ホワイトデーに贈る花特集!おすすめフラワーギフトやNGな花を解説

ホワイトデーのお返しにはクッキーやマシュマロが一般的ですが、今年は趣を変えて華やかで美しい花を贈ってみませんか?

この記事では、ホワイトデーに贈る花の選び方やおすすめの種類、人気のフラワーギフトをご紹介します。

ホワイトデーに花を贈るときのポイントや避けるべき花も解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

 

ホワイトデーに花を贈っても良い?

ホワイトデーのお返しといえば、お菓子を贈るイメージが強いと思います。

それは、お菓子を贈ることでメッセージを伝える役割があるから。

しかし、バレンタインデーやホワイトデーの風習が自由になってきている現代では、それほど意味にこだわる必要もないかもしれません。

 

クッキーやマシュマロが定番?

ホワイトデーのお返しには、クッキーやマシュマロなどのお菓子を贈ることが多いですよね。しかし、本命の方へのホワイトデーのお返しをするなら、クッキーやマシュマロは適していないことをご存じでしょうか。

実は、クッキーを贈ることは「友達でいましょう」、マシュマロを贈ることには「あなたが嫌いです」という意味があります。

明らかな義理チョコへのお返しとしては不自然ではありませんが、本命の恋人やパートナーに贈ると誤解を与えてしまうことも。

また、バレンタインデーと同様にチョコレートでお返しすることは「あなたの気持ちは受け取れない」という意味合いになるので注意しましょう。

 

ホワイトデーのお返しには花がおすすめ

恋人やパートナーへお菓子を贈るなら、「あなたが好きです」という意味のキャンディーや、「あなたは特別な人」という意味のマカロンがおすすめとされています。

しかし、お菓子に限定せずとも、ホワイトデーのお返しとして花を贈るのもおすすめですよ。

花は自分で購入することが少なく、普段の生活の中でも誰かに贈られる機会が意外と多くないので、特別感を出せるギフトになります。

特に女性の場合は、花をもらって嬉しくない人は少ないでしょう。ホワイトデーのお返しとして花を贈ること自体に特別な意味はないのですが、相手の印象には強く残る贈り物になります。

 

ホワイトデーに贈る花の選び方

花の種類はとても豊富で、ホワイトデーにどの花を贈れば良いか迷ってしまいますよね。

最近では品種改良やハウス栽培が進み、旬に関係なく1年を通してさまざまな花が手に入りやすくなっています。

ホワイトデーに贈る花に悩んだら、相手の好きな花やイメージカラーを優先するのがおすすめです。

 

相手の好きな花やイメージ

相手の好きな花の種類が分かっているのであれば、その花を贈ると喜ばれます。

自分の好きな花を覚えててくれていた、そしてその花を準備して贈ってくれたというあなたの気持ちが、相手の方にダイレクトに届くはずです。

好きな花の種類がはっきりしていないのであれば、その方のイメージに近い花を選んでみましょう。上品な方にはバラ、元気で可愛らしい人にはガーベラなどがおすすめです。

 

ホワイトデーにふさわしい花言葉

ホワイトデーに花を贈ること自体に特別な意味はないので、どの花を贈るのも自由です。

しかし、せっかくなら花言葉に伝えたい想いを託して贈るのもおすすめ。

花言葉を全て覚えている人は少ないかもしれませんが、贈ったあとにこっそり調べることもあるかもしれません。その際に誤解されないように、マイナスイメージの花言葉は避けるのが無難。

ホワイトデーに贈る花の中でも、赤いバラは「あなたを愛しています」、ピンクのガーベラは「熱愛」、赤いチューリップには「愛の告白」、ラナンキュラスには「とても魅力的」というロマンチックな花言葉があるのでおすすめですよ。

 

ホワイトデーに贈る花の色合い

ホワイトデーに贈る花のイメージがつきにくい場合は、相手の方の雰囲気から全体的なカラーを探してみましょう。

花束は花の色味によってそのイメージがガラリと変わります。相手の方を象徴するような色から選ぶと花の種類も定まりやすくなります。

 

レッド・ピンク系

可愛らしい雰囲気の方には、レッドやピンク系のガーリーな花がおすすめです。ロマンチックな演出を好む方にも喜ばれることでしょう。

赤い花束は色味のインパクトも強く、相手の方の印象に強く残ります。

特に、赤いバラは愛情を伝える花として適しているので、大切な人へのギフトにぴったりです。

 

イエロー・オレンジ系

元気で明るい印象の方には、お日様のようなイエロー・オレンジ系の花を贈りましょう。その場をぱっと明るく照らすようなイエロー・オレンジの色味は、受け取った方を笑顔にしてくれるはずです。

このカラーの花にするならオレンジのガーベラや黄色のチューリップなどが多く用いられます。

 

ブルー・パープル系

クールで都会的な方へのホワイトデーのお返しには、ブルーやパープル系の花を贈りましょう。落ち着いた印象になるので、年上の方への贈り物にもおすすめです。

青や紫のみだと少し暗い印象になってしまうので、挿し色として白い花を混ぜると明るくなります。

 

ミックス系

優しい雰囲気の方へのホワイトデーの贈り物なら、ナチュラルなイメージのミックス系の花がおすすめです。ピンクやオレンジ、パープルなどカラフルにするとロマンチックにもカジュアルにもなりすぎず、バランスの良い花ギフトになります。

ただし、色数が多すぎるとまとまりが無い印象になってしまうので、使う色は3色程度にとどめるようにしましょう。

自分で色を選ぶのが難しい場合は、ネットで検索してみたり、フラワーショップの店員さんに相談してみたりするのがおすすめです。

 

ホワイト系

清楚でピュアな雰囲気の方には、ホワイト系の花を贈りましょう。

ホワイトデーの名にもぴったりで、白という純潔な色で相手に誠意を込めたギフトを贈れます。

真っ白だと寂しい印象になるほか、仏花のイメージにもつながりやすいので、グリーンを取り入れるのがおすすめです。

 

ホワイトデーにおすすめのフラワーギフト

ホワイトデーに贈る花といっても、その形態はさまざま。

生花の美しさを生かしたものや、枯れにくいもの、管理が簡単なもの、サプライズ感のあるものなど、何を優先したいかでフラワーギフトを選んでみましょう。

 

花束・ブーケ

生花の美しさを前面に出したいのであれば、生花の花束やブーケがおすすめ。花束はフラワーギフトの定番ですが、同時に特別感の強いものになります。

カジュアルに渡したいのであれば、片手で持てるサイズのミニブーケを、ロマンチックに演出したいのであれば、両手に抱えるような豪華な花束を贈りましょう。

ただし、花束は持ち運びが難しく、出先で渡すと目立ってしまうというデメリットもあります。

 

フラワーアレンジメント

生花を気軽に飾ってもらいたいときにはフラワーアレンジメントがおすすめです。

フラワーアレンジメントは、専用の花器の底に吸水スポンジを敷き、生花がプロの手によってレイアウトされたもの。水の交換や花器を必要とせず、受け取ったらすぐにそのまま飾れる気軽さが魅力です。

フラワーアレンジメントは、大きさやデザインなどバリエーションが豊かなので、相手の方にぴったりのものを選びましょう。

 

プリザーブドフラワー

特別なホワイトデーのお返しなら、記念に残りやすいプリザーブドフラワーがおすすめです。

プリザーブドフラワーは、生花の色素を抜いて人工的に着色を施し、長期間の保存を可能にしたもの。環境にもよりますが、2~3年は美しさが保てるので、思い出として残したいときに贈りましょう。

ホコリや劣化を防ぐために、透明のケースに入ったプリザーブドフラワーも人気です。

 

ボックスフラワー

開けるまで何が入っているか分からないようなサプライズ感を出したいなら、ボックスフラワーがおすすめです。生花やプリザーブドフラワーを箱の中に閉じ込めたもので、ふたを開けた瞬間あっと驚くような演出ができますよ。

ボックスフラワーは持ち運びが簡単で目立ちにくいので、出先で花を贈るハードルも低くなるでしょう。

 

ホワイトデーに贈る花のおすすめ

ホワイトデーのお返しには、華やかで見栄えの良い花を贈るのがおすすめです。さらに、花言葉的にもホワイトデーにふさわしいものであれば、なお良いでしょう。

ここからは、ホワイトデーに贈るのにふさわしいおすすめの花の種類をご紹介します。花の種類に迷ったらここから選んでみてください。

 

バラ

バラをプレゼントされることを憧れと感じている女性は少なくありません。

バラは上品さと華やかさを演出できるので、ホワイトデーに贈る花としておすすめです。

バラはカラーバリエーションも豊富で、赤いバラは「愛」や「情熱」、ピンクのバラには「愛の誓い」、オレンジのバラには「信頼」や「絆」などの花言葉もあります。

また、バラは花の本数によっても花言葉が異なり、例えば2本なら「2人で幸せに」、4本は「死ぬまで愛しています」6本は「あなたに夢中」、11本は「最愛」という意味合いになりますよ。

 

ラナンキュラス

バラのように幾重にも花びらを重ねて咲き、豪華で華やかな雰囲気が出せるラナンキュラス。3月頃に開花を迎えるので、ホワイトデーに贈る花として季節感も合っています。

ラナンキュラス全般の花言葉は「とても魅力的」ですが、赤いラナンキュラスには「あなたは魅力に満ちている」、ピンクのラナンキュラスには「飾らない美しさ」という花言葉があるので、相手の方に好意を伝えたいときに最適です。

 

ガーベラ

元気なイメージの方へのプレゼントなら、ぱっと開いたように咲くガーベラがおすすめです。

ガーベラは花の種類がとても豊富で、さまざまな色のフラワーギフトを作れます。

ガーベラの全体的な花言葉は「希望」や「常に前進」ですが、色別で見ると赤いガーベラは「燃える神秘の愛」、ピンクのガーベラは「思いやり」、黄色のガーベラは「究極の愛」というホワイトデーにふさわしい意味合いです。

 

チューリップ

優しい雰囲気の方に贈るなら、ふんわりと包み込むように咲くチューリップはいかがでしょうか。チューリップも3月に旬を迎える花なので、ホワイトデーの季節にぴったりです。

茎が長くて切り花に使いやすいので花束で贈るのがおすすめ。

赤いチューリップには「愛の告白」、ピンクのチューリップには「愛の芽生え」というロマンチックな花言葉がついていますが、黄色いチューリップには「望みのない愛」、白いチューリップには「失われた愛」という意味合いがあるので、ホワイトデーのお返しには向いていません。

 

ホワイトデーに贈らない方がよい花

ホワイトデーに贈るべきではない花は特に決まっていないのですが、花言葉を意識するならふさわしくないものはあります。

相手の方が希望している場合や、どうしても贈りたい場合は別ですが、できれば避けたい花をご紹介します。

 

ラベンダー

上品な香りと鮮やかな紫色が魅力のラベンダー。花束やアレンジメントに加えると、ナチュラルな雰囲気になりますが、花言葉は「不信感」や「疑惑」などホワイトデーに贈る花としてはふさわしくありません。

 

スイセン

日本が原産のスイセンは、ラッパのように開いた花弁が特徴の花。

茎が真っすぐで長いので切り花として扱われることが多く、花束にすると優しい雰囲気になります。

しかし、そんなスイセンの花言葉は「うぬぼれ」や「自己愛」のため、ホワイトデーに贈る花としては避けた方が無難です。

 

アジサイ

小花を密集させて咲くアジサイは、ボリューム満点で華やかな花ギフトになります。梅雨の花のイメージが強いかもしれませんが、フラワーショップではホワイトデーの時期にも店頭に置いていることも。

しかしアジサイには、「移り気」や「浮気」などのマイナスな意味合いの花言葉があるので、ホワイトデーには適していません。

 

ホワイトデーに花を贈るときのポイント

ホワイトデーに花を贈ると、印象に残るような素敵なお返しになりますが、ちょっとした工夫をすることでさらに喜ばれます。

ここからは、ホワイトデーに花を贈るときに意識してほしいポイントを解説します。

 

花のお返しは家族や恋人・パートナーへ

ホワイトデーのお返しとして花を贈るなら、家族や恋人、パートナー限定にするのがおすすめです。

花を贈るということは、お菓子や雑貨などよりも特別感があり、義理チョコを贈ったつもりなのに花でお返しがくると、相手の方がびっくりしてしまうこともあるので注意しましょう。

 

持ち帰りやすさや飾りやすさを考える

ホワイトデーのお返しに、両手に抱えるような大きな花束を贈ってロマンチックに演出したいという方も多いかもしれません。

普段から花の扱いに慣れている人へ贈るなら問題ありませんが、そうでない方は切り花の処理が分からなかったり花器を持っていなかったりすることもあるでしょう。

その場合には、受け取ったまま飾れるアレンジメントがおすすめです。

また、外出先で花を贈るなら、花束やアレンジメントはかさばって持ち帰りにくくなります。贈る花が入るような紙袋などを添えたり、ふたを閉められるボックスフラワーなどを贈ったりなど、持ち帰りやすさも重視しましょう。

 

メッセージカードを添える

ホワイトデーに贈る花に、より気持ちを込めたいのであれば、メッセージカードや手紙を添えるのもおすすめです。

花言葉を意識した花ギフトならその意味合いを記したり、相手への想いや自分の気持ちを書いたりして贈りましょう。

デジタル化が進んでいる現代では、手書きのメッセージは喜ばれるはずです。

 

他のギフトと組み合わせる

ホワイトデーに贈る花と、他のギフトを組み合わせるのもおすすめです。

ホワイトデーらしくお菓子を添えたり、恋人やパートナーにはアクセサリーを一緒に贈ったりしても良いでしょう。

ホワイトデーのお返しをして、そのまま一緒に食事をとるのであれば、ワインなどのお酒を贈って共に味わうのもおしゃれです。

 

ホワイトデーに贈る花の相場

ホワイトデーに贈る花の相場は、相手との関係性によって変わりますが、3,000~5,000円が相場になっています。生花かプリザーブドフラワーにするか、花束かアレンジメントにするかで大きさやボリュームが異なるので、よくリサーチしておくことが大切です。

また、バレンタインデーにもらったギフトとできるだけ同等程度のものにしておくと、相手の方にも気を遣わせません。

 

まとめ

ホワイトデーに贈る花は、相手の好みやイメージをポイントにしましょう。伝えたい想いがあるなら、花言葉を意識するのもおすすめです。

心をこめて選んだ花のプレゼントは、相手の方の印象に強く残るはず。

いつもはお菓子でお返ししていた方も、今年はぜひ素敵な花で相手の方を驚かせてみませんか?

大切なあの人にお花を送ってみませんか?