初心者でも育てやすい観葉植物!選び方・育て方もご紹介

観葉植物が室内にあるとなぜか心が癒されリラックスできますよね。一方で、一人暮らしや不規則な生活ではお世話なんてできないと思っている方もたくさんいらっしゃると思います。また、どんな種類を選んだらいいのかも悩みますよね。

 

この記事では初心者でも育てやすい観葉植物の選び方や育て方のコツ、お部屋別のおすすめの観葉植物についてご紹介します。

 

【初心者向け】観葉植物の選び方

植物の栽培に慣れていない方は、まずは観葉植物の中でも栽培の手間がかからないものからはじめていきましょう。寒さや病気、害虫に対する抵抗力が高い丈夫な性質の観葉植物がおすすめです。また、植物を育てるにあたってはどの程度の頻度で水やりができるか、置き場所の日当たり等も考慮する必要があります。

観葉植物を選ぶ際に考慮すべき主なポイントは以下の4つです。

 

乾燥に強いものを選ぶ

観葉植物を選ぶ際の1つめのポイントは乾燥に強い、つまり耐乾性があることです。観葉植物は多くの場合、室内に飾られますが、室内はエアコンが効いているなど空気が乾燥しがちです。また、外出で長期間水やりできない場合や、うっかり水やりを忘れてしまったという事もあるかもしれません。その点、観葉植物の中には、原産地が乾燥気候で乾燥に強い品種がたくさんあります。乾燥に強い観葉植物を選べば、毎日水やりをする必要もありませんし、うっかり長めに水やりを忘れても、枯れにくく育てやすいのでおすすめです。

 

置き場所に合ったものを選ぶ

観葉植物を選ぶ際の2つ目のポイントは置き場所にあったものを選ぶことです。室内では、窓際なら直射日光が当たりますが、窓際を離れると半日陰くらいの明るさになります。直射日光を好む植物であれば、日光に十分当てないと弱って枯れてしまうかもしれませんが、観葉植物の中には、日光が入らない部屋でも丈夫に育つ品種もあります。

まずはどの部屋のどこに植物を置きたいのか、その場所の日当たりや気温、湿度、風通しの良さを考慮して観葉植物を選ぶようにしましょう。

 

育つことを考慮して大きさを選ぶ

観葉植物を選ぶ際の3つ目のポイントは育つことを考慮して大きさを選ぶことです。観葉植物は、種類により成長のスピードや仕方が異なることが多く、購入後「成長しすぎて部屋に置けない」「バランスが悪い」といった事態にならないよう、事前に観葉植物の特徴を調べておくことが大切です。特に、観葉植物をテーブルや棚の上で育てたいのであれば、葉が上にまっすぐ伸びる品種や成長スピードが遅い品種、丈が大きくならない小型の品種の方が手入れの手間が少なく、育てやすくなります。

 

病気・害虫に強いものを選ぶ

観葉植物を選ぶ際の4つ目のポイントは病気・害虫に強いものを選ぶことです。元気に育っていたはずのお気に入りの観葉植物が病気になり、「急に葉っぱの色が悪くなった…」「形が崩れてきた…」「全体的にどこか元気がない…」という事態になると悲しいですよね。また、植物を虫が湧くと見た目に気分が悪いだけでなく、放置すると植物が弱ってしまったり見た目が悪くなったりするため、寄せ付けないための予防が重要です。初心者の方はなるべく病気になりにくい品種や虫がつきにくい品種を選びましょう。

 

初心者におすすめの観葉植物10選

では、具体的に初心者におすすめの観葉植物とはどのような品種でしょうか?ここでは、初心者におすすめの観葉植物を特徴と合わせてご紹介します。植物の大きさや適する生育環境、葉の柄や形はどれも同じではないので、置きたい部屋の環境や雰囲気に合わせて好きな見た目のものを選びましょう。

 

モンステラ

モンステラは、切れ込みが入った葉の形が独特で、生長すると葉に穴が開くという不思議な特徴を持っています。大きな葉に深い切れ目がエキゾチックで人気のある観葉植物で、明るい日陰や半日陰でも元気に育ツノが特徴です。

育つにつれて横に広がっていくため、添え木をして固定するのがおすすめ。

大きさは、ミニ観葉植物から2mほどの大型までサイズのバリエーションが豊富なので、取り入れる場所によって選んでみてください。

 

パキラ

パキラは、カフェや美容室でよく見かける他、ギフトとして贈られることも多い品種。葉の色は明るいグリーンでツヤもあり、部屋の雰囲気を元気にしてくれる引き立て役です。

耐陰性はあるものの、明るい場所を好みます。直射日光は葉焼けの原因になるので、日当たりのいいリビングなどに置くのがおすすめです。

生長が早く剪定にも強いので、思い通りの樹形に育ててオシャレなインテリアにしてみてください。

 

ポトス

ポトスはサトイモ科の観葉植物です。水耕栽培でも増えるほど生育旺盛で、葉の色が明るいグリーンや爽やかなマーブル模様が魅力。クセがないため、どんなインテリアにも馴染む品種ですが、つる性の植物なので天井や壁から吊るすと見栄えが増しておすすめです。

強い日差しに弱いため、直射日光を避けた明るい場所に置きましょう。ある程度の耐陰性もあるので、キッチンやトイレ等の日光が入りにくい場所でも環境に適応してくれます。

 

サボテン

サボテンは、育てやすく、どんなインテリアにも馴染む多肉植物です。乾燥した土地に自生する植物のため、水やりの頻度が少なくてもいいので、初心者や忙しい人に人kがあります。

小さな鉢に入った小型サイズであれば、デスクまわりや窓際、本棚の空いたスペースなど、基本どこに置いても馴染みます。チクチクした棘があるものや、ふわふわした綿毛のあるもの、黄色やピンクの花を咲かせるものなど、種類は数えられないほどあるので、いろいろな種類を並べて楽しみましょう。

 

ウンベラータ

ウンベラータは、大きいハート型の葉が可愛らしい観葉植物です。

枝が暴れにくく、樹形が絵になるのでリビングなどのシンボルツリーとして大きめサイズの人気があります。

葉が大きく、蒸散しやすいため乾燥しがちなので、乾いたかなと思ったら、霧吹きを使って葉に水やりをしてください。

また、寒さには弱いため、冬は暖かい場所に置くことを心がけましょう。

大きな葉を剪定したら、枝ごと花瓶に生けるのも見栄えがよくおすすめです。

 

サンスベリア

サンスベリアは、サボテンと並ぶほど乾燥に強く、水やりがほとんどいらない丈夫な品種で、初心者でもほぼ失敗の心配はいりません。薄いグリーンから縞模様のある濃い緑、丸みのある葉からナイフのように尖った形状まで、バリエーションも豊かです。

生命力もあり、元気な葉を土に挿し木すれば発根し、新しい芽が伸びてきます。

日光を好みますが、ある程度の耐陰性もありますので、光の入るお部屋なら環境に適応してくれますが、寒さには弱いので注意しましょう。

 

ユッカ

ユッカは象の足のように肥大する幹が特徴的です。

乾燥や日陰、寒さに強く、通気性を確保できる窓さえあれば、あらゆる環境に順応するポテンシャルを持っており、設置場所は選びません。

マイナス5℃程度までなら無傷で越冬しますので温暖地であれば屋外での管理も可能です。

「青年の樹」という呼び名の通り、シャープな先の尖った剣のような葉を元気一杯伸ばしている姿が印象的で、クールな雰囲気を求める人や男性部屋のインテリアにおすすめです。

 

ドラセナ

ドラセナは幅広い剣状の葉をもつのが特徴で、南国・リゾート風のおしゃれな観葉植物として人気があります。

生命力がとても強く、長生きする種類が多いため、初心者にもおすすめです。

品種によって大きさも様々で、背がとても高くなる種類からコンパクトなものまでそれぞれ特徴が異なります。

どこに置いて育てたいかによって、好みのドラセナを選んでみましょう。

あまり花のイメージはありませんが、環境が良ければ花が咲くので、ぜひお楽しみください。

 

ガジュマル

ガジュマルは、幹がぷっくりとしている姿がユニークな観葉植物です。丸坊主に剪定しても数週間後には葉がたくさん生えてくるぐらいの生命力があります。

2つとして同じ姿の木がないことから、オリジナリティーあふれるインテリアとして飾って楽しめます。和洋どちらの雰囲気にも合うので、植える鉢にこだわるのがオシャレに取り入れるポイントです。

育てやすく、水やりも土の表面が完全に乾いたらあげる程度でOKです。直射日光の当たらない明るい場所で元気に育ちます。

 

ゴムの木

ゴムの木は、大きく丸い葉が特徴的な観葉植物です。

種類はさまざまで、1mを軽く越すこともあるものから、デスク上で育てられるくらい小さいものまであります。

剪定も比較的簡単で、好みの高さをキープすることができるので、自分の思い通りにインテリアコーディネートすることができるのもメリットの一つです。

乾燥に比較的強く、水やりも頻繁に行う必要もありません。

室内に置く場合は、直射日光の当たらない明るい場所がおすすめです。

 

初心者がやってしまいがち!観葉植物が枯れる原因

ただ置かれているだけに見える観葉植物も、生育環境や水やりの仕方などが変わると生育状況も変わります。

そのため、上手く生育環境を整えないと枯れてしまうこともあるでしょう。

ここでは、初心者がやりがちな観葉植物を枯らせてしまう育て方をご紹介します。

 

水のあげすぎ

草花と異なり、観葉植物は毎日水やりをする必要はありません。むしろ水を与え過ぎると、「根腐れ」が起こり、水分や栄養分を吸収できずに枯れるおそれがあります。根腐れを起こすと、水やりをしているのに葉が黄ばんだり茶色くなったりして、さらに、湿った土に表面にカビが生えるほか、腐った茎や根が悪臭を発することもありますので、枯れてしまう前に早めの対処が必要です。

水やりが十分か不安な場合には土に竹串等を挿しこんで湿り気をチェックするようにしましょう。

 

直射日光にあてる

観葉植物は熱帯地方のジャングルの下草として半日陰に生えているものが多く、光合成のためのある程度の日光は必要ですが、強い日差しは苦手とします。

特に、真夏の炎天下では水分の不足や高熱で葉がしおれ、最終的に枯れる心配があります。また、強い日差しによって葉が茶や黒に変色する「葉焼け(はやけ)」を起こす場合があり注意が必要です。

半日陰を好む観葉植物は、午前中の光だけが当たる場所などを探してあげるといいでしょう。

 

植え替えをしない

観葉植物が成長し鉢の中が根で一杯になる現象を根詰まりと呼びます。酷い状態だと鉢底で行き場をなくした根がグルグルと巻かれるサークリング現象が起きます。

根詰まりが起きると根が水や栄養素を上手く吸えなくなり枯れ始めます。根詰まりは植物が成長する過程で必然的に起こるトラブルでもあるので、観葉植物に根詰まりの症状が現れたら植え替えを行いましょう。

根詰まりを放置すると葉がどんどん落ちて茎だけになってしまうので、初期のうちに対処することが大切です。

 

温度が植物に合っていない

高温多湿な熱帯出身の観葉植物なので、夏の高い温度には耐性があります。一方、低い温度には弱いことが多く、15℃を下まわると途端に元気がなくなることもあります。上手に冬越しさせるためには、夜間は冷え込む窓際から観葉植物を離して、寒さにあたらないよう注意が必要です。

また、観葉植物は急激な温度差も苦手です。エアコンが当たる場所は乾燥を防ぐ意味でも避けるようにしましょう。

 

風通しが悪い

あまり知られていませんが、観葉植物を育てるうえで風通しも重要なポイントの一つです。屋外環境は常に風があり空気が循環していますが、屋内は空気が停滞しがち。停滞した空気は病害虫の原因となります。カイガラムシが発生したり、土にカビやキノコが生えるようでしたら、風通しの見直しが必要です。

窓をあけて換気したり、人がいない間は扇風機などを使用して空気を循環させるといいでしょう。

 

場所別!風水効果のある観葉植物

風水では、観葉植物には自然のパワーが秘められていると考えられており、風水の考えに沿った植物を選んで配置をすれば、さまざまな運気を上昇させられるといわれています。

置き場所の生育環境と合わせて、風水も意識して観葉植物を選び、運気アップにつなげましょう。

 

リビング

リビングは風水では「家庭運に影響を与える場所」とされています。ただし、家電製品は気を乱してしまうため、落ち着きを与えてくれる丸い葉や気を優しく沈めてくれる、葉が下を向いた「陰」の観葉植物を飾るといいでしょう。

下向きの特徴的な葉が人気のパキラは「お金を生み出してくれて商売繁盛が期待できる」と、風水では有名な観葉植物です。

また、リビングに置くと家族の調和をもたらしてくれるとも言われるのでおすすめです。

 

玄関

風水における玄関は「気を迎える場所」「幸運の気が入ってくる場所」とされています。

そのため、背丈が高く、悪い気の侵入を防いでくれる観葉植物を置くのが理想です。また、日光が当たりにくい場所でもあるので、耐陰性のある品種がいいでしょう。

カポックは、寒さや乾燥にも強く、日陰でもグングン育つことから、暖房のない玄関に飾ってもちゃんと育ってくれます。

葉っぱに斑の入ったものもあり、品種もサイズも様々なものが販売されているので、お気に入りを探してみましょう。

 

寝室

寝室は1日の疲れを癒すところ。風水でも、人間は寝ている間に寝室の気を取り込んで、運を補充すると考えられています。

そのような部屋だからこそ、観葉植物でいい気をたっぷり集めておきたいですね。

寝室は、あまり日光が当たらない方角にあることが多いので、日陰や半日陰でも育つ植物を選ぶのが大切です。

また、比較的広いスペースがあるため、大きめの植物を置いてみるのもいいでしょう。

丸みのある葉っぱが魅力的なモンステラは、金運がよくなったり、悪い気を払うと言われ、リラックス効果も期待できるのでおすすめです。

 

風呂場

風呂場は、悪い気が溜まりやすい場所です。特に水の気が溜まりやすく、金運や健康運に関係しているといわれています。

一方で、湿度が高く観葉植物にとって厳しい環境です。土植えの場合、いつまでも土が乾かずに植物が弱ってしまったり、カビが発生しやすくなるため、水耕栽培できる品種を選ぶといいでしょう。

水耕栽培もできるポトスは、「自己の活性化」や「恋愛運アップ」の効果があるとされる植物で、丸い葉っぱには人の気持を和らげる作用があるため、一日の疲れを癒すバスタイムに癒しを与える観葉植物としておすすめです。

 

初心者におすすめの観葉植物をご紹介

ここまで初心者でも育てやすい観葉植物の選び方のコツ・品種や育て方のポイント、風水効果のある観葉植物についてご説明してきました。自分の部屋にお気に入りの観葉植物を置くイメージが湧いてきたでしょうか?

ここでは、初心者に特におすすめの観葉植物を二つご紹介します。品種や大きさも様々で選ぶのが難しいという方は是非参考にしてみてください。

 

ウンベラータ6号 (ラスターポット付)

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ウンベラータは成長につれ幹の曲がりを大きくできる為、大きめでハート形の葉と合わせ、お店や家のリビングなどに飾ればとてもおしゃれでスタイリッシュに飾ることができます。

また、ウンベラータなどのゴムの木は花言葉として「永久の幸せ」と言う花言葉を持ち、ウンベラータ自身も「すこやか」「夫婦愛」と言った素敵な花言葉を持っているので、運気的にも良い効果があるでしょう・

このようにスタイリッシュで飾ると縁起がいいウンベラータは、自宅のインテリアとしてだけでなく、ギフトとしても送っても喜ばれます。

 

パキラ7号 (ラスターポット付)

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ねじった茎がおしゃれなパキラは、金運アップの植物として大変人気があります。パキラは日当たりのいい場所を好みますが、日陰でも育てることができますし、水やりも表面が乾いたタイミングであげるので、比較的お手入れが楽な植物です。

自宅のインテリアとしてご自宅用に購入されたり、新築祝いなどでも使われることもありますが、商売繁盛の意味が込められていますので、開店祝いなどにもおすすめです。

 

プレミアガーデンなら初心者向けの観葉植物がたくさん!

初心者にもおすすめできる観葉植物をご紹介しました。まずは、気軽にチャレンジするなら小さい観葉植物から育ててみるといいですね。

室内でも、ポイントをおさえれば充分に育てられる観葉植物がたくさんあります。ぜひ本記事を参考に、初心者の方も観葉植物を楽しんでみてください。

プレミアガーデンでは、高品質な観葉植物を多く取り揃えております。独自で入手したルートで農家から直接取引をしているので、安く提供できるのも魅力の一つ。

状態が良いものを提供できるので、初心者でも気軽に育てられるはずです。

また、観葉植物のレンタルも行っているので、気軽に生活に取り入れてみてください。

大切なあの人にお花を送ってみませんか?