フィカス・ウンベラータの花言葉は「夫婦愛」風水効果についても紹介

観葉植物としても人気なフィカス・ウンベラータ。青々としたハート型の大きな葉が特徴です。

そんなフィカス・ウンベラータの花言葉をご存じですか?

フィカス・ウンベラータには素敵な花言葉が多数つけられており、贈りものにも最適な観葉植物です。

この記事では、フィカス・ウンベラータの花言葉をはじめ、風水効果や育て方などを詳しくご紹介します。

フィカス・ウンベラータの花言葉

フィカス・ウンベラータには以下の3つの花言葉がつけられています。

  • 夫婦愛
  • すこやか
  • 永久の幸せ

それではさっそく、フィカス・ウンベラータの花言葉について見ていきましょう。

夫婦愛

まずは「夫婦愛」という花言葉です。

フィカス・ウンベラータはハート型の葉なので、このことから「夫婦愛」や「永久の幸せ」という花言葉がつけられたのでしょう。

金婚式や銀婚式など、結婚記念日の贈りものにお悩みの方は、フィカス・ウンベラータを贈ってみるのはいかがでしょうか。爽やかで美しいフィカス・ウンベラータは、家庭を明るくしてくれるはずです。

永久の幸せ

前述しましたが、フィカス・ウンベラータはハート型の葉であることから「永久の幸せ」という花言葉がつけられたようです。こちらも素敵な花言葉ですね。

「幸せ」や「幸福」という花言葉を持っているお花はたくさんありますが、幸せを願って観葉植物を贈りたい時にはフィカス・ウンベラータが最適です。

結婚祝い、引越し祝い、新築祝いなどに、相手の永久の幸せを願って贈ってみてはいかがでしょうか。

「幸せ」や「幸福」という花言葉の花を贈りたいとお考えの方は、こちらの記事もご覧ください。

「幸福」「幸せ」という花言葉をもつ花一覧

すこやか

最後に「すこやか」という花言葉です。フィカス・ウンベラータは初心者でも比較的育てやすい観葉植物です。ぐんぐんとすこやかに生長する姿から、この花言葉がつけられたのでしょうか。

この花言葉に想いを込めて、出産祝いに贈るのもおすすめです。観葉植物は大きめの贈りものになるので、贈る際は事前に必ず確認しましょう。また、産後のお母さんや赤ちゃんはなかなか体調が安定しづらいため、贈るタイミングなどにも気をつけてくださいね。

フィカス・ウンベラータの基本情報

花言葉についてわかったところで、次はフィカス ウンベラータの基本情報について見ていきましょう。

植物名 フィカス・ウンベラータ
学名 Ficus umbellata
科名 クワ科
属名 フィカス属
原産地 熱帯アフリカ
耐寒性 弱い
耐暑性 強い
耐陰性 普通

熱帯アフリカ原産なので耐暑性は強いですが、耐寒性は弱いです。冬の寒い季節は窓際や玄関などではなく部屋の中心の方に置き場所を移動させるなどして対策しましょう。

フィカス・ウンベラータの特徴

フィカス・ウンベラータの特徴は、やはりなんといってもハート型の大きな葉ではないでしょうか。ゴムの木の仲間ですが、ゴムの木と比べると葉は薄く、色も明るい緑色です。葉の形は幅広で、葉脈がくっきりしています。

また、「ウンベラータ(umbellata)」の名前の由来は、ラテン語の「umbella(日傘)」からきています。大きな葉をつけるフィカス・ウンベラータは、日傘のように人々を日差しから守ってきたのでしょう。

このように、インテリア性も高いフィカス・ウンベラータは、贈りものやお部屋を彩るのに人気の観葉植物です。

生長は比較的早く、前述したように初心者でも育てやすいのも魅力でしょう。

フィカス・ウンベラータの風水効果とは

風水面から見ると、観葉植物には気分を高揚させる「陽の気」、気持ちを穏やかにリラックスさせる「陰の気」があるのをご存じですか?

これは葉の形によって異なり、丸みを帯びた葉は「陰の気」があるとされます。

フィカス・ウンベラータは丸みを帯びた葉の形なので、気を調和させ、リラックス効果を期待できるでしょう。

また、ハート型の葉を持つフィカス・ウンベラータは、恋愛運アップの効果もあると言われています。

ここからは、 フィカス・ウンベラータによる「恋愛運」「出会い運」「リラックス効果」について詳しく見ていきましょう。

恋愛運アップ

フィカス・ウンベラータは丸みを帯びた葉の形なので、人間関係を調和する力があるとされています。人間関係を調和することによって、恋愛運や出会い運アップにつながるでしょう。

「夫婦愛」という花言葉を持つフィカス・ウンベラータは、既に結婚されている夫婦に贈ることもあるはずです。そのような場合は、より良好な関係に導いてくれるでしょう。

出会い運アップ

前述したように、フィカス・ウンベラータは人間関係を調和させるため、人との恋愛や「出会い運」にも効果があるようです。

「なんだか最近、恋愛も仕事も上手くいかない……」なんてお悩みの方は、フィカス・ウンベラータをお家に迎えてみませんか?

リラックス効果アップ

植物を見ているとリラックスしますよね。風水面でも、丸みを帯びた葉は気持ちをリラックスさせる「陰の気」があると言われています。

フィカス・ウンベラータをお部屋に飾ることで、自然の癒しや安らぎを感じ、ストレス軽減やリラックス効果につながるでしょう。

また、風水面以外でも、フィカス・ウンベラータが酸素を生産し、空気中の二酸化炭素を吸収することによって、室内の空気を浄化する効果も期待できます。

フィカス・ウンベラータのおすすめの置き場所

フィカス・ウンベラータの風水効果についてわかったところで、次におすすめの置き場所について見ていきましょう。

風水面から見ると、恋愛運アップなら南・南東・西がおすすめですよ。

また、風水効果を意識するなら日々のお世話も欠かせません。枯れた植物は風水面では悪い気を発するとされています。枯れた葉などは剪定して取り除き、もし枯らせてしまった場合は早めに処分しましょう。

枯れないように日々の水やりは欠かさず、葉にホコリが付かないように、たまに優しく拭いてあげてくださいね。

玄関

玄関は1日の始まり、1日の終わりに使う場所ですよね。そんな玄関にフィカス・ウンベラータを置くことで、運気がアップして気持ちの良い1日を送れるはずです。

また、さまざまな運気アップ効果があるフィカス・ウンベラータを玄関に置くことで、良い気を家の中へ迎えやすくなります。玄関に置くことで、悪い気が家の中に入るのを防ぐ効果も期待できるでしょう。

寝室

寝室は1日の疲れを癒す場所です。

これまでもご紹介してきたように、フィカス・ウンベラータのような丸みを帯びた葉はリラックス効果があります。

夫婦の寝室にフィカス・ウンベラータを置けば、疲れを癒し、お互いの関係性も深めてくれるでしょう。

植物には空気清浄効果や加湿効果もあるので、寝室に置けばよりリラックス効果を感じることができそうですね。

 

寝室に観葉植物を置きたいとお考えの方は、こちらの記事もご覧ください。

寝室の風水に効果的な観葉植物10選。選び方や注意点も紹介

リビング

リビングは食事をしたりくつろいだりと、家族が集う部屋ですよね。人間関係を調和する力があるとされるフィカス・ウンベラータは、リビングに置くことで家族をリラックスさせ、良い関係を深める手助けをしてくれるでしょう。

上記でご紹介した玄関、寝室に比べ、リビングは日当たりが良いことも多いです。どこに置こうか迷った時は、まずはリビングの日当たりの良い場所に置いてみましょう。

おすすめのウンベラータ・フィカス属の種類

フィカス・ウンベラータをはじめ、フィカス属はとても種類が豊富。フィカス属はどの種類も美しい葉を持っており、葉の形や葉のつき方などもさまざまです。

ここでは、フィカス属の中から人気の高い種類を5種類ご紹介します。

  • フィカス・ベンジャミン
  • フィカス・ベンジャミン・バロック
  • フィカス・アルテシマ
  • フィカス・スウィートハート
  • フィカス・ミクロカルパ(ガジュマル)

それぞれの特徴を見ていきましょう。

フィカス・ベンジャミン

フィカス・ベンジャミンは、和名はシダレガジュマルとも呼ばれる観葉植物です。

和名の通り、ガジュマルによく似た光沢のある葉を持っています。葉は小ぶりですが、たくさん生えるのでボリュームがあり、モコモコと生長していきますよ。葉には白や黄色の斑が入っているものや、斑なしのものもあります。

幹は三つ編みなどにねじられたものもよく販売されており、観賞用としてとても人気の高い種類です。

フィカス・ベンジャミン・バロック

フィカス・ベンジャミン・バロックは、クルッとカールした葉が特徴の観葉植物。

個性的で可愛らしい見た目が人気で、家のシンボルツリーとして選ぶ方も多いです。

フィカス・ウンベラータと同じ「夫婦愛」という花言葉に加え、「信頼」「融通の利く仲間」「家族の絆」という花言葉もあります。

可愛らしい見た目と素敵な花言葉から、贈りものにも最適な観葉植物です。

フィカス・アルテシマ

フィカス・アルテシマは明るいグリーンの葉が美しく、黄色の斑入りのものもあります。

原産地はインドや東南アジアなどの熱帯地方で、自生地ではとても大きく生長します。「フィカス・アルテシマ」という名前も、ラテン語で「アルテシマ=最も背が高い」ということから由来しています。

鉢植えでも大きく育てることができるので、インテリアにも最適ですよ。

フィカス・スウィートハート

フィカス・スウィートハートは、フィカス属の中でもわりと新しい品種です。

葉はフィカス属の中では小さめのハート型で、濃い緑色に乳白色の斑が入っています。

サイズも小さめのものが多いので、卓上に置きたい、棚の上に飾りたい、そんなに大きな観葉植物は置く場所がない……という方におすすめです。贈りものとしても贈りやすいサイズ感ですね。

フィカス・ミクロカルパ(ガジュマル)

100均一やホームセンターでもよく見かけるガジュマルも、実は​​フィカス属の観葉植物です。ガジュマルは和名で、英名はフィカス・ミクロカルパと言います。

太い幹(気根)が特徴で、葉は光沢感のある濃い緑色をしています。太い幹はさまざまな形があり、個性的な見た目はインテリア性も高いです。

大きく育てることも可能ですが小さな株で売られていることが多いので、前述したフィカス・スウィートハートと同じように卓上に飾りたい方などにもおすすめですよ。

日本では幸運の木とも呼ばれるので、相手の幸せを願ってプレゼントするのも素敵ですね。

フィカス・ウンベラータの育て方

最後に、フィカス・ウンベラータの育て方を見ていきましょう。

上記ではフィカス属のさまざまな種類についてご紹介しましたが、同じフィカス属なので育て方や育てる際の注意点などは同じです。

暑さには強いですが寒さは苦手なので、冬は特に気にかけてあげましょう。

用土・肥料

フィカス・ウンベラータは高温多湿を好むので、気温と湿度が高い日本でも育てやすいです。

しかし、水はけの悪い土を使うと根腐れなどのトラブルが起こりやすいので、水はけの良い土を使いましょう。

観葉植物用の土を購入するのも良いですし、自分でブレンドする場合は、水はけの良い赤玉土などの基本用土を7割、腐葉土などを3割を目安にブレンドするのがおすすめです。

肥料は与えなくても元気に育ちますが、早く生長させたい方は与えるのも良いでしょう。肥料を与える際は、春から秋ごろの生長期に与えてください。

置き場所

フィカス・ウンベラータは日光が大好きです。しかし、日本の日差しは強すぎるため、直射日光は当たらないようにしましょう。フィカス・ウンベラータの美しい葉が葉焼けしてしまう原因となります。葉焼けした葉は元に戻すことはできないので、万が一葉焼けしてしまった場合は切り落としてしまいましょう。

室内で育てる場合は、レースのカーテンごしの明るい日陰がおすすめです。また、風通しが悪いと根腐れや害虫が発生する原因にもなるので、風通しが良い場所であることも意識してください。

水やり

フィカス・ウンベラータは、土が乾いたらたっぷりと水やりをします。鉢底から水が流れ出るくらいたっぷりと与えてください。

また、フィカス・ウンベラータの大きな葉はホコリなどの汚れが溜まりやすいので葉水も与えましょう。

フィカス・ウンベラータは、ハダニ、アブラムシ、カイガラムシなどが発生しやすいです。葉水を与えることで、このような病害虫の発生を予防することも可能です。

植え付け・植え替え

フィカス・ウンベラータは初心者でも育てやすく、ぐんぐんとよく生長します。そのため、植え替えをしないでいると根詰まりを起こしてしまうことも。1~2年に1度を目安に、1回り大きい鉢に植え替えましょう。傷んだ根や土は取り除き、水はけの良い土を使って植え替えてください。また、植え付け、植え替えの時期はフィカス・ウンベラータ生長期である春から秋ごろ(5〜6月)がおすすめです。

剪定

フィカス・ウンベラータの美しい葉はあまり剪定したくないと思う方も多いと思いますが、古くなって葉の色が悪くなってきた葉や邪魔な葉は剪定しましょう。

定期的に適度な剪定をすることで、病害虫の被害にあいにくくなり、樹形も美しく自分好みに仕立てることができます。

また、剪定はフィカス・ウンベラータの生長期である春から秋ごろ(5〜6月)の間に行いましょう。

また、フィカス・ウンベラータをはじめフィカス属の茎や葉を切ると樹液がでます。この駅は毒性があり、触れると手がかぶれてしまうことも。ゴム手袋などを着用して作業することをおすすめします。

猫や犬などのペットを飼っている家庭の場合は、樹液が動物の口に入ったり触れたりすることで健康被害を引き起こす可能性もあるため注意してください。

夏の管理方法

フィカス・ウンベラータは熱帯アフリカ原産のため、耐暑性が強いです。

しかし、直射日光に当たると葉焼けするので、上記でご紹介したようにレースのカーテンごしの明るい日陰に置いてください。

屋外で育てている場合は気温が40℃以上になると傷んでしまう可能性もあるため。日陰や室内に移動させるなど対処しましょう。

夏は気温が高いので、昼間に水を与えると土の中の温度が高くなり根が痛む可能性もあります。早朝や夕方、夜などの涼しい時間帯にたっぷりと水やりをしましょう。

増やし方

フィカス・ウンベラータを増やしたい時は、挿し木や取り木がおすすめですよ。

挿し木は、枝を切り取って水や土に挿して発根させる方法です。

取り木は、まず枝の皮を剥ぎ、その周りを濡らしたミズゴケなどで巻いて発根するまで待ち、発根したら切り取って土に植える方法となっています。

挿し木や取り木のタイミングは、フィカス・ウンベラータの生長期である春から秋ごろ(5〜6月)に行うことで成功しやすくなるでしょう。

まとめ

この記事では、フィカス・ウンベラータの花言葉や風水効果、育て方などをご紹介しました。

フィカス・ウンベラータには「夫婦愛」「すこやか」「永久の幸せ」という素敵な花言葉がついていましたね。初心者でも育てやすいフィカス・ウンベラータは、自宅のインテリアにはもちろん、贈りものにもおすすめです。

結婚記念日の贈りものや出産祝いなど、相手の幸せを願ってフィカス・ウンベラータを贈ってみてはいかがでしょうか。

大切なあの人にお花を送ってみませんか?