ミルクブッシュの特徴|育て方から飾り方まで徹底解説

ミルクブッシュは、熱帯アフリカや南アフリカ出身の観葉植物で、日本国内でも人気の高い観葉植物です。

この記事ではミルクブッシュについて、育て方から、インテリアとして飾るときのコツ、値段相場までわかりやすく解説していきます。

ミルクブッシュにご興味をお持ちの方はぜひ、ご参考にしてください。

 

ミルクブッシュの特徴

植物名 ミルクブッシュ
英名・和名 ミルクブッシュ・アオサンゴ
原産地 熱帯アフリカ・南アフリカ
学名 Euphorbia tirucalli
科名・属名 トウダイグサ科・トウダイグサ属(ユールフォビア属)
園芸分類 観葉植物・多肉植物・熱帯植物
草丈・樹高 10~220cm
耐寒性・耐暑性 弱い/強い

ミルクブッシュは、熱帯アフリカや南アフリカに分布しているユーフォルビアの一種です。

その見た目はサンゴによく似ているため、日本ではアオサンゴと呼ばれています。

 

葉や茎が細長いのですが、その切り口からはミルク色の樹液が滲み出てきます。その様子が、ミルクブッシュの名前の由来ともいわれています。

ただし、この樹液は毒性があるため、皮膚に付けくのはもちろん、目や口に入らないように気を付けなければいけません。

ミルクブッシュのお手入れをするときは、手袋を着用しましょう。

 

また、ミルクブッシュは乾燥地帯に生息しており、繁殖力が強く分枝も盛んです。成長すると約2mほどになり、より樹木らしくなります。

暖かい地方出身の植物であるため、日光と気温は大切です。

気温が5度以下になる冬には必ず室内に入れてあげましょう。その際は、日当たりの良い窓際がおすすめです。

 

ミルクブッシュの風水効果

ミルクブッシュは見た目は青々と緑が茂っていますが、小さな花が咲くため、しっかりした花言葉があります。

ミルクブッシュの花言葉は「穏やかな性格」です。暖かさや、優しさを感じる言葉なので、自宅で飾るだけでなく、贈り物にも良いかもしれません。

ミルクブッシュはお家の北や東に飾ると金運アップ効果があるといわれています。

ただし、ミルクブッシュは太陽を好む植物であるため、日陰や窓のないトイレなどに飾るのは避けたほうが良いでしょう。

 

ミルクブッシュの種類

ミルクブッシュで人気の種類の1つは枝葉の色が変わる種類です。

「イエローマジック」が代表的で、新芽から茎にかけて、橙~黄色に色づきます。

日光を浴びると色づきが良くなり、新芽が育ちきったら緑色になります。

赤く色づくものは「ファイヤースティック」。ピンクに色づくものは「ピンクカメレオン」という種類もあり、枝葉の色づいたミルクブッシュは、まさにサンゴのような姿に見え、インテリアにぴったりです。

もう1つは模様が違う種類で、「バリエガタ」といいます。こちらは枝に白や黄色のまだら模様が入った姿のミルクブッシュです。

 

ミルクブッシュを枯れさせない育て方の基本

ミルクブッシュの原産地は熱帯アフリカや南アフリカなので、暖かい場所を好みます。

春から夏の時期は外に置いておくと良いでしょう。

もし室内に置く場合は日当たりの良い場所に置いてあげましょう。

 

また多肉植物の仲間なので、水のやり過ぎには注意が必要です。

乾燥地帯を生きるミルクブッシュは基本的には手がかからないので、基本的な育て方を覚えましょう。

 

置き場所

置き場所は「日当たりの良い場所」が第一条件です。日陰でも育ちますが、元気には育ちません。

また日当たりは葉の色づきにも影響します。

しかし真夏の直射日光は強すぎるため、屋外で育てる場合、夏場は日陰に置いてあげましょう。

もしくは遮光ネットを使用することもおすすめです。

ミルクブッシュは低温には強くありません。秋から冬にかけては室内で育てたほうが良いでしょう。

目安は、肌寒くなった頃や気温が5度以下の頃ともいわれています。

天気予報で霜注意報が出たときなども室内に入れましょう。

日当たりの良い窓際に置くことがおすすめですが、日が暮れると窓際は気温が低いため、可能であれば室温の高い場所に移動してあげましょう。

 

水やり方法

ミルクブッシュは頻繁に水をあげる必要はありません。

多肉植物の仲間なので、その葉や茎に水分を蓄えています。

水をやりすぎると、根腐れをしてしまう可能性があるので気を付けましょう。

水やりのタイミングは、土が乾燥してきた頃が最適です。

極端な例をいえば、1か月に1度ほどでも大丈夫です。

 

もし葉が落ちている場合は、水やりの回数を増やしても良いでしょう。

春~夏の暖かい時期は水をたっぷりと、秋~冬の寒い時期には、土が乾燥してから数日後に水やりをしましょう。秋~冬は、あまり大量に水をあげる必要はありません。

 

また、水やりとは別に、1日に1回は葉に霧吹きで水をかけると良いでしょう。これには害虫予防や、葉の乾燥を防ぐ効果があります。

 

植え替えと剪定

根詰まりを防ぐためにミルクブッシュは植え替えが必要です。

しかし、ゆっくりと育つ植物なので、頻繁に植え替える必要はありません。

ミルクブッシュは必ずしも剪定する必要はありませんが、もし形が悪くなってきた場合は、手袋をして剪定しましょう。

手間いらずのミルクブッシュは、余裕のあるときにゆっくりとお手入れしてあげましょう。

 

剪定のコツ

ミルクブッシュを剪定するときには、樹液が素手に付着することを防ぐために手袋は必須です。

また、室内で剪定する場合は、ビニールなどを鉢の下に敷いておくと、樹液で床を汚すことがないのでおすすめです。

切る場所は大雑把に決めて構いません。弱っていたり、しわしわになっている枝や、形の悪いものを、切れ味の良い園芸鋏でザクザクと切りましょう。

切り口からは毒性のある樹液が零れ落ちてくるので、ゴミ袋に入れる前に、ペーパーなどで拭き取ると、より安全です。

切った後の枝は、数日後に節からポロポロと落ちていくので、その都度拾ってあげましょう。

 

植え替えのコツ

ミルクブッシュの植え替えの目安は、1~2年に1回か、鉢から根がはみ出してきた頃です。

その際はひと回りからふた回りほど大きい鉢を用意しましょう。

植え替えの時期は、ミルクブッシュに1番負担の少ない5~6月頃がおすすめです。

 

土が乾燥している日に鉢から取り出し、根から優しく土を落とします。

そのときに根腐れしている部分があれば剪定してあげましょう。

土は水はけの良いものがおすすめですが、多肉植物用の土だと、水はけが良すぎて逆効果なのでおすすめできません。

鉢底石をしっかりと敷いて、植え替えが終わったら水をあげましょう。

 

害虫や病気に注意!

ミルクブッシュは病害虫が付けきにくい植物ですが、風通しが悪かったり湿度が高い場合は害虫が付けくこともあります。

「カイガラムシ」「ハダニ」「アブラムシ」など、葉にくっついてミルクブッシュの樹液を吸引します。

これらは、放っておくと葉が枯れてしまうため、もし見つけたときは殺虫剤を使って駆除しましょう。

 

カイガラムシの成虫は殺虫剤が効かないこともあるので、そのときは歯ブラシで擦ると良いです。

 

アブラムシは「スス病」などのウイルスの媒介もするため、早めの対処が肝心です。

また「ナメクジ」、「バッタ」、「ダンゴムシ」は、葉や新芽を食害します。

外でミルクブッシュを育てる場合は、土に直接鉢を置かないようにすることが大切です。

 

ミルクブッシュのお手入れのワンポイントアドバイス

ミルクブッシュはお手入れが比較的簡単で、育てやすい観葉植物です。

種類によっては葉が色づき、目にも楽しめる植物です。

しかしいくつかの注意点もあります。1番気を付けるべきは樹液です。素手で触らないように気を付けて、ミルクブッシュを適切にお手入れしましょう。

 

乳液には毒性があるので注意!

ミルクブッシュの樹液は、白く濁ったミルクのような姿をしています。

もし素手で触れるとかぶれたり炎症を起こしたりしますので、付着した場合は必ず流水で洗い流します。

口や目に入ってしまった場合は刺激痛がするので、それも必ず洗い流します。

ミルクブッシュを剪定しているときなどに、樹液が付着した手袋で顔などを触ってはいけません。

 

樹液にはジテルペンエステルという成分が含まれているため、舐めるのはもってのほかですが、万が一、小さなお子様や小型のペットが舐めてしまった場合は致命的な症状を引き起こすかもしれません。

うっかり誤飲してしまうことがないよう、お子さんやペットの手の届かない位置に鉢を置きましょう。

また、もし誤飲してしまった場合は、念のため病院で診てもらうことも大切です。

 

育て方によって変わる紅葉具合を楽しもう!

ミルクブッシュは種類によって葉先が多様に色づきます。

ミルクブッシュのグラデーションは、冬場の寒さに触れた度合や、日光の当たり具合などでも変わります。

紅葉する「ファイヤースティック」などは、秋~冬にかけてその色が赤みを増します。

夏は緑一色なので、季節によって違う姿を楽しめるでしょう。

ミルクブッシュは日当たりが悪いと葉の色がくすんでしまうので、室内や日陰で育てている場合は、適度に日光に当ててあげることが大切です。

 

長く育てて木質化させよう!

ミルクブッシュは成長すると茎が木質化していきます。

枝葉が急に木質化するわけではなく、根本から順に木の幹のようになります。

木質化した幹は灰色になり硬くなります。木質化させるためには、長く育成することが必要です。

 

ミルクブッシュは育つと数mにもなるといわれています。そのためには、適切なお手入れはもちろん、適宜植え替えをして大きく育てることが必要です。

もともと生育スピードがゆっくりなミルクブッシュを木質化させるまで育てることは、かなり気の長い作業です。

大切に育てて、その成長を見届けましょう。

 

ミルクブッシュを増やすには挿し木がおすすめ

ミルクブッシュは挿木で簡単に増やすことができます。

剪定した際に切り落とした茎などを挿し木にすると良いでしょう。

挿木に適した時期は5~6月なので、ミルクブッシュの剪定に適した時期と被るのでちょうど良いです。

 

できれば10~15cmほどの長さほどで切ることがおすすめです。

植える際には、水を入れた容器に挿木を入れ、樹液が完全に流れ落ちてから土に植えるようにしましょう。

倒れてしまわないように支柱をしてあげ、発根したら鉢に植え替えましょう。

発根するまでは霧吹きで水を与える程度で大丈夫です。また、発根には1~1.5か月ほどの期間を要します。

またミルクブッシュは挿木だけでなく、株分けや葉挿しでも増やすことができます。この場合も挿木のやり方と同じように、樹液に注意することが大切です。

 

ミルクブッシュをインテリアとしておしゃれに飾ろう

サンゴのように緑の枝葉が密集するミルクブッシュは、白い壁によく映えます。

大きな鉢を壁に飾るのも良いですし、剪定して切り落とした枝を水差しに飾るのもおすすめです。

ミルクブッシュはアフリカ原産の植物ですが、和風にも洋風にもよく映える観葉植物です。

ここからは、ミクルブッシュを活かしたインテリアの実例をご紹介します。

 

「白」に映えるミルクブッシュ

ミルクブッシュの姿は「白」に良く合います。

何もない壁に、大きめのミルクブッシュの鉢を飾るだけで部屋の印象がぐっと明るくなります。

緑一色では物足りない方は、イエローマジックやファイヤースティックなどの、グラデーションに色づく種類のミルクブッシュがおすすめです。

また鉢も白い陶器に揃えると、ミルクブッシュの色合いが一層引き立ちます。

縦長になるように剪定しながら育てていくと、存在感のあるミルクブッシュが仕上がるでしょう。

小ぶりなミルクブッシュをおしゃれなポットスタンドで底上げして飾るのもおすすめです。

アイアン調のポットスタンドにすると、白背景が引き締まります。

また、ミルクブッシュに日光が当たったときの影が、白い壁に映る姿も素敵です。

 

水差しで涼しげな印象のミルクブッシュ

ミルクブッシュを水差しに活ける姿もおすすめです。

特に透明なグラスなどに活けると、涼しげな印象が演出できます。

小ぶりなミルクブッシュは、場所を選ばずにインテリアとして飾ることができるのでお手軽です。

鉢植えを育てることが荷が重い人にもおすすめです。

ミルクブッシュの枝は細長いため、水差しをする際の器も、細長いものが良いでしょう。

1本だけで挿すのも良いですし、複数の枝をまとめるとボリュームが出るので緑が映えます。

水差しで育てる場合は、藻が生えないように直射日光を避け、こまめに水を換えることが大切です。

また、ミルクブッシュを水差しで育てていると、次第に発根するので、根が長くなってきた場合は鉢に植え替えましょう。

 

ミルクブッシュのボリュームで部屋に見ごたえを演出

ミルクブッシュは枝葉が密集しておりボリュームのある姿をしています。

壁に1つだけ飾るのもインパクトがあって映えますが、たくさんの観葉植物の中に混ぜて飾るのもおすすめです。

葉の大きい観葉植物などの間に入れると、ちょうどいいバランスが取れます。

 

同じ背丈の観葉植物と合わせるのも良いですし、背の高いミルクブッシュを1つだけ混ぜるのも、アクセントとなっておすすめです。

統一感を目指すのではなく、敢えてバラバラにすることで、暖かみのある景色を演出できます。

その際は素焼きの鉢や、カラフルな鉢に植えると、よりポップな印象となって部屋の雰囲気が華やぎます。数種類のミルクブッシュを複数置くのもおすすめです。

 

ミルクブッシュに関するよくある疑問

ミルクブッシュのトラブルは、全体的に見て元気そうであれば問題ありません。

また、日光が不足すると徒長することがあるので、その際は日光に適度に当ててあげます。

ミルクブッシュの色が薄くなっていたり茶色くなっている場合も、日光が不足していることが原因である場合が多いです。

ミルクブッシュの様子を見て、適宜日光に当ててあげましょう。

 

元気がないときの対処方法はありますか?

ミルクブッシュの元気がないときには、まず日光に当てることが第一です。

ミルクブッシュは太陽を好む植物なので、長期日陰で育てることは避けましょう。

また、水やりの回数が多いことも、根腐れなどの原因に繋がります。

元気がないと、何かしらの対処をしたくなるため水やりの回数が多くなりがちですが、あえて水やりを絶って、ミルクブッシュの様子を見ましょう。

また、冬場などの気温の低い時期は肥料を与える必要もあまりありません。

 

リプサリスとの違いはなんですか

ミルクブッシュと似た植物で、リプサリスというものがあります。リプサリスもサボテンの仲間ですが、ミルクブッシュより日光が苦手で、水も多く欲します。

最大の違いは、樹液があるかどうかです。

枝を折って樹液がでなければリプサリスでしょう。

またリプサリスは吊り鉢で垂れた枝葉を楽しむことができますが、その姿はミルクブッシュが成長した姿ともよく似ています。

販売店でも名前を間違って売っていることがあるため、購入後は問題のなさそうな枝を少量折って、樹液の有無を確かめてみましょう。

 

ミルクブッシュの値段相場はいくらですか?

ミルクブッシュの値段は鉢の大きさによって変わりますが、小さいものであれば500円程度で購入できます。

大きいものは3,000円~8,000円ほどになり、背丈ほどの高さになると20,000円~30,000円になります。

大きいミルクブッシュを購入する際は、金額が大きくなってしまいますが、観葉植物はレンタルもできます。

植物の大きさと、お手入れの頻度によりますが、価格はひと月で2,000円~3,000円ほどで、購入するよりも安く済むことが多いです。

 

ミルクブッシュの商品紹介

ミルクブッシュはアフリカ原産の植物で、多肉植物の仲間なのでお手入れは簡単で、水やりも1か月に1回ほどで問題ありません。

ミルクブッシュの、細長い枝が集まる姿はサンゴにも似ているため、日本では「アオサンゴ」とも呼ばれています。

陸地のサンゴともいえる姿は、壁沿いに飾るとお部屋のアクセントにぴったりです。

また、ミルクブッシュは小さな花を咲かせます。

その花言葉は「穏やかな性格」です。優し気な花言葉を表すミルクブッシュは、贈り物や祝鉢にもおすすめです。

和洋問わず、お部屋のインテリアとして馴染む、育てやすい観葉植物です。

 

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まとめ

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