るい愛」 |
育て方のポイント
基本的に日当たりの良いところを好みますが、真夏の直射日光や、冬場の極端な寒さの中では弱ってしまいます。
鉢植えの場合は季節によって鉢を移動させるなどの工夫が必要になります。
水やりは土の表面が渇いたら鉢底から水が流れ出るくらいたっぷりと与え、やや乾燥気味にしておくのがポイントです。
1月に咲く花(草花)
次に、寒くなってくるとホームセンターや園芸店で幼苗が多く流通しだす草花たちをご紹介します。ガーデニングに取り入れることで、寂しくなりがちなお庭を彩ってくれます。
春先まで長く楽しめる花もあるので、うまく取り入れることで1年中花が絶えない花壇が作れます。
クリスマスローズ
クリスマスローズは寒さにもとても強い花で、毎年のように新品種が登場し、色や咲き方などがとても豊富なので、人気の高い花です。
原産地であるヨーロッパのような気象の元だと、クリスマスの時期に咲く花なのでこの名が付けられていますが、日本では寒い冬の時期から早春まで長く楽しめます。
・開花時期:1月〜3月
・花言葉:「私の不安をやわらげて」「慰め」「中傷」 |
育て方のポイント
クリスマスローズは涼しくなってきた10月〜12月に水はけの良い半日陰に植えつけます。
鉢植えの場合、10月〜4月ごろまでは日当たりの良い場所で、5月〜9月ごろまでは明るい半日陰で育てます。
基本的に水やりは不要ですが、鉢植えの場合は、土の表面が乾いてきたときにたっぷり与えます。
ポインセチア
ポインセチアは、クリスマスが近づいてくると街や庭のあちこちで見かける花です。
日本でもクリスマスの花として定着しているので、寒さに強いと思われがちですが、耐寒性が強いのは野生種で、園芸用として出回っている品種は寒さに弱い性質があります。
真っ赤な花が印象的ですが、じつは花びらではなく苞(ほう)と呼ばれる葉っぱの部分です。
・開花時期:12月〜2月
・花言葉:「祝福」「幸運を祈る」「私の心は燃えている」「清純」 |
育て方のポイント
5月〜9月は屋外で日をたっぷり当てて育てます。
しかし寒さに弱いため、冬場は日当たりの良い窓際で10度以上に保ちましょう。
冷え込む夜間や早朝は外気の影響を受けないように窓から離しましょう。
乾燥気味に管理して、水を与えすぎないのがポインセチアを長く楽しむコツです。
パンジー
パンジーは春の花ですが、最近では幼苗が10月くらいから園芸店に並び始め、流通のピークを迎えるのは1月あたりです。
この時期になると、街の花壇や庭先でパンジーが植え付けられているのをよく見かけます。
1月の間は花が少ないですが、暖かくなってくると一気に花が増えてきます。
冬から春まで長く足元を彩ってくれる心強い草花です。
・開花時期:10月~5月
・花言葉:「もの思い」「私を思って」 |
育て方のポイント
水やりは植え付け後にたっぷりと与えますが、その後の水やりはほとんど不要です。
鉢植えの場合は、土の表面が乾いたら鉢底から流れ出るくらいたっぷりと水を与えましょう。咲き終わった花がらをこまめに摘み取ることで次から次へと花を咲かせてくれます。
ハボタン
ハボタンは重なり合った美しい葉がボタンの花に見えることから、この名が付けられました。日本では昔から、花が少ない冬の花壇やお正月の装飾として使われてきました。
ハボタンといえば鉢もののイメージが強かった植物ですが、最近は切り花としても多品種が出回っています。春が近づいてくると、黄色い花が開花します。
・開花時期:11月~3月(観賞期)、3月~5月(花)
・花言葉:「祝福」「物事に動じない」「利益」 |
育て方のポイント
ハボタン葉牡丹は日当たりのよい環境を好みます。
地植えのハボタンは、根付いてからの水やりは必要ありませんが、鉢植えの場合は、土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えましょう。
アブラムシなどの害虫がつきやすいので、こまめに状態をチェックします。
マーガレット
マーガレットは白くて可愛らしい花をつぎつぎに咲かせてくれる多年草です。
多くの品種が出回っており、定番の白以外にも、ピンク、黄色、オレンジなど様々で、色とりどりに冬の花壇を彩ってくれます。
開花時期が長く、冬の寒い時期から春までずっと花を楽しめます。
・開花時期:11月〜5月
・花言葉:「誠実「貞淑」「慈悲」「安らぎ」 |
育て方のポイント
鉢植えの場合、12月〜4月頃にかけては日当たりの良い屋内で育て、5月以降は日当たりの良い屋外で育てます。
ただし、梅雨時期は根腐れを起こしやすいため、雨が続いている場合は注意しましょう。
梅雨明けから真夏の暑い時期は半日陰に移動させ、水やりは秋から春の時期は土の表面が乾いたらたっぷりと、夏は乾燥気味で育てるのがポイントです。
シンビジウム
シンビジウムは多肉性の常緑植物で、原産地では樹に着生したり、根元に地生したりする半着生のランの一種で入ってきて、現代でも鉢花として贈答用にも人気があります。
花の色は、白、ピンク、黄色、オレンジなどがあり、冬から初夏にかけて開花期間が長いのも魅力です。
・開花時期:12月~5月
・花言葉: 「飾らない心」「素朴」「高貴な美人」「華やかな恋」 |
育て方のポイント
シンビジウムは日当たりの良い場所で管理し、用土は洋ラン用として販売されているものが最適です。
基本的に毎日水をやり、真夏には朝方に水をやり、さらに夕方に鉢の周囲に水をかけて温度を下げると良いでしょう。
花芽が伸びる冬の時期には水がたくさん必要になるので、水切れには注意しましょう。
プリムラ
プリムラは北半球を中心に世界中に500種以上が分布するといわれている多年草で、日本にも20種類近くが自生しています。
本来は多年草ですが、夏の高温多湿に弱く日本での夏越しが難しいため、一年草として扱われることがほとんどです。
プリムラは花の色も豊富で、白やピンクといった優しい色から黄色やチョコレート色のような渋い色まで様々です。
・開花時期:12月~5月
・花言葉:「青春のはじまりと悲しみ」「青春の恋」 |
育て方のポイント
プリムラは日当たりや水はけの良い環境を好みます。
水やりは土が乾いたら、鉢底から流れ出てくるくらい、たっぷりと与えましょう。
開花中のプリムラはたくさんの水を必要とするので、水切れには注意するのがポイントです。
水やりの際には、花に水がかかって傷まないように、根元に静かに与えましょう。
1月に咲く花(球根)
球根で育つ植物にも、耐寒性が高く冬に花を咲かせるものが多くあります。
球根は花が咲き終わったあとに正しい管理をすると、翌年も花を咲かせてくれるので、愛着のわく植物です。
最後に、冬のガーデニングで活躍する1月に咲く球根植物をご紹介します。
シクラメン
シクラメンには多くの品種が存在し、直植えできる「ガーデンシクラメン」や小ぶりで可愛らしい「ミニシクラメン」などがあります。
日光によく当てることで次から次へと花芽が上がり、ワンシーズンでたくさんの花を咲かせることから人気の高い花です。
品種によって耐寒性が異なりますが、比較的丈夫で育てやすいお花です。
・開花時期:10月~4月
・花言葉:「遠慮」「気後れ」「内気」「はにかみ」 |
育て方のポイント
シクラメンは品種によって耐寒性が異なるため、置き場所には注意しましょう。
屋内で育てる場合、15度〜20度を保ち、日当たりの良い窓際などで育てます。
水が花や葉っぱにかかると傷む原因になるので、口の細いじょうろなどで根元から与えましょう。
夏は、休眠させる場合と休眠させない場合で管理方法が異なります。
スイセン
スイセンは、たくさんの品種がある球根の花で、品種によって、秋咲き、冬咲き、春咲きなど、開花時期が異なります。
冬に咲く代表的な品種としては、房咲きで咲く「日本水仙」です。
可憐で清楚な花姿と、上品な香りが人気です。
・開花時期:10月~4月(最盛期は12~4月)
・花言葉: 「うぬぼれ」「自己愛」 |
育て方のポイント
スイセンは日当たりの良い場所を好みます。
庭植えの場合、水やりはほとんど不要ですが、乾燥が続く冬場には与えましょう。
鉢植えの場合は、土の表面が乾いたタイミングでたっぷりの水を与えます。
スイセンは球根を秋に植えつける多年草で、およそ3年ほどは毎年花を咲かせてくれます。
スノードロップ
スノードロップは早春に雪の下からひょっこりと顔を出す姿がかわいらしい球根の花です。
晩秋から地中で根を伸ばし、寒さの中で芽を出し、早春に花をつけることで、古くから人々に冬の終りを告げる存在として愛されてきました。
イギリスでは品種改良がとても盛んで、現在では数百種に及んでいます。
・開花時期: 1月~3月
・花言葉:「希望」「慰め」 |
育て方のポイント
鉢植えの場合、土の表面が乾いたら鉢底から水が流れ出るくらいたっぷり水を与えましょう。スノードロップは、花が終わって葉を伸ばした後、初夏から秋に地表部が枯れて休眠期に入ります。
休眠期は涼しい場所に保管し、ときどき水を与えて乾燥状態が続かないようにしましょう。
1月に咲く花の楽しみ方
寒さ厳しい中でも元気に咲いてくれる冬の花は、寂しくなりがちな花壇を彩ってくれます。
そこでここからは、1月に咲く花をもっと楽しむためのアイデアをご提案します。
お庭や家の中の植物が減ってきて寂しい中でも、ぱっと華やかになるので、ぜひ実践してみてください。
最後に、1月に咲く花に最適な、寄せ植えと生花・切花についてご紹介します。
寄せ植え
冬に咲く花で最適なアレンジメントが寄せ植えです。
1月に咲く花も、寒い時期にはそれほど大きく育つことはありません。
つまり、花の形や大きさをある程度保ったまま植え付けられるので、全体のバランスが大切な寄せ植えに最適なのです。
冬の寄せ植えに多く使われる花は、パンジーやハボタン、プリムラなどが主流です。
生花・切り花
1月に咲く花は、鮮やかで発色が良いものが多いので、冬の室内を彩る生花や切花にするのもおすすめです。
この時期は花もちも良いので、他の季節よりも長い間、花を楽しめるのもメリットです。
切花といえば草花のイメージがありますが、ウメやツバキなど枝ものをスタイリッシュに飾るのも良いでしょう。
枝ものにはガラス製の花器がよく似合うのでおすすめです。
1月に咲く花を楽しもう
街の風景やお庭が寂しくなりがちな1月にも、きれいな花を咲かせる植物がたくさんあります。
季節問わずガーデニングを楽しみたい方は、冬の花を取り入れることで1年中花が絶えない素敵な花壇になることでしょう。
冬の花には素敵な花言葉をもつ種類も多くあるので、大切な方へのプレゼントにもいかがでしょうか。