おすすめの小型観葉植物11選|おしゃれな飾り方や育て方も紹介

毎日の暮らしに彩りを与えてくれる小型の観葉植物。ミニサイズだからこそ、自分のライフスタイルに合わせて楽しめると注目を浴びています。また、バラエティーに富んだ飾り方ができるところも魅力と言えるでしょう。

植物を育ててみたいと思っていても、仕事が忙しい方や子育て中で手間を掛けられない方もいるでしょう。そんな方におすすめなのは、寒さにも強く少しくらい水やりを忘れても枯れない観葉植物です。間違えて繊細な観葉植物を選んでしまうとすぐに元気がなくなってしまうので注意しましょう。

この記事では、初心者でも育てやすい小型の観葉植物をまとめてご紹介します。さらにお洒落に飾る方法にもスポットを当てていきますので、是非最後までチェックしてみてくださいね。

小型観葉植物がおすすめな理由

小型の観葉植物は、置き場所を選ばず育てやすいのが魅力です。

また、観葉植物には色んな種類があるので、自分好みで選べる楽しみもあります。

  • 空きスペースに飾れる
  • 価格が控えめで購入しやすい
  • 管理しやすい

まずは、小型観葉植物がおすすめな理由について見ていきましょう。

空きスペースに飾れる

ミニサイズだからこそ、空いているスペースに飾れるところが最大のメリットです。

室内のどんなエリアにも置きやすいですし、さまざまな飾り方ができてインテリアとして大活躍します。

たとえば季節によって日の当たり具合が異なる場合でも、小型の観葉植物なら簡単に移動させることも可能です。植物にとっていつでも快適な環境で育てられる点もうれしいですね。

価格が控えめで購入しやすい

小型の観葉植物は、花屋をはじめ100均やホームセンターでも販売されています。

珍しい品種や大型の観葉植物は価格が高いことが多いですが、小型の観葉植物なら安いもので100円〜300円ほどで購入することも可能ですよ。

管理しやすい

植物に興味はあるものの多忙で枯らしてしまうのが心配な方や、植物を育てるのに自信がない方もいらっしゃるでしょう。

しかし小型観葉植物の中には、乾燥に強く日陰でも育つタフなタイプもあります。したがって、コツさえ掴めば、育てていきやすいのがメリットです。

また、小さいので植え替えなども簡単で、管理がしやすい点もうれしいですね。そのまま飾るのもいいですが、小さいからこそたくさんの種類を揃えて、鉢を自分好みにアレンジしたり寄せ植えにしたりする楽しみもあります。

日陰でも育てられるおすすめの小型観葉植物3選

植物は光を好むとはわかっていても、トイレやオフィス内の机など日の入らないエリアにも飾りたいと思う方もいるでしょう。

初心者には、育つスピードがゆっくりで肥料などを与えなくても育ってくれるような観葉植物がおすすめです。

本項目では、耐陰性があり、多少水やりをさぼってもタフに生長する小型の観葉植物をご紹介します。

①アイビー

100円ショップや園芸ショップのほか、雑貨屋さんでも見かけることがあるアイビーはご存じの方も多いでしょう。

アイビーはツル性の植物でとてもたくましく、路地などに植えるとどんどん増えて、外壁などを覆いつくすこともある植物です。

これらの特徴から、ベランダやガーデニングを彩る植物としてたくさんの方に親しまれています。種類も多く、日本で最も多いのはヘリックスという品種です。この他白い斑が入っているものや、葉がハート形になっているものなども人気があります。

アイビーはどんな環境にも強いので、あまり日の当たらない場所でも育てることができます。また冬の寒さにも強いため、ベランダなどの屋外でも平気です。ただし葉が凍ってしまうと傷みやすいので、寒い地方の方は冬場はなるべく室内に入れて育ててください。

水やりは土の表面が乾いたらたっぷり与えましょう。こまめに葉水をすることで、ハダニなどの害虫からも守ることができます。

②サンスベリア

サンスベリアは手間要らずで育てやすい上に空気清浄効果もあるとされて、企業などで重宝されている植物です。

南アフリカが原産地で、その種類も70種類以上あると言われています。シャープな剣先のような葉の形はインパクトが強く、一度見たら忘れることはできないでしょう。

日本で一番販売されている品種は「ローレンティー」です。葉はエレガントなグリーンとイエローのコントラストで、美しいですがとても落ち着いた印象です。

この植物は熱帯地方が原産地なので、明るい部屋を好みます。そのため、サンスベリアを室内で育てるときには、明るい日陰がベストです。

水やりのタイミングですが、乾燥には非常に強いので、土がしっかりと乾いてからあげてください。冬は10℃以下になると休眠期に入るので、水をあげずに静かに春が来るのを待ちましょう。

③ヒメカズラ(オキシカルジューム)

ヒメカズラは、ハートの形をした肉厚の葉が可愛いツル性の植物です。

日陰でもタフに育つヒメカズラは、一年中室内で楽しむことができます。ただし、いくら日陰に強いと言っても、ある程度日に当てないと葉にツヤがなくなってしまうため、週に何度かは明るい場所に出してあげましょう。その際には、直射日光に当ててしまうと、葉が黒く焼けてしまうことがあるので注意してください。

水やりですは夏は涼しい時間帯に、冬は昼間の暖かい時間を選び、乾いたらたっぷり与えるようにしましょう。

また、一年を通して葉水は効果的です。空気が乾燥するとハダニが増えるので、葉水で防ぐようにしましょう。さらに、濡れたタオルなどで葉の裏側までよく拭き取ると、より効果的です。

水耕栽培もできるおすすめの小型観葉植物3選

植物は必要な栄養が揃っていれば、必ずしも土に植えなければいけないというわけではありません。最近では室内に土を入れるのが苦手な方やどうしても匂いが気になる方向けに、水耕栽培ができる観葉植物が人気です。

ここでは葉を切り取って、水の中で栽培するだけで根が出てくる小型の観葉植物をご紹介します。

①ポトス

どんな環境の中でも丈夫に育つポトスは、初めて植物を育てる方に特におすすめの観葉植物。花瓶に挿しておくだけでぐんぐんと根を出して生長してくれます。

サトイモ科の植物で、アジア大陸の東南部・熱帯雨林地帯が原産地と言われています。

10年に1度花を咲かせるとされていますが、滅多に見たことがないので、もし花を見られたらラッキーです。

ポトスは夏が生育期の観葉植物なので、鉢植えで育てる場合は、夏はたっぷりと水を与え冬は控えめにすると良いでしょう。それほど神経質にならなくても、たくましく育ってくれます。

半日陰でも大丈夫ですが、斑入りのポトスの場合は模様が出にくくなってしまう可能性があるので、たまに日光浴させてあげてください。

②ハートカズラ

ハートカズラは、南アフリカが原産地のガガイモ科の植物です。葉っぱのフォルムがかわいらしくて、ハート型をしているのがトレードマーク。

茎を切って水に刺せば、ポトス同様に根をぐんぐん張ってくれます。そのまま小瓶などに入れて飾るのも良いですが、根が出てきたら小鉢に植え付けてあげると良いでしょう。とてもかわいいので、たくさん増やして楽しんでみてください。

ハートカズラは夏の暑さにも強く、冬も5℃までなら室外に置いても丈夫に育ちます。

③ハオルチア

ハオルチアは、ツルボラン科の多肉の仲間です。たくさんの種類がありますが、個性的で半透明の葉が美しくとても人気があります。

ハオルチアは砂漠の中でもたくましく生長する植物なので、乾燥に強いのが特徴です。

直射日光には弱いので、適度に日差しが入るカーテン越しに育てると良いでしょう。

水耕栽培にするときは、徒長しやすいため時々日差しがある窓辺に置いてあげてください。

なお、水栽培の水位は、根の半分から3分の2が浸かる程度にとどめましょう。根本は空気に触れるよう、水は入れすぎないようにしてください。気温が上がると水が濁ってくるので、定期的に交換しましょう。

運気アップしたいときにおすすめの小型観葉植物3選

植物にはエネルギーがあり、運気を上げることができたり邪気を払ってくれる効果があるとされています。

風水では方角別に意味がありますが、パワースポットはお部屋の真ん中にあると言われているので、家族みんなが集まるリビングの中心に観葉植物を置くのもおすすめです。ここでは置くだけで縁起がいいとされる小型観葉植物を紹介します。

①モンステラ

モンステラは熱帯アメリカが原産地のサトイモ科の植物です。サイズは小型〜大型まであるので、自分の好みでを選びましょう。

葉の形に特徴があり、深い切れ込みがあるものやハート型の品種もありとても人気があります。こちらは金運アップに効果があると言われているので、お家の西側あるいは南西の方角に置くと良いでしょう。

②ネフロレピス

ツルシダ科の植物のネフロレピスは、熱帯から亜熱帯地方が原産地です。園芸ショップでは「タマシダ」と言う名前で取り扱われていることもあります。

羽根のように長く伸びる葉に独特の持ち味があって、ハンギングなどにも向いているでしょう。こちらは恋愛運をアップするとされているので、東南の方角に置くのがおすすめです。

太陽の光が不足すると葉が黄色く変色してしまうこともあるので注意してください。湿気を好むので、夏場は葉水をしてあげると良いでしょう。

③パキラ

パキラは太い幹と美しい葉が特徴的で、ギフトにもぴったりな観葉植物です。熱帯地方に自生しており、高温多湿を好みます。

パキラの葉は尖っていますが、このように尖った葉っぱを持つ植物は、風水で「邪気を払う」効果があるとされています。

風水的な意味としては置き場所によって変わりますが、どの方角とも相性が良いので置き場所を選ばないのがメリットです。

パキラはとてもたくましいので日陰でも育ちますが、できるだけ明るいところに出してあげることで、葉もみずみずしい状態を保てます。寒さには弱いので、冬場の温度管理には気をつけてください。

④金のなる木

金のなる木(カネノナルキ)は葉っぱがコイン・五円玉のような形をしている多肉植物で、縁起物としてよくお祝い事の場で贈られます。英語でも「money tree」と呼ばれていますよ。つやつやとした葉が美しく、観葉植物として人気です。花言葉も名前のように大変縁起のいい「富」「一攫千金」「幸運を招く」です。

また、丸い葉には風水効果があると考えられており、金のなる木はずばりそのまま、金運を上げるとされています。財運を司る西や北西に置くのがいいでしょう。

⑤ホヤ

ホヤは初心者でも育てやすく、観葉植物として店舗の開店祝いなどに贈られることも多いです。

実はホヤは属名で、ホヤと名前のつく植物は世界で200種類以上と、たくさんの種類があります。

ホヤの風水効果は、主に対人運、つまり良好な人間関係を築く力があると考えられています。店舗など客商売への贈り物にぴったりです。玄関や窓際など、気の出入りのある場所に置きましょう。

小型観葉植物を育てる際のコツ

小さいサイズの観葉植物は、自宅だけではなく会社のデスクにも置けるアイテムです。

お仕事をしながら緑を感じることで、疲れた目を癒したりストレスを軽減する効果も期待できます。

ここでは小型の観葉植物を育てる上で注意したいポイントを紹介していきましょう。秘訣さえ押さえれば簡単なので、覚えて挑戦してみてください。

置き場所

植物の中には日当たりの良い場所を好むタイプ、暑い夏が苦手、冬場の温度管理が欠かせないなどの性質をそれぞれ持っています。

したがって置く場所によって、観葉植物の種類を決めると言う選択肢もあるでしょう。

しかし総体的には、ほとんどの植物は明るく通気性が良い場所を好みます。

どうしても日光が入らないエリアに置きたい場合でも、もし昼間だけカーテン越しなどの日差しの入る場所に移してあげることができれば元気よく育ってくれますよ。

水やり

観葉植物は土の表面が乾いたら、たっぷりと水をあげるのが基本です。

このとき、鉢の底から満ちるほどに与えるのがポイントですが、受け皿に水が溜まったら、すぐに捨てるようにしましょう。受け皿の水を捨てないと、根腐れの原因になります。

また、季節によって水やりの頻度を変更させることも大切です。夏は土が乾いたのを確認してから水やりをするのがポイントです。

観葉植物は寒い冬になると冬眠状態に入ります。この状態で水をあげると、根が傷むので注意しましょう。初心者の方は特に冬に、水を与え過ぎて枯らしてしまうことが多い傾向にあります。

植え替え

根が育ちすぎてもずっと同じ鉢で育てていると、根詰まりや根腐れなどのトラブルの元になります。植物にもよりますが、1〜2年のスパンで植え替えしましょう。

植え替えの際はひとまわり大きい鉢に植え替えるのが一般的ですが、小さいまま育てたい場合は、枝葉と根を3分の1から2分の1ほどまで短く切り詰めておくと大きくなりすぎずに育てられます。

小型観葉植物のおすすめの飾り方

ミニサイズの観葉植物はかわいいので、色んな場所に置いて楽しみたいですね。

お部屋の中にグリーンがあるだけで、スタイリッシュな雰囲気になるだけではなくヒーリング効果も抜群です。もちろん棚や卓上に置くだけでもステキですが、もっと変わった飾り方がしたい方のためにおすすめのアイデアをご紹介します。

ハンギング&壁かけ

一つ目に紹介するアイデアはハンギングという方法です。

ハンギングは天井から吊るす方法や、窓枠やカーテンレールに吊るす飾り方で、100円ショップなどで販売されているS字フックを使用して飾ることができます。

また小型観葉植物なら、壁にかけてもお洒落です。

その際に土や鉢を必要としないエアプランツをチョイスすれば、お部屋がナチュラルな雰囲気になります。拾ってきた流木や木の枝に着生させれば、オリジナルなオブジェが完成しますよ。

ハイドロカルチャー

ハイドロカルチャーは、土を使用せずに植物を育てる方法です。この方法では、粘土を高温で仕上げた専用の石が必要になります。この石には細かな穴がたくさん空いており、そこに空気を溜めることができるので根をいい状態を保てるのが利点。

この他にもゼリーボールを使用する方法もありますが、根が傷みやすくハイドロにはやや不適合と言えるでしょう。その際は根腐れを防ぐゼオライトなどを使用すると安心です。

ナチュラル派の方には、殺菌効果が高い炭を応用する方法もありますよ。

部屋の中に土を入れるのが嫌な方や、デスクに土がこぼれるのが心配な方はこちらのスタイルを試してみてください。

コーナーラックやベンチで植物コーナーを作る

観葉植物は光の入るエリアを好むので、出窓の空きスペースに飾ると見栄えがします。

色んな種類の小型の観葉植物を高低差をつけて並べると、洗練された雰囲気になるでしょう。また、カットした葉っぱを透明なグラスに並べて置いても粋ですね。

そういったスペースがない場合は、ベンチやスツールを使用する方法もあります。

ベランダに置くなら、フラワースタンドもおすすめ。こちらは省スペースで飾れるコーナーラックや、自然派が好むウッドタイプなどお部屋にも置けそうなアイテムもたくさん揃っています。花や観葉植物を自分のセンスで飾る楽しみが増えますね。

観葉植物を購入するならプレミアガーデン

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まとめ

観葉植物を育ててみたいと思ってはいても、あまりにもたくさんの種類があって迷ってしまう方もいるのではないでしょうか。

初心者の方には、お世話が簡単で小型の観葉植物がおすすめです。

ポイントは、水やりを忘れてしまっても枯れにくいこと・暑さや寒さに強いこと・手に入れやすい価格帯で色々な飾り方ができて楽しめることなどが挙げられます。

あなたも是非お部屋を彩るワンポイントとして、小型の観葉植物を飾ってみませんか。

置くだけでお部屋の雰囲気が変わり、居心地がいい空間になりますよ。

大切なあの人にお花を送ってみませんか?