インテリアグリーンに最適なフィカス・アルテシマの特徴を紹介

家の雰囲気をおしゃれにしてくれる観葉植物「フィカス アルテシマ」を飾りたいと考えるからも多いでしょう。

しかし、植物ですのでお世話が必要なため、一人で調べたりしながらお世話をするのは大変そう…と悩む方も多いのではないでしょうか。

この記事ではフィカス アルテシマについて特徴から育て方、インテリアとしての飾り方まで詳しく解説していきます。

 

フィカス アルテシマの特徴

植物名 フィカス・アルテシーマ(フィカス・アルテシマ)
英名 Ficus altissima
和名 フィカスアルテシマ
原産地 インドタイミャンマー東南アジア
学名 Ficus altissima
科名 クワ科
属名 フィカス属
園芸分類 観葉植物
草丈・樹高 3M
耐寒性・耐暑性 弱い/強い

フィカス アルテシマは葉の周りを明るめな黄色が縁取られているのが印象的な観葉植物です。

花屋によってはフィカスアルテシーマと呼ばれることもあります。

葉が特徴的でかわいいことからインテリアとして人気がある観葉植物です。

インドなどの熱帯地域が原産ということもあり、非常に日光を好み、耐暑性に強い植物でもあります。

 

フィカス アルテシマの風水効果

フィカス アルテシマの風水効果は「金運UP」です。

丸い葉が掌に見えることからお金が溜まる、といわれていて、家の「財位」に置くと効果的といわれています。

 

「財位」とは玄関や部屋の入口から対角線上の角のことです。また、葉に埃が付いていると運気が下がってしまうので注意が必要です。

 

花言葉は「永遠の幸福」になっています。

フィカスアルテシマは丈夫で強いゴムの木の仲間です。そんな生命力豊かなこの木は、贈り物に最適な木として知られ結婚祝いに贈るといいとされています。

 

フィカス(ゴムの木)の種類

ここではフィカス・アルテシマのほかに人気の種類を紹介します。

 

フィカス・ベンジャミン

1つ目の人気な種類は「フィカス・ベンジャミン」です。

黄緑色から緑色へと成長するベンジャミンは葉のコントラストが非常に美しく、インテリアとして昔から人気がある種類です。

インドやネパールなどの原産地では「聖木」として知られています。下向きに伸びる葉なのでリラックス効果がある植物です。

 

フィカス・ウンベラータ

2つ目の人気な種類は「フィカス・ウンベラータ」です。

葉の形がハート型をしているので人気な種類です。

雑誌やテレビなどで見かけたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

寒さに若干弱い種類ですが、ハート型の葉はとても人気があり、かわいい観葉植物をお探しの方はぜひチャレンジしてみてはいかがでしょう。

 

 フィカス アルテシマを枯れさせない育て方の基本

ここからはフィカス アルテシマの基本的な育て方をご紹介していきます。

よく観葉植物は普通の植物と違って、お世話があまり必要ないいいますが、少しのことで枯れてしまうケースもあります。

なので、そんな残念な結果にならないために、ぜひご参考にしながら育ててみてください。

 

置き場所

アルテシマの置き場所についてです。

耐陰性が少しある植物なのでそこまで日陰に神経質にならなくても問題ありませんが、お日様に当てた方がよく成長します。

なので屋外の日当たりのいい場所か、カーテン越しの明るめな日陰が最適です。

日光をしっかり当ててあげるのが重要なポイントになってきますので覚えておくといいでしょう。

 

また、エアコンの風に弱く、最悪木が枯れてしまいますので、エアコンの風が当たらないようにしてあげましょう。

 

アルテシマは耐寒性が弱い植物なので冬の管理には注意が必要です。

最低気温5℃以下になると成長が止まることがあるので、冬の寒い時期は上手に丁寧に対処してあげましょう。

 

水やり方法

植物にとって日当たりの次に大事なのが水やりです。基本的な水のやり方をマスターしましょう。

夏の暑い時期に気を付けたいことは、土の乾燥です。

土が乾燥するのは、アルテシマにとってよくないので、土の乾燥具合を見ながら一日1回を目安に水やりをしてください。

この時に受皿の水を捨てるのを忘れないようにしましょう。

葉は濡れた布で拭くか霧吹きを葉の裏表にしっかりかけましょう。

この時に、霧吹きで葉に水を与える葉水をすると害虫予防にもなるのでおすすめです。

 

冬は成長が弱くなりますし、水やりのしすぎは根腐れを起こします。

なので成長が弱まってきたら、一週間に1~2回に減らして様子をみましょう。

また、冬といえど土が乾燥するのはよくないので、土が乾燥してきたら水やりをする、というのを目安にしてください。

 

植え替えと剪定

アルテシマを早速飾ってみたはいいものの、成長して段々と見栄えが悪くなってきます。

そうなると素敵なインテリアとしての魅力も半減してしまいます。

そこで大事になってくるのが、剪定と植え替えの作業です。

 

剪定のコツ

剪定を行う時期ですが、冬は避けて4月~10月の暖かい日に行いましょう。

切り方としてはハサミで切るだけでシンプルです。

 

あまりに葉が繁っていると日当たりが悪い葉が出てきてしまうので、その部分を切ったり、傷んでいるような葉を切ります。

この時に注意してほしいのが、小さい突起部分は切らないことです。小さな突起は新芽が出てくるのでそこは避けましょう。

 

またアルテシマの様なゴムの木は樹液が人体によくないものです。

人によってはかぶれてしまうので、必ずゴム手袋や園芸用の手袋をはめてから剪定するようにしてください。

 

植え替えのコツ

植え替えの目安はアルテシマが鉢いっぱいになってきたらにしましょう。

そのまま放っておくと根詰まりを起こしてしまいます。

 

植え替えの時期としてはアルテシマの生長期である5月~7月がベストです。が、そこまで神経質にならずに暖かい日を選んで作業をしてもいいです。

1年に1回、植え替えをしてあげるのがしっかり成長させるためのポイントです。

 

植え替えのやり方は難しくありません。

鉢からアルテシマを抜き、優しくほぐしてあげます。ほぐして土を落としましょう。

次に傷んでいるような根を思い切ってハサミで切り落とします。

そうしましたら、新しい鉢に新しい土を入れてアルテシマを植えたら完了です。

 

害虫や病気に注意!

丈夫なフィカス アルテシマですが、場合によっては害虫が湧いたり病気になってしまったりします。

 

害虫対策

アルテシマによく湧く主な害虫はハダニです。

水やりすぎたり、乾燥しすぎると発生し、主に

夏から秋にかけて湧いてくることが多いです。

しかし、ハダニは水に弱いため、霧吹きで葉に水をかけて拭き取れば問題ありません。

その後に殺虫剤を撒いてあげましょう。

こまめに葉を拭いて風通し良くすることが大切なので注意しましょう。

病気対策

アルテシマがよくかかる主な病気は、斑点病、褐斑病です。

これらの病気の原因は細菌の繁殖やカビです。そのこともあってか梅雨の時期に発生することが多いため注意しましょう。

斑点ができ、時には葉の裏がカビていることもあるのでチェックが必要です。

主な病気の原因は高温多湿な空間が原因です。

もし病気にかかってしまったら、早めに患部を切って焼却処分しましょう。

予防法としては、日当たりのいい場所に置いて、風通し良くしておくことが挙げられます。

 

フィカスアルテシマのお手入れのワンポイントアドバイス

ここまでフィカス・アルテシマの基本的な育て方について基本をご紹介してきました。

ここからは、もう1ランク上を目指したい方に向けて、お手入れのポイントを紹介していきます。

 

冬の冷気に注意!

フィカス・アルテシマはインドなどの熱帯地域が原産の熱帯植物です。

そのため、寒さが苦手な植物ですので冬のお手入れには細心の注意を払うことが大切になります。

 

日本の冬はアルテシマにとって寒すぎる気候なので、室内に入れ保管するようにしましょう。

冬に限らず、肌寒くなってくる季節から室内に入れておくことが大切です。

アルテシマは気温5℃以下になると弱り、成長が止まります。

暖かい日は窓際などの日があたる所に置いて日光浴をさせてあげるのもコツです。

 

土は乾燥させすぎたり、逆に水やりをしすぎると根腐れを起こす原因になるので、水は1週間に1回を目安にあげるようにしましょう。

葉は乾燥しすぎても良くないので、適度に霧吹きなどで水を与えてください。

 

曲木で幹をアレンジ!

普通のアルテシマに見慣れてきたら、ぜひ曲木で幹を曲げてアレンジを楽しんでみてください。

一見難しそうに見える曲木ですが、フィカス・アルテシマの曲木は意外と簡単なのでチャレンジしてみましょう。

 

小さなアルテシマならば幹が柔らかいので手で曲げられます。

一回で曲げようとせずに様子をみながら、少しずつ曲げることがコツです。

 

また大きめのアルテシマの場合はワイヤーを使った曲木にチャレンジしましょう。

まずはガーデニング用の細いワイヤーを用意します。

そして自分がしたい角度を決めて、弓の形になるように曲げて下方向でワイヤーを結ぶだけで完了です。

 

また支柱と紐を使う方法もあります。

まず、幹を曲げられる長さにまで成長したものを用意します。支柱とビニール紐を使って、幹を曲げるだけなので、こちらもおすすめの方法です。

 

肥料のあげ方に注意!

フィカス・アルテシマの肥料のあげ方で大事なことは時期と量を適切にすることです。

 

まず時期ですが、アルテシマの生長期である5月~9月に行うのがおすすめです。

ほかの観葉植物も同じなので覚えておいて損はないでしょう。

緩効性の肥料ならば、一か月に一回置き肥をしてあげます。液肥ならば、10日に一回で大丈夫です。

 

また成長が弱くなったり止まったりする冬に肥料必要ないため、日光をたっぷり当ててあげましょう。

 

フィカスアルテシマを増やすには挿し木がおすすめ

アルテシマを増やしたい場合は挿し木がおすすめです。

挿し木で簡単に増やすことができますし、成長が早い植物なので、挿し木でもぐんぐん成長します。

 

生長期の5月~7月の間に挿し木を行うのがおすすめです。この頃の方が成長が早いですよ。

 

用意するものはよく切れるハサミのほかに、ゴム手袋やガーデニング用の手袋を用意します。

アルテシマを切ると出てくる白い樹液は人の皮膚には良くなく、時にはかぶれるため注意が必要です。

 

まずは葉を3枚くらい残して枝から10cmくらいの所をカットします。

この時にナナメに切るのがポイントです。その後、水に一時間位漬けておきます。

新しい鉢を用意し、そこに土を入れ、さっき切った枝を挿せば完了です。

土に挿す際は枝の切り口を傷つけないために指で穴をあけてから枝を挿すようにしましょう。

そのあとは室内で日が当たる窓辺に置き、土が乾いてきたら水やりをするようにすれば完璧です。

 

フィカスアルテシマをインテリアとしておしゃれに飾ろう

ここからはインテリアとして飾る際のポイントをご紹介していきます。

このフィカス・アルテシマに始まり、観葉植物はインテリアとして非常に有名です。

そんなアルテシマをもっと素敵なインテリアにするための方法を紹介していきます。

 

プレゼントとして渡す場合

アルテシマの花言葉を覚えていらっしゃるでしょうか?

「永遠の幸福」です。

 

そんな素敵な意味が込められているアルテシマをインテリアとしてプレゼントしてみてはいかがでしょうか?

特にプレゼントとしておすすめなのが、2人で新しい生活を始めるカップルです。

実際に結婚祝いとして人気が高いです。

 

素敵な花言葉の意味を一緒に伝えてプレゼントすることで、贈られた方もきっと喜んでいただけるでしょう。また、丈夫な木なので育てやすく、プレゼントに最適です。

 

インテリアとして飾っておしゃれ空間に

小さいフィカス・アルテシマは窓辺やテーブルに飾るのに適しています。

存在感があるアルテシマはリビングに置くだけでそこに集まった家族全員が温かい気持ちになれます。

緑のある空間はリラックス効果が高いと昔からいわれており、実際カウンセラーや病院でも必ずといっていいほど置いてあるものなので、ぜひ置いてみてください。

 

また、大きいアルテシマは玄関に置くと素敵なインテリアに早変わりします。

玄関なら、日当たりもいいですし、屋外・屋内への出し入れも楽に行うことができるので便利です。

お客さんが来ても、存在感があるアルテシマが目につきますし、なにより玄関自体が華やかになることは決して悪いことではありません。

 

素敵なオフィスに早変わり

また、自分の家だけではなく、オフィスに置くのもおすすめです。

どうしても殺風景になりがちなオフィスにアルテシマを置くことで、一気に華やかな空間へと早変わりします。

小さいサイズを置くだけでもかわいいですし、大きいサイズのものを置くのも立派でいいでしょう。

また、縁起の良いアルテシマは金運UPの植物といわれているため、お金を生むオフィスに金運UPのアルテシマを置くのはとてもおすすめです。

オフィスに置く際には、「財位」に置く、というのを忘れてはいけないポイントです。

 

フィカスアルテシマに関するよくある疑問

素敵なインテリアとして紹介したフィカス・アルテシマですが、ここでアルテシマを育てるにあたって色々な疑問が湧いてくると思います。

観葉植物を初めて育てる人ならなおさら次々と疑問が湧いてくるでしょう。

ここではフィカス・アルテシマに関するよくある疑問を答えながら紹介していきます。

 

寿命は長いですか?

フィカスの寿命は適切に管理すれば15年、地植えの場合は50年以上といわれています。

ただし、25年から30年経つと樹液が出なくなるケースが多いです。

また、アルテシマは丈夫で育てやすい木なので、枯れる心配もあまりないですよ。

しかし、日照不足や根腐れから枯れてしまうこともあるため、大切に育ててあげましょう。

また、ストレスや害虫、病気などのトラブルに上手に対応してあげることでずっと成長していきます。

 

大きくなりすぎた場合はどうすればいいですか?

剪定をしましょう。

その時に切れやすいハサミと、白い樹液から体を守るためのガーデニング用の手袋を用意してから行ってください。

暖かい季節を選んだり、冬の間でも暖かい日を選んで作業することをおすすめします。

 

また、取り木という方法もおすすめです。

まずは取り木する部分の木の皮を剥ぎます。

カッターを使えば簡単に剥がせるので使ってみてください。

その後、適度に濡らしたミズゴケを巻いた後にビニールを被せます。乾燥させないためです。

2週間に一回くらいの頻度でビニールを外してミズゴケに水やりをします。

しばらくするとミズゴケかに根が生えているようになるので、切り取り、鉢に植えてあげれば完成です。

 

値段相場はいくらですか?

アルテシマの値段相場は実に様々です。

というもの、アルテシマはサイズのほかにも曲木でアレンジされているものあるためです。

そのほかにも鉢自体のサイズで値段が変わってくるものがあるので購入する際には注意して見ることが大切です。

8号位のサイズのものはおおよそ90cm~110cmの高さになります。

このくらいのサイズは開業祝いにぴったりなサイズになっています。

7,000円~8,000円の値段相場になります。

 

ちょっとしたプレゼントや窓辺に飾るのにぴったりな6号くらいのものですと、おおよそ5,000円程度です。

存在感がある10号位のものですと、15,000円程度となります。高さは140cm~180cmです。

 

またどの位のサイズを買うのがいいか迷っている方におすすめなのが、レンタルを利用することです。

実際に試せるので初心者の方でインテリアに使いたい人には最適な方法だと思います。

レンタルの値段相場は、100cm位のものですと月額2,000円程度、150cm~180cmですと月額3,000円程度になります。

 

フィカスアルテシマの商品紹介

観葉植物としてそして、インテリアグリーンとして人気が高いフィカス・アルテシマ。

そんなフィカス・アルテシマは金運UPできる木として知られ、また「永遠の幸福」というおめでたい木であることも分かりました。

また、「陽」の木でもあることから飾ってあるだけで活発的になるともいわれています。

そんなフィカス・アルテシマをぜひインテリアとして、またプレゼント用として、活用してみてくださいね。

 

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まとめ

今回はインテリアとしても人気が高い、フィカスアルテシマについてご紹介してきました。

育てやすさや、曲木のやりやすさなどから、管理も楽しみやすいため、初めてグリーンをお部屋に飾る方にも最適な観葉植物です。

ぜひこの機会に、フィカスアルテシマをお手元で育ててみてはいかがでしょうか。

 

 

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