ブルースターの花言葉は?怖い意味はある?

星型の青い小花を咲かせるブルースター。自然界に青い花はそれほど多くなく、フラワーギフトの中で貴重な青い要素として扱われることが多い花です。

最近では、花嫁さんがもつウェディングブーケに用いられることも増えてきました。

今回は、そんなブルースターの花言葉や特徴、育て方や飾り方などを解説します。

ブルースターを誰かに贈りたいと考えている人、ブルースターを育ててみたいと思っている人は参考にしてみてください。

ブルースターの花言葉

ブルースターの花言葉は「信じ合う心」「幸福な愛」です。

「信じ合う心」は、青い色が聖母マリアを象徴する色であり、信仰する誠実な心から由来しています。

「幸福な愛」は、花嫁さんが身に着けると幸せになれる「サムシング・ブルー」という欧米の古い風習に、ブルースターが用いられることが多いことから付けられました。

また、ブルースターの花の形から「星の精」という可愛らしい花言葉もあります。

ブルースターの花言葉に怖い意味はある?

花を誰かにプレゼントするとき、その花に怖い意味の花言葉が隠されていないか不安になることもありますよね。マイナスなイメージの花言葉があれば、場合によっては相手の方に勘違いされてしまうこともあります。

実はブルースターには、「早すぎた恋」「身を切る思い」といった、どちらかというとネガティブなイメージの花言葉もあるのです。

しかし、怖いというほどマイナスな意味合いではありませんし、「信じ合う心」や「幸福な愛」などの花言葉の方がメジャーなので、それほど気にしなくても大丈夫でしょう。

ブルースターがよく用いられるサムシング・フォーとは

先ほど、古い欧米の風習で、花嫁の幸せを願うアイテム「サムシング・ブルー」があることを解説しました。

花嫁の幸せを願うアイテムにはサムシング・ブルー以外に以下の3つのものがあり、全部で「サムシング・フォー」と呼ばれています。

サムシング・ブルー以外の3つは以下の通りです。

  • サムシング・オールド:祖先からの豊かさを受け継ぐための「なにか古いもの」
  • サムシング・ニュー:結婚という新しい人生のスタートを象徴する「なにか新しいもの」
  • サムシング・ボロウ:幸せな結婚生活を送っている人からおすそわけしてもらう「借りたもの」

ちなみに、サムシング・ブルーは青色が誠実さを象徴しているとされていることに由来しています。

ブルースターの基本情報

ブルースターの花言葉を解説しましたが、ここからは基本にかえってブルースターの特徴などをご紹介します。

誕生花やショップに出回る時期を知っておくと、プレゼントするのに便利ですよ。

特徴

ブルースターは、キョウチクトウ科・ルリトウワタ属の多年草で、ブラジルやウルグアイなどの熱帯地域が原産です。

地域や気候にもよりますが開花期は5〜9月で、細く伸びた茎の先に3cmほどの青い小花を咲かせます。

草丈は60cmから大きくなると1mを超えることも。開花したばかりの頃は紫がかった青い花ですが、だんだんと青みが増していき、花が終わる頃にはピンクっぽく変色していくのです。

やがて花が咲き終わると果実がつき、その中から細かい綿毛がついた種が落ちます。

誕生花

ブルースターの誕生花は、3月8日と4月14日になっています。

この時期に誕生日を迎える方が身近にいる場合は、ぜひブルースターを贈ってみましょう。

いつがいつの誕生花なのかを把握できている人は多くはないかもしれないので、メッセージカードなどに記しておくと伝わりやすいです。

出回り時期

ブルースターが切り花として店頭に出回るのは、4〜7月頃です。ジューンブライドによって結婚式が多くなる6月に流通のピークを迎えるので、花嫁さんのブーケや会場装花などに用いられることが増えてきました。

8月以降も出回っているのですが、ブルースターは極端な暑さに弱い性質があるので、数は減っていきます。

ブルースター以外の品種

実はブルースターはもともと、オキシペタルムという花の中の1つの品種です。この花が市場に出回り始めた頃はブルースターが主流だったので、オキシペタルムという花名よりも、品種名ブルースターのイメージが強くなったと言われています。

しかし最近では、ブルースター以外の品種も登場するようになり、そろそろ「ブルースター」と呼びにくくなっているのが現状です。

ローズスター

青い花を付けるブルースターとは対照的に、あたたかみがあって鮮やかなピンク色の花を咲かせる品種で、「ピンクスター」と呼ばれることもあります。

ブルースターに比べると、少々花の大きさが小さいですが、緑の葉や茎の中で映えるピンクは存在感抜群。花付きも良いので、満開になるとお庭を鮮やかに彩ります。濃いピンクから淡いピンクまで色合いがさまざまで、豊かな表情を見せてくれますよ。

ホワイトスター

真っ白な雪のような繊細な花を咲かせるホワイトスター。純白のイメージが結婚式に適するので、「サムシング・ブルー」であるブルースターと合わせてウェディングブーケに用いられることもあります。

ホワイトスターは、主に切り花として流通しているので、ガーデニング用の株ではあまり販売されていないこともあり、注意が必要です。

ピュアブルー

オキシペタルムの中でも最も流通している品種です。あまり花もちが良くないブルースターを品種改良して生まれました。

澄んだ空のような優しい青色で、見た目はブルースターと似ていますが、ブルースターの花びらが細長いのに対し、ピュアブルーの花びらは丸みを帯びています。そのため、ブルースターよりも優しい印象のある品種です。

ブルースターの育て方

ブルースターは、草花の中でも貴重な青色をもつ花。ガーデニングで育てることで、お庭に明るい彩りを添えてくれますよ。

育て方もそれほど難しくないので、初心者の方にもおすすめです。ここからは、ブルースターの上手な育て方を解説します。

置き場所

ブルースターは日当たりが良く、風通しの良い環境を好みます。多湿を避ける必要があるので、雨の多い時期には軒先など雨をしのげる場所に移動させましょう。

また、ある程度の耐寒性はあるものの、霜が降りるほど気温が下がるとブルースターは枯れることがあります。

寒冷地では、地植えではなく鉢植えやプランターで育て、軒先や室内などに移動させると冬越しも可能です。

用土

ブルースターは、水はけの良い土を好みますが、適度な保水性も大切です。

鉢植えに使う用土を自分で配合する場合は、赤玉土6、腐葉土3、パーライト1で配合した土がおすすめ。もちろん、市販されている草花用の培養土でも構いません。

庭に地植えするのであれば、植え付ける2週間前によく耕し、腐葉土やたい肥などを混ぜ込んでおきましょう。植え付けまでの間に土に養分がなじみ、ブルースターの根はりが良くなります。

植え付け

ブルースターの植え付けに適している時期は4〜9月です。地植えの場合は15〜20cm間隔で植え付けましょう。購入した苗の根鉢よりも一回り大きな穴を堀り、根鉢を崩さずにそのまま植え付けます。その後、たっぷりと水をやりましょう。

冬になると霜が降りたり凍結したりする地域なら、冬になる前に鉢に植え替えて寒さ対策をしてください。

ブルースターを鉢植えで育てる場合は、5号鉢に1本が目安です。鉢の底穴にネットを敷き、水はけを良くするための軽石を底が見えない程度に敷き詰めます。その上から腐葉土などを入れ、苗を植え付けた後、底からあふれるくらいしっかりと水をやってください。

水やり

ブルースターは湿気を嫌うので、水やりの際には葉や花に水がかからないよう、根元から静かにやるようにします。

夏場は与えた水の温度が上がりすぎないように朝か夕方の涼しい時間帯に、冬は水が凍結しないよう、暖かい日中に水やりしてください。

ただし、地植えの場合は、雨水などが下から上がってくるので頻繁な水やりは必要ありません。鉢植えであれば、土の表面が乾いていたらたっぷりと水をやりましょう。

肥料

適度に肥料を与えることで、ブルースターの花付きが良くなります。

植え付けのときに土に緩効性肥料を混ぜ込むのがおすすめです。その後は生育旺盛になる5〜10月まで月に1度、化成肥料を撒いたり液体肥料を与えるようにしましょう。

ブルースターの育て方のポイント

ブルースターの基本の育て方をご紹介しました。

ここからは、ブルースターの栽培をより楽しむためのポイントを解説していきます。

ブルースターの株を丈夫に育て、花付きをよくするための作業ばかりなので、参考にしてみてください。

乳液に注意

まずは、ブルースターのお手入れをするときの注意点です。

ブルースターの葉茎などを切ると、その切り口から白い乳液があふれてきます。この乳液が手に触れると、かゆみやかぶれを引き起こすことがあるので、作業は必ず園芸用の手袋を装着しましょう。もし、手に付いてしまったら、すみやかに流水で洗い流してください。

花がら摘み

ブルースターは、開花期を迎えると次々に花を咲かせていきます。咲き終わった花があれば、こまめに摘み取っておきましょう。花をそのまま残しておくと種を作ろうとして、そのことにエネルギーを使い、花の数が少なくなっていきます。

また、花がら摘みをすることで株全体の通気性も良くなり、病害虫の発生も防げるのです。

切り戻し

ブルースターは、半つる性の植物のため、草丈が大きくなると倒れやすくなってしまいます。夏の終わり頃の、花が咲き終わるころには樹形が乱れてくるでしょう。

株をリセットさせて若返りをはかるために、切り戻しの作業が大切です。草丈の半分くらいの長さでばっさりと剪定しましょう。そうすることで新芽が出てきて、秋ごろには次の開花が始まります。

支柱立て

切り戻しせずにブルースターの草丈を伸ばしたいのであれば、株を支えるための支柱を立ててください。そのままにしていると、花の重みでどんどん傾いていったり倒れてしまったりします。

支柱とビニタイを使い、ブルースターをしっかり支えてあげましょう。

増やし方

ブルースターは、種まきと挿し芽の2通りの方法で増やすことができます。ブルースターをたくさん育てたいときに、苗を都度購入しているとコストがかかってしまうので、自分で増やすのがおすすめです。

種まき

ブルースターは、花が終わったあとにこぼれ落ちた種から発芽するほどなので、種まきはそれほど難しくありません。種まきに適している時期は、4月〜6月頃で、20〜20℃くらいの環境で発芽しやすくなります。

ポットに市販の培養土を入れ、1つの穴に2〜3粒ずつまいていき、ごく薄く土をかぶせましょう。乾燥しない程度に水をやっていき、15〜20日ほどで発芽します。

1ヶ月ほどたって、根が回ってきたら植え付けを開始しましょう。

挿し芽

ブルースターは、茎を切り取って土に挿しておく方法でも増やすことができます。花が咲き終わり、種が成熟するまで待つ必要がなく、発芽までの手間もかかりません。

ブルースターの挿し芽に適している時期は、5〜9月です。

元となる株の、新しく伸びた枝を2節ほど残して斜めにカットします。このとき、切り口からこぼれてくる白い乳液を流水でしっかり洗い流しましょう。乳液が残ったまま土に挿してしまうと、水を吸い上げにくくなってしまいます。

切り口を洗ったら、水を張った容器に浸けて1時間ほど水揚げを行ってください。そして、ポットに水をたっぷり含ませた培養土を入れ、枝を挿し、倒れないように土で押さえます。

その後、根が十分に回ってきたら、植え付けをしましょう。

 

ブルースターの切り花を長持ちさせる方法

ブルースターの切り花を購入したり花束をもらったりしたら、お気に入りの花瓶に飾って楽しみたいですよね。

しかし、ブルースターは一般的に、切り花の花もちが悪いとされています。

その原因は、ブルースターの茎の切り口から出てくる白い乳液。この乳液が茎の中に残っていると、切り口から吸い上げてくる水を遮断してしまうのです。

そのため、ブルースターの切り花を飾る前に、茎を切り戻し、分泌される乳液が出てこなくなるまで洗い流すことが大切です。

さらに、湯揚げや切り口を潰して繊維を広げることでも水揚げが良くなります。

ブルースターを贈るおすすめのシーン

ブルースターの品種改良が進み、花もちが良くなってきていることで、プレゼントにも用いられることが多くなってきました。

ブルースターは小花なので、それほどインパクトがなくどちらかというと脇役になってしまう傾向にありますが、ブルースターだけの花束は爽やかで涼し気なフラワーギフトになります。

結婚祝い

花嫁さんが身に着けると幸せになれるというサムシング・ブルーという欧米の風習にならって、ウェディングシーンでよく見かけるブルースター。

花言葉に「幸福な愛」もあることから結婚祝いのプレゼントにおすすめです。

爽やかな青いブルースターは、白い花との相性が良いので、白いバラやカラー、カスミソウなどと合わせて花束を作ると、結婚式の雰囲気が出ます。

大切な人の結婚祝いにブルースターを贈って、その方の幸せな結婚生活を祈りましょう。

結婚式に招待されている場合、当日に渡すと相手の方の負担になることもあるので、式の前日までに渡しておくのが無難です。

男の子の誕生

海外では、青い花を「ベビーブルー」と呼び、男の子のラッキーカラーだとされています。そのため、男の子が誕生したときの出産祝いにブルースターを贈る風習もあるのだそうです。

日本においても、男の子の出産祝い用のベビー用品にはブルーが使われていることが多いので、そのギフトにブルースターを添えると色合いも統一されておしゃれなプレゼントになることでしょう。

ただし、出産したばかりのお母さんは、体力の回復もままならない中で休みのない育児がスタートして疲れていることもあります。切り花を贈ると、花瓶に生けたり水を替えたりなどの手間をかけてしまうので、時期を見たり、そのまま飾れるアレンジメントにしたりなどの配慮をしましょう。

ブルースターの花言葉を知ってプレゼントしよう!

ブルースターには「幸福な愛」や「信じあう心」という、大切な人との絆を象徴するような素敵な花言葉があります。

「早すぎた恋」など、少々ネガティブな意味合いもありますが、それほど怖い花言葉はないので安心してプレゼントとして贈ることができますよ。

自分で愛情こめて育てたブルースターを、鉢植えや花束にして誰かに贈るのも素敵ですね。爽やかな青い空のようなブルースターのことを知り、プレゼントやガーデニングに生かしてみてください。

大切なあの人にお花を送ってみませんか?