暑い夏でも飾れる!暑さに強い花12選!

 

気温が高くて蒸し暑い夏は、お花が傷みやすく、ぐったりしがちですよね。せっかく買った切り花も、すぐに萎れてしまっては勿体なく感じます。そんな夏には、暑さに強く長持ちしてくれるお花を選びましょう。今回は、暑い夏でも飾れる、暑さに強い長持ちするお花の種類や、より長くお花を元気に保つお手入れ方法などをご紹介します。

暑さに強く、長持ちする花12選!

夏の暑さにも負けず、咲き姿から元気をたくさんもらえる、長持ちして楽しませてくれる花を12種類選んでみました。夏らしさや涼しさを感じられる、季節に合った耐暑性のある花々をご紹介します。夏に強いお花をお求めの方は、ぜひ参考になさってくださいね。

ルリタマアザミ

ルリタマアザミはキク科の花です。色には青紫や白があります。瑠璃色のトゲのように尖った花が、丸く球状にまとまる姿と、ギザギザとした葉がアザミに似ていることが名前の由来です。別名でブルーボールとも呼ばれます。ユニークな姿には人気があり、ドライフラワーとしても楽しまれます。花を触ってもそれほど痛くはありませんが、葉の棘に触れると痛いです。その様子から「鋭敏」「傷つく心」「豊かな感情」の花言葉が付きました。

ベニバナ

ベニバナの花言葉は「特別な人」「装い」「包容力」です。「装い」は、ベニバナの花が化粧品や衣類などの染料になっているのが由来です。開花した当初は黄色ですが、徐々に紅色に変わっていき、オレンジの花色もあります。かつて最上川流域がベニバナの産地として栄えた歴史から、山形県では県花として親しまれる花です。一般的にベニバナというと「最上紅花(もがみべにばな)」のことを指します。

ヒメヒマワリ

ヒメヒマワリは、ヒマワリに似た小さな花が咲く姿から名付けられました。まっすぐ伸びた茎先に黄色い花が鮮やかに咲く様子も似ています。花言葉は「憧れ」「崇拝」「誘惑」です。別名「キクイモモドキ(菊芋擬き)」とも呼ばれる、キク科の一年草です。一重咲きや八重咲きもあり、数センチの小さな花から10センチほどになる花もあり、大きさもまちまちです。夏の花壇を元気いっぱいに彩ってくれるお花です。

スターチス

花言葉は「変わらぬ心」「途絶えぬ記憶」です。花色には紫やピンク、黄色などがあります。色のついた花びらに見える部分は、実は萼が発達したものです。本当の花は白く、中心にあり、萼に守られています。花が散った後も、萼が色美しく残る姿から、「変わらぬ心」「途絶えぬ記憶」の花言葉が添えられています。茎の広がりが多く、ボリュームのある花姿なので切り花でも人気があり、店頭では通年見かける花です。

センニチコウ

センニチコウは漢字で「千日紅」と書き、春から秋まで楽しめる花期の長さが名前の由来です。百日紅と書くサルスベリよりも花期が長いため、千日紅と呼ばれます。高温や乾燥などの環境に強いのも特徴です。赤やピンク、紫や白の花色があり、枯れても鮮やかな色が失われない様子から、「不朽」「色あせぬ愛」の花言葉があります。シロツメクサにも似た咲き姿で、先端に花が集まり、ひとつの花のように見える頭状花です。

デンファレ

ラン科のデンファレは「デンドロビウム・ファレノプシス」を略して呼ばれる名称です。花言葉は「お似合いのふたり」「魅惑」です。胡蝶蘭=ファレノプシスに似た花を咲かせるのが名前の由来です。艶やかな花姿から、「selfish beauty(わがままな美人)」の花言葉もあります。かなりの数の品種が存在し、花色も豊富です。小ぶりの花から豪華な大輪を咲かせるものまであります。花もちがいいエレガントな姿から、切り花やブーケなど多くの人に楽しまれている花です。

クルクマ

クルクマはショウガ科ウコン属で、薬用や食用では「ウコン」としてお馴染みの花です。原産地はタイで、英名ではヒンドゥー・リリーと呼ばれます。花言葉は「乙女の香り」「あなたの姿に酔いしれる」です。花姿はハスが連なっているようですが、花に見える鮮やかな部分は、葉が変化した苞というものです。苞に包まれて内側に花がひっそりと咲くので、「忍耐」の花言葉も添えられています。

アンスリウム

つややかなハート型の苞が南国を感じさせるアンスリウムは、サトイモ科の花です。苞の色には赤、ピンク、白などがあり、特に赤が人気です。赤い苞がうちわにも見えることから、和名では「大紅団扇(おおべにうちわ)」と呼ばれます。ハート型のアンスリウムは、ハワイでは「Heart of Hawaii」と呼ばれ、バレンタインに贈る花としても愛されます。葉にも光沢があり、鮮やかな苞の色と葉の対比を楽しめるトロピカルフラワーです。

ユリ

ユリにはさまざまな種類がありますが、全般としての花言葉には「純粋」「無垢」「威厳」があります。聖母マリアに捧げられた「マドンナリリー」が花言葉の由来です。品種が豊富に展開されているため、咲き方や花色、香りもそれぞれです。一輪挿しでも豪華な存在感を醸し出すため、切り花としても大変人気があります。華道やブライダル、ビジネスシーンでも人気のあるお花です。名前の由来は、大きな花が風に揺られる様子から呼ばれた「揺すり」が「ユリ」に変化したと言われています。

グラジオラス

グラジオラスの名前は、葉の形が尖っている様子から、ラテン語のgladius(剣)が語源となりました。ヨーロッパでは、忍んで会う恋人たちが、グラジオラスの花の数で密会時間を伝え合っていたと言われていることから、「密会」「用心」の花言葉が付いています。赤、ピンク、オレンジ、黄、紫など花色のカラーバリエーションが豊富です。すらっと伸びた茎から鮮やかな花がいくつも並び、一際目を惹く夏の花です。

アルストロメリア

花びらに斑状模様が入ったアルストロメリアは、南国ムード満点のお花です。花言葉は「エキゾチック」「未来への憧れ」です。花びらの縁と中心部分の色が違うものや、模様がない種類もあります。花の形がユリに似ているので、「百合水仙(ユリズイセン)」とも呼ばれます。涼しい地帯が原産地だったアルストロメリアは暑さに弱い花でしたが、今は品種改良が進み、暑さや寒さなどの温度変化にも強くなっています。

トルコキキョウ

キキョウの名が付くトルコキキョウは、実はリンドウ科の花です。花言葉には「優雅」「希望」「永遠の愛」があります。元々は一重咲きでしたが、品種改良によってバラに似た豪華な八重咲き、フリンジ咲きも生まれました。バラにも劣らない優雅な姿や、豊富な色のバリエーションから、ブーケでも大変人気の高い花です。花径が12センチにも及ぶ「レイナホワイト」という品種は、トルコキキョウの中でも最大の大きさを誇ります。

ケイトウ

ケイトウは漢字で「鶏頭」と書き、鶏冠に似た花姿です。その独特さは一度見たらなかなか忘れられないユニークさでしょう。個性的な姿から「おしゃれ」「個性」、乾燥しても色が褪せないことから「色褪せぬ恋」の花言葉が付きました。原産国では食用とされていましたが、今では観賞用として品種改良が重ねられています。花の形には、トサカのように波打った形や、アレンジに使いやすい円錐形、槍のように尖ったキャンドルタイプなどがあります。

カスミソウ

カスミソウはブライダルブーケなどでも人気のお花です。花言葉には「幸福」「感謝」「永遠の愛」があります。花束では、メインの花の周りを彩る花材としてよく使われますが、単体でも充分に楽しめるお花です。茎先に白い小花をたくさん咲かせる咲き姿を霞みになぞらえ、霞草の和名が付きました。英名ではbaby’s breath(赤ちゃんの吐息)とも呼ばれます。カスミソウは長日植物で、日光に一定時間以上当たらないと開花しない花であるため、5~7月の日が長い時期が花期となっています。

夏の切り花を長持ちさせるポイントは?

「夏場はすぐに花がしおれて長く楽しめない…」と悩んでいる人も多いでしょう。ですが、暑い夏でも、きちんとポイントを抑えてお手入れすれば、お花を長く楽しめます。重要なポイントは、花を清潔に保つこと、置き場所に注意すること、毎日の水替えです。ひとつずつ詳しくご紹介していきましょう。

花瓶は清潔に保つ!

切り花を長持ちさせたいのならば、花瓶の衛生状態にも気を配りましょう。夏場は気温が高く、雑菌も繁殖しやすくなります。水を替えるタイミングで、花瓶や花器をきれいに洗いましょう。また、茎先がぬめっていたらきれいに洗い流しましょう。水替えのタイミングで茎先を斜めにカットして水揚げをして、清潔な茎先で花瓶に戻せば、清潔な状態を維持しやすくなります。

花瓶に飾る量を減らす

花瓶の口いっぱいの本数で飾っていると、茎が蒸れやすくなります。茎が傷むと水も汚れ、衛生的に良くありません。特に気温の高い夏は、少しの時間でもバクテリアなどの繁殖が進みます。花瓶の口が広いものに移し替えたり、いくつかの花器に分けて飾ったり、買い求める本数を調整したりして、適度な量を飾るよう心がけましょう。花瓶の口が広いと、器を洗いやすいメリットもあります。

切り戻して、葉はできるだけ取り除く

「切り戻し」とは、茎先を切って、花が水分を吸い上げやすくするための作業です。水に浸かった茎は徐々に傷むので、花瓶や花自体を清潔に保つ意味もあります。吸い上げる断面が広くなるよう、茎先は斜めに切りましょう。切り戻しには、通常のハサミよりも花バサミの使用をおすすめします。花バサミは刃が薄いので、茎の中の道管を潰さずにカットできるためです。また、全体に栄養分が行き渡るように、余分な葉を取り除きましょう。水中に葉が浸かると腐敗の原因にも繋がるので、茎下の葉はすべて取り除いておきます。

直射日光の当たる場所はNG!

植物は光合成に日光を必要としますが、直射日光はかえって花の健康を損ねてしまいます。日光が強すぎると、「葉焼け」を起こし、葉の組織が破壊されて変色しまうのです。破壊された組織は再生せず、光合成も難しくなり、花全体の寿命が縮まってしまいます。また、花瓶の水が高温になれば、バクテリアの発生促進にも繋がります。

エアコンの風が当たらない場所に置く

人がずっとエアコンの風に当たっていると、乾燥で喉が渇くように、花も乾燥します。一生懸命吸い上げた水分がエアコンの風で蒸発して、水分不足に陥ります。クーラーが効いた涼しい室内では風が当たらないよう注意し、高温多湿を避けた涼しい場所に飾りましょう。

水は毎日交換し、量にも注意する

夏場は水が温まりやすく、雑菌の発生が活発です。できれば毎日水を交換しましょう。水替えのタイミングで、花瓶や花器を洗い、切り戻しも行なうとベストです。また、花瓶に入れる水の量にも注意しましょう。茎は水に浸かっていると腐りやすく、ぬめりや痛みの原因になりますので、基本は切り口が浸かる程度の水量で充分です。花の本数が多い場合や夏場などは、多めに入れておくと安心でしょう。

夏にお花を飾るなら通販サイトがおすすめ

夏の炎天下では、近場までちょっと買い物に出るだけでも気合が要りますよね。「お店まで出向くのは大変だけど、きれいなお花は部屋に飾りたい…」そんなときには、通販サイトでお花を購入してみてはいかがでしょうか?通販での注文が安全に届くか不安を感じている方でも、安心して頼める通販サイトのメリットをお伝えします。

新鮮なお花をそのまま買うことができる

お花の通販サイトでは、注文を受けてからアレンジメントなどを作って発送するので、新鮮な質の良い状態で届きます。また、店舗では限られた花材でのオーダーになりますが、通販サイトは在庫を多く用意できるため、豊富な花の種類や色、珍しい花などもを選ぶことができます。仕上がりのデザインを写真で確認できるので、届いてからイメージと大きく異なっていた…ということもなく安心です。

返品交換に対応しているサイトなら安心

万が一、到着したお花が枯れていた、傷んでいた、ということがあればがっかりしてしまいますよね。もちろん不備のないよう万全を期して配送されていますが、もし何かあったら…と不安に思うと、注文になかなか踏み切れません。そんなときは、店舗負担で返品や交換に対応しているサイトを選べば安心です。注文時には、念のため返品時の案内を確認してから注文しましょう。

いつでも注文ができる

通販サイトでお花を頼めば、欲しいと思ったタイミングで、24時間いつでも注文できます。忙しくて花屋に立ち寄る時間がない人や、いろいろな種類の花を吟味して選びたい人にもおすすめです。どこに飾るか、器は何にするかなどを考えて待つのもワクワクしますし、届く日が楽しみでちょっとしたイベントにもなりますね。

暑い夏に飾りたい!お花のご紹介

プレミアガーデンでは、季節の新鮮なお花を豊富に取り揃えております。夏の花の代表といえばヒマワリ。ここからは、ヒマワリをメインにした、当店おすすめのブーケやアレンジメント商品をご紹介します。お家に迎えるお花やギフトに悩んでいる方は、参考になさってみてくださいね。

 

明るく元気なイメージとして人気のヒマワリの花束

大輪のヒマワリを贅沢に使った、夏にぴったりの花束です。いくつかの花器に分け、玄関やリビング、ダイニングテーブルなど、数か所に飾って楽しむこともできます。元気よく花開く鮮やかなヒマワリは、飾ってあるだけでも元気をもらえる花姿ですね。「あなただけを見つめる」の花言葉を持つヒマワリは、恋人や夫婦の記念日に贈る花としてもぴったりです。

 

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黄色のお花をメインに使用した元気の出る色合いの豪華アレンジメント花

明るいヒマワリの周りに白い花を添えた、爽やかで清楚なイメージのアレンジメントです。白があることで、ヒマワリの色鮮やかさがぐっと際立ちます。場所を選ばずに置ける手軽なボリュームと、ナチュラルな雰囲気の仕上がりも魅力です。老若男女を問わず愛されるヒマワリの姿は、お家に飾るだけで家族みんなに元気を与えてくれるでしょう。

 

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夏限定!ヒマワリメインの豪華で爽やかなブーケ

こちらは、夏季限定のヒマワリアレンジメントです。豪華なヒマワリをメインに配置して、みずみずしく爽やかなグリーンで包みました。ボリュームたっぷりのブーケですが、45センチほどの長さで、持ちやすくお作りしております。お祝い事やギフトにもぴったりなサイズ感です。大きな花瓶に丸ごと飾ってもいいですし、ヒマワリと緑を合わせて分けて飾るのも楽しいですね。夏らしさ全開の季節限定ブーケを、ぜひお楽しみください。

 

https://prrr.jp/products/detail/2440

まとめ

今回は、暑い夏でも飾れる、暑さに強いお花の12選や、お手入れ方法についてご紹介してきました。人が過ごしやすいと感じる場所や環境は、お花にも同じことが言えます。暑さに負けず咲き誇る元気いっぱいのお花たちを、丁寧なお手入れで長く咲かせてあげましょう。プレミアガーデンでは、ヒマワリをはじめ夏のお花や、季節に合った新鮮なお花をバリエーション豊かにご用意しています。元気をもらえる夏の花を、ぜひ当店で探してみてくださいね。

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