選挙の出馬祝い・陣中見舞いにふさわしいお花は?贈るマナーや注意点

定期的に訪れる選挙シーズン。放送されている選挙の特別番組で、胡蝶蘭がずらりと並んでいる様子などを見かけたことがないでしょうか。

フラワーギフトは、選挙の出馬祝いや陣中見舞いにはぴったりな贈り物なのです。 

今回は、選挙における「出馬祝い」「陣中祝い」などの贈り物について、フラワーギフトがおすすめな理由やふさわしいお花、さらに贈るうえでのマナーや注意点などについて、詳しくご紹介していきましょう。

 

そもそも選挙運動とは

選挙の開催に向けて、各候補者が立候補を届け出ると選挙事務所が開設されます。開設された事務所は、候補者らの主な活動拠点となります。

選挙運動としては、選挙カーを使った呼び掛け、選挙用ポスターなどの掲示 、街頭演説や個人での演説会などが行われています。

 

選挙に関するお祝いやお見舞いの種類

全国的な選挙ではなく、地方議会の議員選挙でしたら、地元の友人や知人、ご近所の人など、近しい関係の人が立候補する機会もあるでしょう。ご自身が政治活動に携わることがなくても、贈り物をする機会が訪れることもあるかもしれませんね。

選挙のお祝いとしていちばん有名なのは、「当選祝い」ですが、他にも贈り物をするタイミングがあります。出馬したときにお祝いする「出馬祝い」、選挙事務所が開設されたときに贈る「事務所開設祝い」、出馬中の活動を励ます「陣中見舞い」などです。

それぞれがどのような意味を持ったお祝いであるのか、ひとつずつ見ていきましょう。

 

出馬祝い

「出馬祝い」とはその名前のとおりに、選挙へ出馬された際に、選挙の当選を祈って、これからの選挙を頑張ってほしいという応援の気持ちを込めて贈ります。

出馬して間もなく贈られることで、候補者の方は応援してもらっていることが励みになるでしょう。

 

事務所開設祝い

「事務所開設祝い」は、文字どおりに選挙事務所が開設された際に贈るお祝いのことです。

選挙事務所は、だいたいの事務所が縁起を担いで大安の日を選び開設します。この選挙事務所を拠点として、選挙期間中の選挙活動を行なっていくのです。届けられたお祝いの品やお花などが飾られるのも、この選挙事務所になります。事務所の開設祝いとしてお花などを贈ると、ときには深夜遅くにも及ぶ忙しい選挙期間中の激務をねぎらい、華やかなお花で疲れを癒してくれるでしょう。

 

陣中見舞い

「陣中見舞い」は、選挙活動中の候補者の方へ、応援と鼓舞の思いを込めて贈るお見舞いのことです。選挙事務所に並んでいる胡蝶蘭の鉢植えは、選挙事務所の開所時のお祝いか、陣中見舞いで贈られたものです。

「陣中」とは、「陣地」や「戦場」を意味しています。選挙を戦いとして例え、当選に向けて日々選挙に挑んでいる候補者の方を鼓舞したり、ねぎらったりする意味があります。

 

当選祝い

「当選祝い」は、テレビの特別番組でも見かける機会が多いですね。

選挙の開票結果が判明して、候補者の当選が確定した際に贈るお祝いになります。当選が確定した際に、すぐに手渡される大きな花束以外にも、応援者が選挙事務所や候補者の方のご自宅へ届けるお祝いが人気です。

 

選挙でお祝いなどを贈るタイミング

贈る際に注意したいのが、お祝いや見舞い品を贈るタイミングですよね。

贈る前に、それぞれのお祝い品を贈るベストな時期を確認しておきましょう。

 

出馬祝い・陣中見舞いのタイミング

陣中見舞いは、「選挙運動期間中」に贈りましょう。

この選挙運動期間とは、選挙の公示日から投票前日までの期間のことを指しています。選挙の種類ごとに選挙期間が異なりますので注意してください。

立候補者が選挙への出馬表明をした日や、立候補の届出を行った日が選挙期間の開始日ではないので、陣中見舞いとしては必ず公示日を過ぎてから贈ってください。

 

事務所開設祝いのタイミング

選挙事務所の開設祝いは、事務所を開いた日に贈りましょう。

一般的には、選挙事務所の開設日は縁起を担いで「大安の日」を選んで開きます。もし開設日に贈り物が間に合わない場合には、次の大安の日にあわせて贈りましょう。

 

当選祝いのタイミング

見事選挙に当選された方には、まずお電話や電報でお祝いの言葉を伝えましょう。

お祝いの品は、当選が確定してから、遅くとも一週間以内には贈ってください。

 

選挙のお祝いやお見舞いは法律を遵守する

選挙に関するお祝い事やお見舞いの贈答は、法律を遵守したうえで慎重に贈ることが重要になります。「知らなかった」では済まされず、候補者や周りの方へご迷惑を掛けてしまう恐れもありますので、選挙法で禁止されている項目をしっかり把握しておきましょう。

選挙に関する贈答品で守らなければならないのは、「公職選挙法」と「政治資金規正法」という2つの法律です。

候補者への贈答品に関して不安なことがあれば、各都道府県または各市区町村に設置されている選挙管理委員会へ問い合わせて、必ず確認しておきましょう。

 

陣中見舞いの贈答品

個人から候補者の方への贈り物は、金銭類(現金・小切手・株券)の贈答も、物品での贈答も可能です。ただし、料理・弁当、ビール・酒などの飲食物は禁止されています。飲食物の中でも、お茶請けになるような茶菓子類や果物程度の一部の飲食物は許されています。

候補者側から有権者へ提供することも、選挙法では禁止されていますので注意が必要です。

 

現金類の寄付はOK

陣中見舞いにおいて飲食物の提供は禁止されていますが、金銭・有価証券などの寄付は許可されています。

選挙期間中はとにかく活動資金が必要になりますので、現金での寄付は大変喜ばれることでしょう。金銭面の寄付によって、直接的に候補者の活動を応援することもできます。

 

総額は年間150万円以内に

寄付が可能な陣中見舞いですが、贈答品なども含めて選挙運動における候補者への寄付とみなされるため、贈答品の総額は年間150万円以内に収める必要があります。

また、5万円以上の寄付の場合には、寄付者の住所・氏名・寄付日・寄付された金額といった情報が政治家の収支報告書に記載され、国の発行物である官報にて公表されるため、誰もが閲覧できる状態になります。

候補者から、個人または団体へ品物を贈ったり寄付したりすることは法律上禁じられており、有権者からそれらを求める行為も禁止されています。ですから陣中見舞いや当選祝いへのお返しはできません。贈られる側も受け取ってはいけませんので注意してください。

 

当選祝いの贈答品

候補者が無事に当選された際には、当選のお祝いを贈りましょう。当選祝いの贈答品は、当選確定から最低でも1週間以内に贈ります。

当選祝いの贈答品としては、個人から政治家へ贈る分には問題ありませんが、企業や労働組合などの団体から法人として贈ると公職選挙法に違反し、法人からの寄付だとみなされますので、十分注意してください。

また、当選祝いとして個人として酒類の品を当選者へ贈答することに関しては、贈る側には問題がないのですが、受け取った政治家が選挙区内の人などにお酒を振る舞ってしまうと、候補者からの寄付だとみなされ公職選挙法違反に当たります。

 

当選以降は飲食物もOK

陣中見舞いにおいては、選挙活動資金への応援として現金の寄付が可能でしたが、当選以降に現金や有価証券を贈ると、公職選挙法違反に当たるので避けましょう。

ただし当選後には、陣中見舞いで禁止されていた飲食物の贈答も可能になります。

 

生ものは避けて

当選祝いや陣中見舞いを贈る際には、生物などの傷みにくいのはもちろん、大勢で食べることができて、ナイフで切るなど手間を取らない物を贈るのがおすすめです。特に夏場などは、持ちが悪く傷みが早いため、食中毒の原因となってしまう危険も考えられます。

当選祝いの品としては、一般的にお祝いの気持ちを伝えるフラワーギフトや観葉植物などが多く贈られていますよ

 

出馬祝い・陣中見舞いには胡蝶蘭がおすすめ

出馬祝いや陣中見舞いに贈る品は、個人からは一部の飲食物、現金類の寄付が可能ですが、公職選挙法に基づいて法人からの贈答は禁止されています。

そこでおすすめしたいのが、鉢植えの胡蝶蘭です。胡蝶蘭の鉢植えは、鉢のまま飾ることができるので、選挙事務所を明るく華やかに彩ってくれますので、贈答品として好まれます。

なぜ選挙のお祝い事に胡蝶蘭が定番となっているのかというと、「陣中見舞い」の意味を知ると胡蝶蘭の大きな役割や効果が見えてきます。

 

選挙法違反に当たらない

胡蝶蘭の鉢植えの贈り物は、出馬祝い・陣中見舞いから、当選確定の当選祝い、就任祝いにまでのすべてのシーンにおいて、選挙法で制限されている贈答品目には当てはまりません。

もし、活動中の息抜きに皆さんで、とお茶菓子として届けたお菓子が、法律的に見て違法なお見舞い品だと判断された場合には、候補者の方は選挙違反で検挙されてしまい、激闘の末に得た当選枠も無効及び取り消しとされます。

 法律面で不安に感じる方は、胡蝶蘭を贈っておけば安心なのです。これが、選挙のお祝いに胡蝶蘭が多く選ばれている理由ですが、他にもメリットがいくつかありますので、ご紹介していきましょう。

 

見栄えが良い

胡蝶蘭の花は、純白の花びらが特徴的ですが、これは選挙において必須な「クリーン」なイメージを思い浮かべる色です。また胡蝶蘭の花びらは水分を多く含むために肉厚ですが、厚みがあるからこそ白の美しさが際立ち、とても高級感がある花の姿になりますね。

値段的にも相手に失礼のない価格帯なので、高級感やエレガントさ、華やかさにも優れている胡蝶蘭は、最適な贈り物だと言えるでしょう。

 

立派な花が長持ちする

続いての理由としては、胡蝶蘭のお花はとにかく長持ちだということです。

選挙期間の日数は、行われる選挙によっても異なりますが、2週間以上に及ぶこともあります。

胡蝶蘭の鉢植えは、開花した状態で購入して相手先へ届けられますが、2週間以上にも及ぶ選挙期間中、ずっと美しい花を咲かせていてくれます。花期は1〜2ヶ月にもなるので、存分に開花している鉢植えを楽しんでいただけるのです。

その花持ちの良さを政治生命になぞらえて、縁起を担ぐ意味合いもあります。忙しい選挙期間中も、選挙事務所を明るくして、選挙に携わるスタッフを鼓舞してくれるでしょう。

 

縁起の良い花言葉がある

花持ちの良さや見栄えの良さ以外にも、胡蝶蘭が選挙の贈答品としておすすめな理由には、贈答品としてふさわしい花言葉を持っていることが挙げられます。

胡蝶蘭の花は、まるで蝶が羽を広げたような美しい形をしていますよね。このお花の姿は蝶が飛んでいるように見えることや、幸せを運んでいるように見えることから、「幸福が飛んでくる」という縁起の良い花言葉を持っているのです。

選挙でのフラワーギフトとしてはぴったりの花言葉ですよね。候補者の方へ幸福を運んできてくれるよう、胡蝶蘭を贈ってみてはいかがでしょうか。

 

出馬祝いや陣中見舞いを贈るマナー

候補者の方を励ましたい気持ちや、純粋な応援の思いがあれば、どんな品でも喜んでいただけるとは思いますが、選挙という特殊な場面であるからこそ、やはりマナーは肝心です。

より相手の方に喜んでいただける、細やかな気遣いを心がけましょう。

そんな出馬祝いや陣中見舞いを贈るうえでのマナーには、いったいどんなものがあるのでしょうか。

続いては、出馬祝いや陣中見舞いを贈るマナーについて解説していきます。

 

出馬祝いや陣中見舞いで贈る胡蝶蘭の相場

出馬祝いや陣中見舞いで贈る鉢植えの胡蝶蘭の相場価格は、一般的に3万円〜5万円だとされています。

相手との関係性や付き合いの深さによっても変動しますが、選ぶ際にはこの価格帯で贈答品を用意することが一般的です。

 

贈るサイズと本数に注意する

選挙事務所には、出馬祝いや陣中見舞い、事務所開設祝いとして、たくさんの贈り物が届いており、胡蝶蘭や観葉植物などの鉢植えもたくさん並んでいます。

もし胡蝶蘭の鉢植えをギフトとして検討している場合には、3本立ち、5本立ち、7本立ちと寄せ植えの株の本数が増えていくにつれて、約15センチずつ幅の大きさが増えていきます。そこで、あまり大きなサイズの贈答品を贈らないような気遣いが必要です。

また、胡蝶蘭を贈答品として選ぶ場合には、3本立ち・5本立ちなどの縁起が良いとされる奇数を選びましょう。

 

立て札は必須

選挙に関する贈答品でお花を贈る際は、誰から贈られてきたものなのかが分かるように、立て札を付けることがマナーです。立て札には、お祝いの文章と贈り主名を記載して、お祝いやお見舞いの内容に応じて、表記内容を変えます。

ただし、陣中見舞いや出馬祝いの場合には、健闘を祈る文章のみ記載して、贈り主名を記載しないケースも多くあります。生花店によっては、立札の無料サービスを提供しているところも多いので、そういった店舗を利用できると便利ですね。

親しい間柄の方へは、メッセージカードも添えることもありますが、メッセージを送る際には「落ちる」「滑る」「負ける」「倒れる」といった忌み言葉は必ず避けて送りましょう。

 

花色やラッピングのカラーに注意

選挙のお見舞いやお祝いの際に定番である胡蝶蘭を選ぶ場合には、やはりクリーンな印象の白がおすすめでしょう。白い胡蝶蘭の純白の美しさは、選挙活動として大切なクリーンなイメージにも繋がります。

 

高価すぎるものは避ける

選挙のお見舞いやお祝いの際には、高価すぎる品物を送ることは控えましょう。

高価なもので応援したいという気持ちがあるとは思いますが、陣中見舞いなどに高価な品を贈るのはマナー違反だと考えられています。

選挙事務所によっては、高価な品物の差し入れに関しては恐縮されてしまうこともあるかもしれません。

 

まとめ

今回は、選挙の出馬祝いや陣中見舞いなどのお祝い品、お見舞い品に関して、おすすめの胡蝶蘭についてや贈るうえでのマナーなどをご紹介してきました。 

選挙に関する贈答品は、公職選挙法と政治資金規正法を把握したうえで贈らなければ、選挙法違反などの法律に抵触して、候補者の方を応援するつもりが、大変なご迷惑になってしまう恐れがあります。

選挙に関する贈答品には、法律に触れる心配がない、鉢植えの胡蝶蘭がおすすめです。縁起の良さを持ちながら花持ちも長く、選挙期間中はずっと開花を楽しんでいただけます。お手入れも簡単なので、忙しい選挙期間中でもお世話の手間が少なく済みます。

見栄えの良い胡蝶蘭を贈って、応援したい候補者の出馬をお祝いし、選挙活動を鼓舞しましょう。

大切なあの人にお花を送ってみませんか?