パキラの枯れない育て方|風水の効果や寿命など基本情報を徹底解説!
観葉植物の中でも人気が高いパキラ。 ぱっと見ただけでも、みずみずしい緑色の葉と美しい葉脈が印象的ですね。
パキラには「快活」と「勝利」という花言葉があり、生命力溢れる姿から自然のエネルギーを感じられると言われています。 また、貧困から脱出できた人々に「勝利」を連想させるエピソードがあるそうです。
そんなパキラを枯らさずに元気に育てるには、どのようなポイントがあるのでしょうか。
本記事では、パキラの基本情報から育て方、増やし方、トラブル対処法まで、初心者の方にも分かりやすくご紹介します。 インテリアに映える観葉植物としても人気のパキラを、ぜひ楽しんでみてくださいね。
パキラとは
南国の雰囲気をかもしだすパキラは、観葉植物の中でも人気の種類です。インテリアとしての人気も高く、オフィスなどでも目にすることができます。初心者でも育てやすく、手軽に手に入れることもできる品種です。
パキラの基本情報
科 | パンヤ(アオイ)科 |
属 | パキラ属 |
和名 | パキラ(別名カイエンナッツ) |
英名 | Pachiraglabra |
学名 | guiana chestnut |
原産地 | ブラジル |
開花時期 | 6月~7月 |
パキラの特徴
パキラは、葉が放射状に広がった、手のひらのような形が特徴的な、常緑の植物です。一枚一枚の葉は艶があり、縦長のボート型をしています
幹は複数のパキラをよじって仕立てたもの、棍棒状に肥大した幹のもの、細い幹のものなどがあります。耐暑性がある植物で、白、もしくは赤色の花が咲きます。
成長すると2mほどにまで大きくなる、存在感のある観葉植物です。
パキラの花言葉
パキラは実生株の場合、5〜10年で花が咲きます。開花時期は6〜7月。花の色は白か、白の上部分が赤色になっています。
そんなパキラの花言葉は、「快活」「勝利」です。
寒さや乾燥に強く、日陰でも育つ、といった生命力の強さから、「快活」お金をもたらす植物、とされていることから、「勝利」の花言葉がつけられているのです。
パキラの寿命
パキラは非常に強い生命力を持つ観葉植物で、適切な環境と世話が行われれば、何十年もの長寿を全うすることができます。パキラの生育スピードは比較的速く、丈夫な性質から初心者でも長期間育てられる植物といえます。
しかし、植物にとって最も危険な要因は病気や害虫の被害です。パキラも例外ではありません。病気に侵されたり、害虫に蝕まれるような環境に置かれると、たとえ丈夫な植物であっても枯れてしまう可能性が高くなります。
そのため、パキラを長期間健康に育てるためには、適切な水やり、日光管理、植え替えなどの手入れが欠かせません。定期的に状態を確認し、異常が見られた場合は速やかに対処することが重要です。このようなケアを怠らなければ、パキラは十分に長寿を楽しむことができるでしょう。
パキラの値段・相場
パキラの値段は、サイズや鉢の素材によって大きく異なります。
小型サイズのパキラは1,000円以下で購入できます。これは3〜4号鉢程度の一本立ちで、テーブルやデスクなどの上に置くのに適したサイズです。
中型サイズのパキラは3,000円前後が一般的です。プラスチック製の鉢に植えられた8号程度の大きさで、リビングなどの空間に置くのに適しています。
大型サイズのパキラは10,000円を超えるものもあり、インテリア性の高い鉢に植えられた背丈1m以上の存在感あるサイズとなります。
このように、パキラの値段は大きさによって幅がありますので、用途やスペースに合わせて選ぶとよいでしょう。また、鉢の素材にもこだわれば、より高級感のあるパキラを楽しめます。
初心者の方は中型サイズから始めるのがおすすめです。手頃な値段で十分な存在感があり、育てやすいサイズとなっています。
パキラの風水効果
パキラは風水的に「生命力」と「富」の象徴とされています。その理由は、パキラが頑健で垂直に伸びる姿から、生命力に満ち溢れた植物と見なされているためです。また、「Moneytree(金の木)」の別名が示す通り、金運アップの縁起物としても知られています。
そのため、パキラを玄関などの家の入り口に置くと、良い運気を呼び込み、仕事運や金運が上がると考えられています。生命力に満ちた緑の植物が家に入ってくることで、活力とお金の流れが良くなるという風水的な解釈があるのです。
パキラの育ちやすさと長寿命な性質も、その風水効果を高める一因となっています。頑健でしっかりとした姿から、生命力の象徴とされ、金運アップの縁起物とも重なるパキラは、風水的に見ても縁起の良い観葉植物なのです。
おすすめの置き場所
パキラは風水的に縁起の良い植物とされており、家の中に置くことで様々な良い効果が期待できます。
風水では、パキラのおすすめの置き場所は以下の通りです。
【玄関】
玄関に置くと、金運アップや良い気の流れを呼び込むとされています。新しい出会いや機会を引き寄せる効果もあるでしょう。
【リビング】
家族の絆を深め、家内の雰囲気を穏やかにするため、リビングに置くのがおすすめです。部屋の中心に配置することで、さらに効果的です。
【寝室】
寝室に置くと、睡眠の質が向上し、リフレッシュできるとされています。夫婦仲を良好に保つ効果も期待できます。
【事務所・勉強部屋】
仕事運や学業運をアップさせる効果があり、集中力や創造力を高めてくれるため、事務所や勉強部屋に置くと良いでしょう。
【トイレ】 トイレに置くと、金運アップや病気除けの効果があるとされています。ただし、生命力の強い植物なので、風水的にはあまり適していないとの説もあります。
パキラの配置に加え、観葉植物全般の風水的な効果を高めるためには、枯れた葉を取り除いたり、こまめに水やりをするなど、愛情を持って手入れをすることが大切です。
パキラの種類
パキラには多くの種類が存在しますが、日本で一般的に手に入るのは「アクティカ」「グラブラ」「ミルキーウェイ」の3種類です。
アクティカは最も一般的なパキラで、濃い緑色の葉が特徴的です。生命力が強く育てやすいため、初心者にもおすすめの品種です。
グラブラは葉が細長く、光沢のある美しい緑色が魅力的です。アクティカよりも細やかな手入れが必要ですが、インテリアとしての存在感は抜群です。
一方、ミルキーウェイは枝に白い斑点が入っているのが特徴で、変わり種として人気があります。手入れが難しい品種ですが、その珍しい外観から熱心な愛好家に重宝されています。
このように、パキラには見た目や育て方の違いから、様々な種類があります。インテリアや育て方のイメージに合わせて、自分に合った品種を選ぶことをおすすめします。
アクティカ
葉の色が濃く、丸みを帯びているのが特徴のパキラです。丸みを帯びているとはいっても、グラブラと比べると、見た目にはほとんど違いがありません。決定的な違いは、赤い花と、茶色い実です。しかし、日本でパキラの花を見かけることは非常に稀です。
グラブラと間違って売られることも多いため、買うときは葉をよく観察しましょう。
グラブラ
日本で最も流通しているのがパキラ・グラブラです。
葉先が細く、尖った形をしていますが、やはり目で見る限りだと、先に紹介したアクティカと見分けるのは難しいです。見分けるためのアドバイスとしては、まず葉先に指を当ててみてください。チクッとするくらい尖っている場合はグラブラです。
パキラの選び方
パキラも他の観葉植物と同様、選び方にコツがあります。基本的には、元気なものを選べば問題ありません。しかし、それ以外にも、編み込みの有無や大きさなどの選び方があります。
葉の色を確認する
パキラの大きさやサイズを選ぶ際は、植物の元気具合を見極めることが重要です。健康的な苗木を選ぶためには、濃い深緑色の鮮やかな葉が多数付いていることを確認しましょう。葉が黄色く変色していたり、枯れかけているような苗は避けるのが賢明です。
植物の大きさは、用途や置き場所に合わせて適切なサイズを選びます。部屋が狭ければコンパクトなものを、広々とした空間なら存在感のある大型サイズがおすすめです。また、成長が遅くコンパクトに収まるタイプと、成長が早く大型化しやすいタイプがあるので、事前に確認しておくと良いでしょう。
大きさ以外にも、1本立ちのシンプルなものか、複数の株が編み込まれた形状かで選ぶこともできます。編み込みタイプは存在感があり、インテリアとしても魅力的です。用途に合わせて、お好みのタイプを選びましょう。
大きさ・サイズで選ぶ
パキラの大きさは、鉢の直径が号数で表されます。号数が大きいほど、植物の大きさも大きくなります。一般的に、2号サイズが最も小さく、100均などで購入できる手頃なサイズです。高さは20cm前後で、デスクやキッチンカウンターなどの小さな空間に適しています。
4号サイズになると、高さが30cm程度となり、値段も1,000円から2,000円前後と少し高めになります。成長過程を見守りながら育てるなら、このサイズがおすすめです。
6号以上になると、存在感のある大きさで、高さは1mを超えます。リビングなどの広い空間に最適なサイズといえます。
大きさを選ぶ際は、置く場所のスペースや用途、予算に合わせて適切なサイズを選びましょう。パキラは徐々に成長していくので、そのサイズにあわせて鉢を大きくしていく必要があります。
1本ものor編み込みで選ぶ
パキラは、一本立ちのタイプと編み込み仕立てのタイプの2種類があります。
一本立ちのパキラは、真っ直ぐに伸びた太い幹の先端に葉が付いている、シンプルな形状です。一方、編み込み仕立てのパキラは、複数の若木を人工的に編み込んで作られています。編み込まれた仕立ては、より装飾的で華やかな印象があります。
しかし、編み込み仕立てのパキラには注意点があります。パキラが成長して幹が太くなると、互いに締め付け合うようになり、長期的には枯れやすくなる傾向にあります。
一方、一本立ちのパキラは自然な成長を促せるため、長く育てやすいメリットがあります。つまり、長持ちさせたい場合は一本立ちのパキラを選ぶのが賢明です。
ただし、編み込み仕立ては装飾性に優れているため、インテリアとしての華やかさを求める場合は適しています。用途に合わせて、一本立ちか編み込み仕立てを選ぶとよいでしょう。
初心者の方は成育が容易な一本立ちのパキラから始め、編み込み仕立ての世話を覚えた上で、より装飾的なパキラに挑戦するのがおすすめです。
パキラの編み込み方法は以下の記事で紹介しています。ぜひご覧ください。
『パキラの編み込み・ねじりの方法を手順で解説!枯れる原因や対処法も』
パキラの育て方
比較的丈夫な観葉植物であるパキラですが、弱点もあります。寒さが苦手だったり、直射日光で葉焼けを起こしたりすることもあるのです。
パキラをより長生きさせて、元気に育てるためにも、次のことに注意して育てましょう。
パキラの育て方については以下の記事でも解説しています。ぜひご覧ください。
『初心者必見!観葉植物パキラの育て方とポイント!気をつけたい病害虫の対処も紹介!』
日当たり・置き場所
日陰に強い植物ですが、暖かい季節は屋外の日当たりの良い場所が好ましいです。
窓越しでも日光が当たれば問題ありません。特に、生育期にあたる5〜7月は日光を浴びれるように調節してあげましょう。
葉焼けが起こる場合は、薄いカーテンなどで遮光して、光量を調節します。風通しの良い場所を好みますが、エアコンの風が直接当たると枯れてしまうことがありますので注意してください。
温度
室内でインテリアとして購入されることも多いパキラは、室内の環境でも生きていける観葉植物です。日の当たる場所を好むので、数時間、置いてあげるのがいいでしょう。鉢の底に車輪がついている台などを設置しておくと、大きな鉢でも移動が楽になるのでおすすめですよ。
パキラは寒さが苦手な植物です。5〜7度以上の気温が必要なため、冬は室内で管理するなどして、枯れないよう注意しましょう。
用土
用土は、観葉植物用の土:赤玉土:鹿沼土=2:1:1の割合で混ぜて使います。
高温多湿を好む植物ですが、根腐れを起こす可能性があるので水捌けの悪い土は避けましょう。簡単に市販の観葉植物の用土を使っても、育てることができます。
室内で育てる場合は、土の表面を無機質の用土で覆うことで、コバエの発生を防ぐことができます。
種から入手した場合の育て方
パキラは種まきで増やすことも可能な植物です。しかし、種は一般流通はしておらず、海外から輸入しないと手に入れることができません。家で育てているパキラから種を取ることも、難しいのです。もし、種が手に入ったら、育苗ポットなどに種まき用の土を半分入れ、そこに種を一粒入れます。
土をかぶせたら、ポットのそこから根が出てくるまで、湿った状態を保ちつつ水を与えて管理します。根が出てきたら、1号大きな鉢に植え替えて育ててください。
育て方のポイント
基本が簡単だからこそ、育てるなら、よりこだわって育てたいところです。水やりのコツや肥料のタイミング、剪定、編み込みなどについて知れば、パキラをもっと元気に、楽しく育てられるでしょう。
ここでは、育て方のコツやポイントについて紹介します。
パキラの水やり
日当たりの良い場所に置いている場合は、土の表面が乾燥したら、鉢底から水が流れ出るまでたっぷり水やりをします。ただし、日陰などで育てている場合は、水の与えすぎに気をつけましょう。
水やりを少なめにして、乾燥気味に保ちます。
また、冬の寒い時期には水やりの回数を、2週間〜1ヶ月に1回程度まで減らしましょう。
定期的に葉に水をかける葉水を行うと、ハダニの発生を予防すると共に、ホコリなどを掃除することができます。ティッシュペーパーやドライシートなどで、葉の表面を拭いとるようにしましょう。
肥料は必要?時期や量
大きく育てたいときには、肥料が必要です。
4〜10月のパキラの生育期に、10日〜2週間前後に1回、液体肥料を希釈して与えます。緩効性の化成肥料でも問題ありません。
ただし、パキラは冬に休眠期に入り、水をあまり吸わなくなります。冬は肥料を与えないようにしましょう。
パキラの剪定・切り戻し
まず、切り戻しが必要となるのは、パキラの枝が間延びしてしまった場合です。
真夏は避けて、春先〜秋までに剪定を行いましょう。切る場所は、茎の茶色くなっている成長点の、上部分です。
また、屋内で育てている場合は、天井や壁などにぶつからないよう、剪定をする必要が出てきます。
1年に1回、5〜6月の時期に、不要な枝を短く切りそろえます。剪定し終わったあとは、液体肥料を月1回のペースで与えるようにしましょう。
パキラの植え替え方法
パキラは成長が早いので、植え替えをしないと、根詰まりを起こしやすい植物です。5〜7月ごろには、1回り、つまり1号大きな鉢に植え替えてあげる必要があります。
株の周りについている土を1/3ほど落とし、新しい鉢に植え替えて、たっぷり水を与えましょう。
パキラの編み込み・巻き方
パキラを編み込むことができるのは、まだ幹が太さや硬さが十分になっていない、若いうちです。まだ柔らかいうちに、緩く編みましょう。
編み方は、通常の三つ編みと同じ方法です。緩く編むのは、成長した後、折れやすくなるのを防ぐためです。スカスカなくらいで問題ありません。
大きくなっていくにつれて、幹は太く、硬くなっていきますから、自然と隙間は埋まっていきます。
パキラの増やし方
パキラは水耕栽培と挿し木、2つの方法で増やすことができます。種で増やすよりも、こちらの方法の方が一般的なようです。ここではパキラの増やし方についてお話していきます。
水耕栽培の場合
用意するのは、瓶などの透明な器です。水を入れて準備したら、剪定したパキラを入れます。カーテン越しなど、明るい日陰に置いてあげましょう。直射日光はダメージになりますので注意してください。
明るい場所に2〜3時間ほど移動しながら、日陰に置くこともできます。
根が生えるまでには、10日〜2週間ほどかかります。水をこまめに換えることも、忘れずに行います。
挿し木の場合
時期は5月〜9月に行います。必要なのは、育苗ポットと挿し木用の土です。挿し木用の枝や、剪定・仕立て直しを行ったときに出た余分な枝も準備しましょう。
挿し穂は、枝の先端から10〜15cmの間の長さに、切り口は斜めに切ります。
水を入れた容器に挿し穂を浸けておき、根が生えたら、育苗ポットに移し、土を入れて管理しましょう。
水は、時々入れ替えて、新鮮な状態を保つことも、忘れずに行い、日陰で水を与えて管理してください。
パキラが枯れた・病気になった!トラブルまとめ
植物である以上、パキラも根腐れや害虫などによる被害を受けることがあります。日々観察を行って、葉の変色や、幹の軟化など、異常があればすぐに対処しましょう。
早く見つけられれば、それだけ早く、対処することができます。
パキラが枯れる原因と対処法
枯れてしまった場合は、幹の白く枯れた部分を剪定バサミで細かく切り取りましょう。幹が腐っていると、臭い汁が出てきます。その場合は、固まるまで放っておきましょう。芽が生えている場合は、残しておきましょう。
パキラが根腐れする原因と対処法
肥料や水が多すぎたり、土の水捌けが悪かったりすると、根腐れが起こります。
文字通り根が腐り、水や養分を吸い上げられず、全体が弱ってしまうのです。
まだ葉が元気なうちに根腐れに気づいた場合は、とにかく土を乾燥させましょう。鉢受けにたまった水を捨て、風通しの良い場所へ移動させます。根腐れが進行しているようなら、挿し木を行うことで復活させることができます。
土が乾いてから「水を与える」「室内の光だけでなく日光を浴びさせる」などで、根腐れを予防できます。
パキラが葉焼け・変色する原因と対処法
葉が部分的に白く焼けるのが、葉焼けです。株には影響がありませんが、一度葉焼けを起こすと、その葉はもう元には戻りません。
葉焼けした葉は、切り落とし、明るくて日差しの柔らかい場所に移動させましょう。
また、日光が十分柔らかいのに、水を与えても葉が変色したままの場合は、根に問題があるかもしれません。
根詰まりや、根腐れなどが原因で、十分に栄養を吸収できなくなっているため、葉に元気がないのです。根詰まりしている場合は、植え替えを行い、根腐れなら、土を乾かして対処してください。
パキラに虫がつく原因と駆除方法
パキラはハダニという害虫により、栄養を吸われて光合成ができなくなることがあります。
ハダニは、湿度の高い場所が苦手な害虫です。
霧吹きで葉っぱに水を吹きかけ、手入れすることで、効果を得ることができます。それでもハダニの被害が治らない場合は、殺虫剤などを使用して、ハダニを除去しましょう。
また、カイガラムシと呼ばれる、小さなタニシのような虫にも注意しましょう。
樹液を吸い取り、株を枯らしてしまう害虫です。こちらの害虫にも、殺虫剤が有効です。
パキラに関するQ&A
最後に、パキラに関するよくある質問にお答えします。
100均でパキラを買ってもいい?
世話ができるか不安、初めて挑戦する、という場合は、100円のパキラに挑戦してみるのは、アリかもしれません。ただし、100均で売られているパキラの多くは、小さな鉢に入れられています。
このまま育てようとすると、根詰まりを起こしてしまい、大きく育つことができません。
しかし、100円均で売られている観葉植物は、全体的に丈夫な個体が多いことで知られています。植え替えさえ行えば、かなりの大きさにまで育てることが可能です。
実生のものを選ぶべき?
パキラの実生苗とは、挿し木ではなく、種から育てた苗のことです。根元から幹にかけて、全体が同じ太さの挿し木パキラとは異なり、根元にふくらみがあります。
実生のパキラは、挿し木のパキラよりも成長が早いことでも知られています。
しかし、どちらの場合も同じように育てることができます。
大きく育てたい場合や、どうしても実生がいい、というこだわりがある場合は、実生のものを選ぶのが良いかもしれません。
パキラの幹を太くするにはどうすれば良い?
パキラの幹を太くするときは、まずは基本的な生育環境を改善しましょう。水と肥料を十分に与え、植え替えを行い、ダメージとなる剪定を控えるということです。
日本の気候だと、パキラは冬に休眠期に入り、成長を止めてしまいます。
このため、原産地のようにすぐに幹を太くするのは難しいのです。気長に生育環境を整え、じっくり育てていきましょう。
もし、幹があまりに細くて折れそうな場合は、支柱などで支えてあげると良いでしょう。
まとめ
パキラは金運や仕事運を呼び込むとされる人気の観葉植物です。育てやすく寿命が長いことから、初心者にもおすすめの植物となっています。
また、プレミアガーデンでは高品質のパキラを販売しています。自分で育てるのはもちろん、プレゼント用にラッピングも可能です。商品の品質はもちろん、梱包や配送の仕方にも細心の注意を払っているため、無事に健康な状態でパキラをお届けできます。
パキラは育て方を間違えると枯れてしまう可能性もあるため、今回ご紹介した育て方のポイントを参考に育ててくださいね。