会社設立祝いに選びたい花の選び方とポイント

親しい方が会社を設立することになった、取引先が新たに事業を始めることになったなど、会社設立のお祝いを形にして贈るときには花が選ばれることが多いです。

実際、新しくできた会社の前を通るときなど、お祝いのお花がずらりと並んでいる光景はよく見かけます。

見ている側としては色とりどりの色彩に心癒される花ですが、いざ自分が会社設立の場に花を贈る側となると、どのような花を贈ったらよいのか、どのような種類を選んだらよいのか、予算はどれくらいかなど戸惑われる方がほとんどだと思われます。

誰かのちょっとしたお祝いに花を贈るという感覚とはまた違い、選ぶ側としては失礼のないようにと肩に力が入ってしまいがちです。

今日は、設立祝いの花を贈る場合はどのようなものが好まれるのか、値段の相場などについてまとめていきます。

 

会社設立のお祝いとして花を贈る場合、贈られる側の状況や花を届ける場所、贈る側と贈られる側との関係などによって、選ぶ花や予算が違ってきます。

 

設立祝いの式典がある場合、スタンド花がおすすめ

どこかのホテルなどを借りての大々的な設立祝いの式典が行われる場合や、大きなビル全部が社屋となるような大企業の設立の場に花を贈る場合、贈る花はスタンド花がおすすめです。

スタンド花は1段と2段の2種類があります。

2段を選ばれる方もいらっしゃいますが、1段でも十分なボリュームがあります。

会場の入口や中にスタンド花が1つあるだけで、場の空気が華やかになります。

スタンド花に使用される花はその時期によって違いはありますが、白系やピンク系、黄色系のユリを中心に、赤系やピンク系、黄色系といった暖色のカーネーションやバラ、アルストロメリア、ガーベラ、トルコキキョウなどをたくさん用いて、周囲を緑の葉花で包み作り上げます。

 

設立祝いに用いられるスタンド花の一般的な費用は、15,000円から30,000円前後とされています。

 

会社設立祝いでスタンド花を贈る場合、立札をつけます。

立札に書かれる名前などの漢字に間違いがあると、せっかくの門出に水を差すことになってしまいます。

注文の際には誤字がないかしっかりと確認し、立札を作る人が見やすいようにはっきりと書きましょう。

 

設立祝いの式典が行われる場合、当日の会場は準備で大変慌ただしくなります。

担当者は、届く花の配置も考えた上で準備をすすめていることでしょう。

できればスタンド花は式典当日に到着するのではなく、余裕を持って前日までに到着していることが望ましいとされています。

立札には縦書きと横書きがあります。

これは稀な場合だったのかも知れませんが、過去に縦書きの立札が会場の天井につかえてしまったことがありました。

早めの準備段階で気がつけたことだったので、札の長さを調整して何とか対応できましたが、これがもし式典直前に到着した花だった場合は時間がなく、贈る側贈られる側どちらにも失礼になっていたことでしょう。

こういった予測不能な出来事にも対応できるよう、余裕を持ったお届けが理想です。

 

事務所やオフィスなどに届ける場合、胡蝶蘭がおすすめ

大々的な設立祝いの予定はない場合、会社事務所やオフィスに届ける花としてよく選ばれるのが胡蝶蘭です。

胡蝶蘭には、「幸せが飛んでくる」という素敵な花言葉があります。

また、胡蝶蘭は鉢の中で根を這わせて育つ花です。

「根付く」ことから、地域や社会に根付いた会社に発展するという願いを込めた意味合いを感じられる花でもあります。

胡蝶蘭に蝶の字が用いられているのは、花びらの形がまるで蝶が優雅に舞っているように見えることが由来ともされています。

また、平均して12か月、環境によってはそれ以上開花するため、長持ちする花としても有名です。

 

幸せが飛んできて、地域や社会に根付き、蝶のように羽ばたき長く活躍する。

こういったことから、今後の発展を祈願して胡蝶蘭を贈る方が多くなっています。

 

胡蝶蘭は本数が増せばますほど、そして花輪(花びらの数)が多ければ多いほどボリュームが出ます。

胡蝶蘭の色と言えば白系を思い浮かべる方が多いかと思われますが、ピンク系や黄色系、オレンジ系、さらには緑系や青系と最近では実に多くの種類の胡蝶蘭があります。

 

設立祝いに用いられる胡蝶蘭の一般的な費用は、20,00030,000円前後とされています。中には50,000円近いものを選ばれる方もいます。

 

胡蝶蘭は、花の中でもお手入れが比較的楽と言われています。

水やりは夏場だと1週間に1回程度、冬場だと2週間に1回程度でよいものがほとんどです。

 

ここ数年、院内に花を置くことを禁止している病院が増えています。

花粉によるアレルギーが生じる可能性などを考慮した上でのことです。

もし、贈り先が病院やクリニックなどの医療機関で、お祝いの花が窓口に直接届く場合はスタンド花やアレンジメントフラワー、花束は避けた方がいいと言われています。

一方で、そういった場所に贈られる場合でも、胡蝶蘭なら問題はありません。

胡蝶蘭の花芯は一般的な花と違い奥深いところにあるため、花粉はほとんど気になりません。

生花特有の香りも、胡蝶蘭にはほとんどないため気になりません。

 

事務所やオフィスなどに届ける場合、フラワーアレンジメントも選択肢のひとつ

設立祝いの花を事務所やオフィスに届ける場合、胡蝶蘭の他にもフラワーアレンジメントが選ばれることもあります。

花束とフラワーアレンジメントはどう違うのかと思われる方も多いでしょう。

花束は、数本の花をゴムやリボンで束ねたものです。

フラワーアレンジメントとは、スポンジに似た土台に花の茎を挿しキレイに形作ったものです。

フラワーアレンジメントは、お届けの時点ですでに花瓶様の容器に包まれた状態となっています。

なので、新たに花瓶を用意する必要はありません。

スポンジ様の土台が乾燥しないよう、23日に1度程度水やりをすればよいだけです。

花束よりもお手入れの回数は少なく済みますが、胡蝶蘭よりは手をかけなくてはいけません。

萎れた花はスポンジから簡単に抜くことができますし、萎れかけた花でも、茎先を少し短くカットして水に浸け直せばさらに数日長持ちします。

場所もさほど取らず、持ち運びもしやすいので、受付や窓口に置くと映えます。

 

フラワーアレンジメントが置かれる場所の室温や季節などにもよりますが、1週間前後はきれいな花を愛でることができます。

 

設立祝いに用いられるフラワーアレンジメントの一般的な費用は、個人的な贈り物かビジネスとしての贈り物かによって違います。

個人的な贈り物の場合、10,00015,000円前後のものが選ばれています。

ビジネスとしての贈り物の場合は、10,00030,000円前後のものが選ばれています。

届く花に胡蝶蘭が多いと予想される場合、逆にフラワーアレンジメントのほうが新鮮味を感じて喜ばれるかも知れません。

単色で豪華な存在感を表す胡蝶蘭に対して、フラワーアレンジメントはいろいろな花を使って作るので花の色が引き立ち、同時に華やかになります。

 

花束の選択肢もありですが、贈り先の状況も考えての選択を

設立祝いの花に、花束を選ぶこともあります。

設立者ご本人に直接花束を渡すことが可能な場合、きれいな花束はきっと喜ばれるでしょう。

記念写真の撮影で、手に花束を持っているとそれだけで華やいで写ります。

 

設立祝いに用いられる花束の一般的な費用は、フラワーアレンジメントと同額に考えられています。

個人的な贈り物の場合、10,00015,000円前後のものが選ばれています。

ビジネスとしての贈り物の場合は、10,00030,000円前後のものが選ばれています。

 

ただし、花束を贈る際には注意点があります。

お届け先となる事務所やオフィスに、花瓶があるかどうかが気になるところです。

お届け先が自宅の場合、花瓶もしくは花瓶の代わりになるようなものはあるでしょう。

反面、事務所やオフィスは仕事をする場です。

備品に花瓶がない場合もありえますし、新規設立の会社であればなおさら花瓶を用意するまで頭が回らないかと思われます。

お届けの際は花束の茎の部分に軽く水を浸した状態にしていますが、なにしろ花は生物なので、半日程度はそのままでよくてもすぐに萎えてしまいます。

また、こまめに手入れをしてくれるスタッフがいるかいないかでも花の持ちが違ってきます。

花束はほぼ毎日の水やりが必要で、23日に1度の水やりでよいフラワーアレンジメントや、週単位での水やりでよい胡蝶蘭と比較して手をかける必要があります。

 

こう書いてしまうと、花束を贈ることにマイナスイメージを持たれる方のほうが多いでしょう。

花束はデメリットばかりではありません。

メリットは、フラワーアレンジメントや胡蝶蘭よりもはるかに色とりどりの花でボリューミーに作ることができます。

同じ予算でも、フラワーアレンジメントはスポンジに似た土台や花瓶様の容器に費用が多少発生するため、花束よりも使える花材の選択肢が狭まります。

 

花束は、使われている花だけではなく、選ぶラッピングの素材やリボンの色などでさらに見栄えします。

花瓶がありそうで、なおかつ手入れをしてくれるスタッフがいる場所に設立祝いを贈るには、花束は喜ばれます。

 

視点を変えて、事務所やオフィスに観葉植物を贈るのもあり

設立祝いイコール花、という考えを、ちょっと違った視点から見てみるのはいかがでしょうか。

これは式典を行うような大きな設立祝いの場ではふさわしくないかも知れませんが、もし設立祝いを届ける場所が事務所やオフィスなどの場合、観葉植物を贈るという考えもあります。

花と観葉植物がうまくリンクしない方も多いでしょうが、花屋の中には、グリーン系の観葉植物を取り扱っているところもあります。

一歩花屋に足を踏み入れると色とりどりの花に目を奪われがちですが、店の片隅に観葉植物が販売されているところがあります。

 

緑があると、その場が引き締まります。

観葉植物はストレスを緩和し、リラックス効果があるとされています。

胡蝶蘭やフラワーアレンジメント、花束よりもはるかに長持ちします。

 

グリーン系の観葉植物で設立祝いによく贈られているものは、パキラです。

風水では、仕事運アップにつながると言われています。

パキラの和名は発財樹とも呼ばれていることから、商売繁盛にもつながるとされています。

他にも、幸福の木とも言われ名前からして縁起のよいドラセナも選ばれています。

 

設立者が若年層の場合、青年の木と言われているユッカもおすすめです。

上へ上へと葉を伸ばすユッカには、今後ますますの発展を期待しての思いを込めることができるからです。

 

設立祝いに用いられる観葉植物の一般的な費用は、フラワーアレンジメントや花束同様に個人的な贈り物かビジネスとしての贈り物かによって違います。

個人的な贈り物でしたら、20,00030,000円前後のものが選ばれています。

ビジネス的な贈り物でしたら、30,00050,000円前後のものが選ばれています。

 

 設立祝いに花を贈るときに気をつけること

お届け日の暦注(六曜)を気にされる方は、設立祝いを贈る側も贈られる側も少なからずいらっしゃいます。

受け取られる方は気にしないと言われても、受け取られる方のお身内の方、特に年配の方でしたら気にされる方もいらっしゃるかも知れません。

仏滅の日にお祝いの品を贈るのは、避けた方がよいとされています。

一方で、大安はお祝いの品を贈るのに最適な日です。

赤口の日は正午前後(11:0013:00)、先勝の日は午前中、友引の日は夕方、先負の日は午後にお祝いの品をお届けしたほうがよいとこだわる方もいらっしゃいます。

これは必ずしも守られなくてはいけないわけではありませんが、もし希望があった場合は、お祝いの場でのことですからお相手の意向を汲んで柔軟に対応しましょう。

 

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