卒業祝いにフラワーギフトを贈ろう！選び方や相場、注意点などをご紹介

卒業祝いは、お子様の成長と新たな旅立ちをお祝いする大切な贈り物です。

「おめでとう」や「ありがとう」の気持ちをフラワーギフトに込めてプレゼントしてみませんか？

今回は、卒業祝いにぴったりのフラワーギフトの選び方や相場、ポイントや注意点などをご紹介します。卒園や卒業シーズンに向けて参考にしてみてください。

 

卒業祝いにフラワーギフトが選ばれる理由

人生の新しい節目になる卒園や卒業祝いには、フラワーギフトが多く選ばれています。

お子さんの成長の区切りと、新たな旅立ちには春の明るい花がぴったり。他にも、お花は相手の負担を考えたり、予算に応じて準備しやすいというメリットもあります。

「おめでとう」の気持ちを花に託してお子様に贈るのはもちろん、「お疲れ様」の気持ちを込めて親御さんにプレゼントしてもいいでしょう。

まずは、フラワーギフトが卒業祝いに選ばれる理由をご紹介します。

春に咲く花は明るくて鮮やか

卒園・卒業シーズンである3月は、明るくて色とりどりの春の花が咲き乱れます。
春に咲く花は種類も多く、園芸店やフラワーショップも一段と華やかになり、フラワーギフトのバリエーションも広がります。

また春の花は花言葉が前向きなものが多く、「おめでとう」というメッセージに花言葉を添えて卒業祝いを贈ることもできます。
明るく鮮やかな春の花は、受け取る人だけでなく、贈る人の気持ちも明るくしてくれるでしょう。

 

相手の負担になりにくい

フラワーギフトの中には、そのままお部屋に飾ることのできるタイプが多くあります。

サイズもコンパクトなものがほとんどなので、飾る場所のスペースもとりません。

また、お花はある程度時間がたつと枯れてしまうため、ずっと残るものでは無いという意味でも、気軽に贈ることができます。

さらに、フラワーギフトは性別や年齢問わず贈れるので、なにを贈ればよいか迷うことの多い若い学生さんへの卒業祝いにもおすすめなのです。

 

予算に応じて選びやすい

卒業祝いのような贈り物をする際に、相手の方の年齢や関係性に応じて予算を決めることは大切なことです。

しかし、予算を決めたとしても何を贈ればよいか迷うことは多いでしょう。

そんなとき、フラワーギフトであれば花の組み合わせや本数、容器によって幅広い予算に対応できるのです。自分で選ぶのが難しい場合でも、園芸店などの店員さんに相談すると、予算に合うギフトを提案してくれますよ。

 

卒業祝いに贈るフラワーギフトの選び方

卒業祝いにフラワーギフトを贈りたいけど、どのように選べばよいか迷ってしまうこともあるでしょう。

相手の方の好きな花や色味が決まっている場合は難しくはないかもしれませんが、そうでない時には、飾りやすさや花言葉などで選んでみるのもよいかもしれません。

ここからは、フラワーギフトを選ぶときのヒントをご紹介します。

 

卒業シーズンになると、店舗やネットショップなどで卒業祝い専用にアレンジされたものもあるのでおすすめですよ。

 

定番の花束・ブーケ

昔からさまざまなお祝いのシーンで活躍してきた花束ですが、もちろん卒業祝いにもおすすめです。

花束は贈られた人が好きな花器や飾り方で楽しむことができるので、とても自由度の高いフラワーギフト。また、ブーケは複数の花材を組み合わせて作られているので、贈る相手の好きな色や花が分からない場合でも、複数の花を組み合わせることで多くの人に受け入れられるフラワーギフトになります。

 

手軽なフラワーアレンジメント

フラワーアレンジメントは、ボックスやカゴなどの容器に、さまざまな種類の花を鮮やかに配置したもの。

生花が空間を生かした引き算のデザインに対し、フラワーアレンジメントは敷き詰めるように足し算方式でレイアウトされたものです。

花器を準備する必要がなく、そのまま飾ることができるのでお手軽なだけでなく、容器の底にあるスポンジのようなものが水を含んでいるので、こまめなお手入れが必要ないのも魅力でしょう。普段は学業で忙しい学生さんには、これらのお手軽さが人気となっています。

 

大人っぽいドライフラワー

ドライフラワーは、花や葉、茎などを色味を残したまま乾燥させたものです。

お手入れも簡単で生花よりも長い期間、楽しむことができます。そんな落ち着いた雰囲気が最近の若い人の間で人気があり、インテリアとして楽しむ人が増えています。

また、ドライフラワーのクールさから、男性でも飾りやすい花という印象があるので、男性への卒業祝いにもおすすめです。

花言葉で選ぶ

花にはそれぞれ花言葉がつけられており、お祝いの気持ちを花言葉に託して贈り物をすれば、より心がこもったフラワーギフトになるでしょう。

卒業祝いにお花を贈りたいけど、どんな花を選べばよいか分からないという場合には、花言葉を参考に考えてみるといいかもしれません。

春の花の中でも、卒業祝いにぴったりの花言葉を持つお花をご紹介します。

 

カーネーション

カーネーションは卒業シーズンである3月に開花を迎える春の花です。

母の日のギフトとして定番となっているカーネーションですが、「無垢で深い愛」「尊敬」「感謝」などの意味合いがあります。

親御さんからお子様への贈り物だけでなく、お子様から親御さんに感謝の意味を込めたフラワーギフトとしてもおすすめです。

また、お世話になった先輩への卒業祝いにもぴったりでしょう。

 

ガーベラ

細長い花びらと、カラーバリエーションの豊富さが人気のガーベラですが、「希望」「前進」などの花言葉があります。

新しい世界に飛び込むお子さんを応援するような気持ちを込めることができるので、卒業祝いにおすすめです。

また、ガーベラは1本1本の花が大きいので、本数が少なくてもそれなりにボリュームが出るのが魅力です。

カスミ草

白く小さな花が特徴的なカスミ草の花言葉には、「感謝」「幸福」などがあります。

さまざまな花との相性が良く、とくに色が濃い目の花と組み合わせると、より一層鮮やかさを引き立ててくれます。

もちろん、カスミ草だけでつくった花束などでも問題ないでしょう。きっと繊細で美しい花束になるはずです。

卒業する際に、お世話になった先生や先輩に贈るのもよいかもしれませんね。

 

スイートピー

パステルカラーで甘い香りが特徴のスイートピーの花言葉は、「門出」「飛躍」「優しい思い出」などです。

まさに新しい門出を迎えるお子様への卒業祝いとしてぴったりなお花となっています。

スイートピーの香りは爽やかな甘さがあるので、チューリップやフリージアなどの香りの強い花との相性もいいでしょう。

 

チューリップ

ふんわりとしたやさしい雰囲気の春を代表する花であるチューリップ。

チューリップの花言葉は「思いやり」「誠実な愛」などがあります。春の訪れを喜ぶように咲き誇るチューリップは、お子様からの人気も高く、卒業祝いとしてもおすすめです。

また、チューリップはカラーバリエーションが豊富で、それぞれの色で花言葉が異なるので、伝えたい思いから選んでみるのも楽しいですよ。

 

フリージア

鮮やかな黄色い花を咲かせ、芳醇な香りを漂わせるフリージアの花言葉は「期待」「無邪気」「純潔」などがあります。

フリージアは中性的な見た目なので、男女問わず喜ばれることでしょう。

「今後のますますの活躍を期待しています」という気持ちを込めて、卒業祝いで贈ってみてはいかがでしょうか。

 

フラワーギフトを贈るときのポイント

せっかく卒業祝いにフラワーギフトを贈るのであれば、より喜んでもらえるよう工夫をしてみませんか？相手に喜んでもらうために、贈るときのポイントをいくつかご紹介します。

以下の点を注意すると、より気持ちがこもったプレゼントになり、お子様にも喜ばれるはずです。それでは見ていきましょう。

 

花とセットで何かを贈る

フラワーギフトだけでは少し物足りないな、と感じるときは、プラスαで何かをセットにしましょう。

小・中学生のお子様であれば、クッキーやチョコレートなどのお菓子がおすすめです。

高・大学生であれば、上品な焼き菓子やケーキなどを一緒に贈ってみてはいかがでしょうか。育ち盛りの子供たちへの卒業祝いには、気持ちを込めたフラワーギフトにお腹を満たしてくれるお菓子がセットになっていると大変喜ばれることでしょう。

 

メッセージカードや立札を付ける

遠くに住んでいるお孫さんや親戚のお子様に卒業祝いのフラワーギフトを贈るときには、お祝いの気持ちをこめたメッセージを添えるとよいでしょう。

手書きで丁寧に書くと、受け取ったお子様にも特別なプレゼントとして、きっと心に残ります。

また、園芸店やネットショップでフラワーギフトを購入する場合、サービスで立札をつけてくれることもあるので、ぜひ利用してみてください。

 

卒業祝いに贈るフラワーギフトの相場価格

フラワーギフトを贈るときの予算は、贈る相手との関係性や年齢を参考に決めましょう。

幼稚園や小学校の卒業祝いであれば、それほど高価なフラワーギフトでなくてもいいかもしれません。ここでは、年齢別におよその目安になる相場価格をご紹介します。

フラワーギフトの予算に迷ったときは参考にしてみてください。

 

幼・小・中学生へのお祝い

幼稚園から中学生くらいまでのお子様への卒業祝いは、それほど高価なものでなくても大丈夫です。

両親からお子様へ贈る場合は2,000〜3,000円程度、祖父母からお孫さんへ贈る場合には3,000〜5,000円程度が相場価格になります。

高・大学生へのお祝い

少し大人になってきた高校生や大学生の卒業祝いの相場価格は少し上がります。

お子さん、お孫さんに関わらず、5,000〜10,000円ほどの豪華なフラワーギフトを選んでみてはいかがでしょうか。

セットで図書券や商品券などをつけると、学業や趣味に使うことができるので、より喜ばれることでしょう。

 

卒業祝いにフラワーギフトを贈る際の注意点

卒業祝いにフラワーギフトを贈るときには、いくつかの注意点があります。せっかくの卒業祝いですから、気持ちよく受け取ってもらいたいですよね。

細かいところにまで気を配ることで、相手の方にとってあなたからのフラワーギフトは特別なものになるかもしれません。

 

花言葉に気を付ける

見た目がきれいな花でも、花言葉が卒業祝いにはふさわしくない場合は、避けるのがマナーです。また、花によっては色ごとに花言葉が異なり、後ろ向きな意味合いになることもあるので注意してください。

例えば、カーネーションの白色は「愛の拒絶」、黄色は「軽蔑」などの意味があり、チューリップでまだら模様の入ったものは「疑惑の愛」、黄色は「実らない恋」「望み無き愛」、白色は「失われた愛」などの意味合いがあるので、気になる方は他のお花を選んでみてはいかがでしょうか。

 

贈るタイミングに気を付ける

卒園や卒業式の日程に合わせてフラワーギフトを準備しておくことが大切ですが、卒園・卒業式当日は、お子様や親御さんが式典に参加されたり身内でお祝いをしたりと忙しい日になります。

相手の負担にならないためにも、式当日前後か、遅くとも一週間以内に贈るのがおすすめとなっています。離れた土地に郵送で贈る場合には、卒園・卒業式の前後1週間の間に贈るといいでしょう。

 

持ち帰りやすさも考える

卒業祝いのフラワーギフトを学校などで渡すときには、受け取った後の持ち帰りやすさも考慮しましょう。

電車やバスなどでも邪魔にならないよう、小ぶりで持ちやすいものがおすすめです。

また、卒業式当日などは、他にもたくさんのギフトをもらうことを想定し、フラワーギフトを持ち歩きやすいように袋を一緒に渡しておくとより親切ですね。

 

卒業祝いのフラワーギフトを買うなら通販がおすすめ！

卒業祝いに贈るフラワーギフトは、シーズンになると園芸店などの店頭でも購入できますが、じっくりお花を選ぼうと思ったら、時間と体力も必要ですよね。

また、購入してから日にちがたってしまうと、花の鮮度が落ちてしまうこともあるので、卒業祝いのフラワーギフトはネット通販で購入するのがおすすめです。

 

24時間いつでも購入することができる

卒業祝いのフラワーギフトを選ぶために、お店に行ったとして、自分の納得のいくお花を選んでいると時間がかかってしまうこともあります。

普段、お仕事や家事・育児に追われていると、ゆっくりお店に見に行くことも難しいですよね。しかし通販であれば、24時間いつでもどこからでも卒業祝いのお花を購入することができるので、空いた時間でマイペースにじっくりお花を選ぶことができますよ。

 

花の鮮度を贈る日程に合わせられる

卒業祝いに贈るフラワーギフトは、贈る瞬間も花の鮮度が保てていることが大切です。

自分で店頭で購入して自宅で保管していた場合は、当日までの間で少しずつ鮮度が落ちていきます。

しかし、ネット通販であれば、贈る前日、または当日の希望する時間帯に届けてもらえるので、花の鮮度も落ちません。

 

さまざまな種類のものから選ぶことができる

せっかくの卒業祝いのフラワーギフトですから、自分で納得のいくものや、こだわったお花を贈りたいですよね。

実際にお店に出向いても、好みのお花やちょうどいいサイズが見つからない場合があります。フラワーギフトを探して何店舗も園芸店やホームセンターを巡るのは大変なことです。

そんなとき通販であれば、さまざまな種類のお花から選ぶことができますよ。

フラワーギフトの種類や形状、サイズなど、あなたの好みに合うお花がきっと見つかるはずです。

 

通販で卒業祝いのフラワーギフトを買う時の注意点

通販で卒業祝いのお花を買う時は、サービスやサポートがしっかりしているお店を選びましょう。せっかくのお祝いのお花も、予期せぬトラブルによって損傷などがあると台無しになってしまいます。

相手の方に喜んでもらうためにも、できる限りの気配りを心がけましょう。

 

自社配送をしてくれる花屋さんを選ぶ

卒園・卒業式の日程はあらかじめ決まっていますが、うっかりフラワーギフトの準備を忘れていた、ということもあるかもしれません。

自社配送してくれる花屋さんであれば、地域にもよりますが当日に配達してくれるところもあります。

お祝いのお花が急に必要になったり、追加のお花を贈りたいときなども安心です。

また、お花の配送のプロであれば、デリケートなフラワーギフトも万全な状態で届けてもらえるでしょう。

 

事故品や枯れていた場合の補償があるところを選ぶ

卒業祝いのフラワーギフトが、なんらかの理由で損傷したり、枯れてしまっていると、せっかくのお祝いが台無しになってしまいます。そんなときは、しっかりとした保障のある通販サイトを選んで下さい。

お花は生き物であり、非常にデリケートなものです。そんなお花を、安心して贈ることができる通販サイトを利用しましょう。

 

サイズはしっかり確認する

卒業祝いのフラワーギフトは、それほど大きなものでなくても構いませんが、「届いてみたら想像以上に大きかった」となると、贈り先もスペースが足りず困ってしまうかもしれません。

遠くに住むお孫さんや親戚のお子様へ卒業祝いのフラワーギフトを贈る際には、まずは保護者に連絡をとってから贈ると安心です。

また、自宅へお届けする場合には、在宅の時間を確認しておくこともお忘れなく。

 

卒業祝いに素敵なフラワーギフトを贈って門出を祝おう

卒業祝いは、新しい門出をお祝いする大切な贈り物です。

春に咲き誇る華やかな花たちの力を借りて、気持ちをこめた素敵なフラワーギフトを贈ってみてはいかがでしょうか。

細かいところまで気配りをすると、相手の方にも喜ばれ、きっと思い出に残るフラワーギフトになることでしょう。この記事を参考に、素敵な卒業祝いを贈ってくださいね。