舞台にメッセージを届けたい!例文と楽屋花の贈り方を徹底解説

舞台に出るあの人にお祝いと激励のメッセージを伝えたい、そんな人におすすめなのが、楽屋花を贈るという方法です。

フラワーギフトにメッセージを添えれば、お花があなたの気持ちを楽屋まで届けてくれますよ。

この記事では、舞台公演の楽屋に贈るメッセージの例文や楽屋花の贈り方、楽屋花のスタイルなど、舞台向けのフラワーギフトの準備に役立つ内容を解説します。

舞台公演に贈るメッセージの例文を紹介

舞台公演でお祝いを伝えたいとき、どのようなメッセージ内容にすれば良いのか悩む人もいるかもしれません。心のこもったメッセージなら、贈る相手へのお祝いや励ましの気持ちがより伝わりやすいでしょう。

まずは、舞台公演に贈るメッセージの例文を内容別に紹介します。

公演の開催を祝うメッセージの例文

  • 御公演おめでとうございます。無事にこの初日を迎えられたこと、私も大変嬉しく思っております。残念ながら初日には伺えないのですが、公演期間中に客席にお邪魔させていただきますね。私も含め、大勢のファンの方々が〇〇さんの舞台の観劇を楽しみにしています。お体に気を付けながら、全公演をパワフルに走り抜けてください。いつも応援しております。

開演前に贈るメッセージの例文

  • 〇〇への御出演おめでとうございます。この舞台のために、並々ならぬ努力を重ねて来られたことと思います。以前から▢▢さんが夢の1つだと仰られていた舞台への出演が叶い、私も本当に嬉しいです。客席から▢▢さんの晴れ姿を見られることを楽しみにしています。頑張ってください。

開演後に贈るメッセージの例文

  • 公演お疲れ様でした。素敵な舞台を観劇できてとても感動しました。〇〇さんの迫力溢れる演技もとても素晴らしかったです。毎日ハードなスケジュールで大変だと思いますが、千秋楽まで元気に完走してください。

舞台の成功を祈るメッセージの例文

  • 御公演おめでとうございます。初めての主演、とても緊張されていることと思います。〇〇さんの日頃の努力が実を結び抜擢された素敵な舞台、観劇するのが本当に楽しみです。公演の成功を心よりお祈りいたします。

千秋楽に贈るメッセージの例文

  • 千秋楽おめでとうございます。長い公演期間を走り切り、無事本日を迎えられましたこと、心よりお祝い申し上げます。素晴らしい舞台をどうもありがとうございました。〇〇さんの今後ますますのご活躍をお祈りいたします。

 

※なお、「千秋楽」という言葉は、「秋」の「火」の部分が火事を連想させて縁起が良くないと考える人もいます。その場合は、少し字を変えて「千穐楽」とするのもありです。

メッセージの贈り方

大切なメッセージをどのように相手に届けるかも考えてみましょう。

手紙や電報など、メッセージの贈り方はさまざまです。舞台に出演する人にメッセージを贈る場合、主に次のような方法が挙げられます。

手紙で送る

メッセージの贈り方として、まずポピュラーなのが手紙。手紙はシーンを問わず使える方法です。長文・短文どちらのメッセージにも対応できる汎用性の高さが大きなメリットでしょう。

特にメッセージが長くなる場合は、カードなどには収まりきらないため、手紙にしたためるのがおすすめです。便箋のデザインの選び方などで、手紙の印象をさまざまに演出することもできますよ。舞台の出演者に手紙を渡すなら、会場に足を運んだ日に受付などで届けてもらえるようお願いするのが良いでしょう。

電報で送る

電報もメッセージの贈り方の1つです。電報は郵便局をはじめウェブ上でも送ることができます。メッセージとともに申し込めば、相手方にその内容が紙やカードなどで届けられますよ。冠婚葬祭で当日その場に足を運べない場合、お祝いやお悔やみの気持ちを伝える手段としてもよく用いられます。

舞台の出演者にメッセージを伝えるときにも、もちろん電報は利用可能です。配達してもらえるので、当日会場に行けない場合でも問題ありません。なお、電報は台紙のデザインの種類が選べます。また、ぬいぐるみ・バルーンなどメッセージ以外のアイテムが付属しているタイプもあり、いろいろな商品があるのでセレクトの仕方もポイントです。

楽屋花と合わせて送る

楽屋花と合わせてメッセージを贈る方法もよく用いられます。公演や出演のお祝いにお花を贈るのは定番。そのお花にメッセージカードを添えるというものです。

華やかななフラワーギフトは相手への真心を伝えるためにぴったりのアイテム。すぐに飾れるので、楽屋の華やかに盛り上げる存在にもなってくれるでしょう。メッセ―ジカードと一緒に贈れば、よりお祝いや励ましが伝わりやすくなります。

楽屋花を贈る上でのマナー

楽屋花を贈る際は、マナーを守ることが非常に重要です。

マナーを守らず好きに贈って、舞台で忙しい相手方に迷惑をかけることになってしまったら本末転倒ですよね。

  • 公演日・公演会場・主催者名を把握する
  • お届け日は当日を指定する
  • メッセージは短く簡潔にまとめる
  • 送り主と宛先を明記する

気持ち良く楽屋花を受け取ってもらうため、以上のようなマナーを意識しましょう。

公演日・公演会場・主催者名を把握する

楽屋花を贈る準備として、公演日・公演会場・主催者名の把握は必須です。このどれか1つでも間違っていれば、楽屋花を手配しても正しく届けられない可能性があります。勘違いなどがないよう、しっかり確認しておきましょう。

また、楽屋花の手配は公演開始の2週間前頃までに済ませておいてください。楽屋花など特別なフラワーギフトは準備に日数を要するため、直前の手配だと希望する日時・場所に届けられないことも。時間に余裕を持って手配を進めることも大切です。

お届け日は当日を指定する

楽屋花のお届け日は当日を指定することも重要なマナーです。

万全を期して前日のうちに会場に届くようにしたいと考える人もいるかもしれませんが、舞台当日まで会場側で楽屋花を保管しておかなければならない手間をかけることになります。舞台の準備で忙しい会場に、さらにフラワーギフトの保管の手間をかけるのは失礼です。当日ならそのまま楽屋に飾ってもらえるので、必ず当日に届くよう手配しましょう。

なお、会場によっては楽屋花を受け取るタイミングをルール化している場合もあるので、不明なときは会場のサイトを確認したり、尋ねたりしておくと無難です。その際は、楽屋花自体の種類なども会場で制限がないか確認しておきましょう(楽屋花のサイズや内容もルールを設けている場合があります)。

メッセージは短く簡潔にまとめる

楽屋花に添えるメッセージは、短く簡潔にまとめることもポイントです。楽屋花にメッセージを添える場合はメッセージカードを使います。あまりに長い文章はカードのサイズに収まりきれません。

また、メッセージが長過ぎると1番伝えたいことが何か、わかりにくくなってしまうこともあるでしょう。お祝いや励ましの気持ちをシンプルでわかりやすい言葉で表した方が、相手にも伝わりやすいはずです。

送り主と宛先を明記する

楽屋花には送り主と宛先を明記することも忘れてはいけません。送り主を省略してしまうと、会場側に誰から送られてきたかわからない不審物として処分されてしまう可能性もあります。不審物には受け取った人を傷付けるようなものもあるため、舞台の出演者を守る目的でプレゼントやお花などは厳しいチェックがなされます。不審物と疑われないよう、送り主はしっかり明記しておきましょう。

また、特に重要なのが宛先の明記です。宛先を書かなければ、誰に当てた楽屋花なのかわかりません。舞台は一般的に複数の出演者がいるため、宛先がわからないと受け取ってもらいたい相手の手元に届けられなくなってしまいます。なお、宛先の名前を間違うことは非常に失礼にあたるので、誤りのないよう特別注意を払いながら明記してください。

舞台のメッセージと合わせて贈る花のスタイル

ここからは、舞台のメッセージと合わせて贈る花のスタイルごとに、メリットや贈る際のポイントを解説します。楽屋花と一口に言っても、そのスタイルは多様です。次のスタイルは楽屋花として選ぶ人が多いものなので、スタイルの特徴とメリットをご紹介します。

  • 花束
  • スタンド花
  • 胡蝶蘭

スタイルごとの特徴を押さえて、自分が贈る楽屋花はどれが望ましいか考えてみてください。

花束

花束は最もポピュラーと言えるフラワーギフトです。どのようなシーンにもマッチする汎用性の高さが魅力のひとつ。また、使用する花の種類や色、ラッピングのデザインなどによって、多様にイメージを変えられることもポイントです。

対応しているフラワーショップも多いため、手配しやすいでしょう。

花束のメリット

花束を贈るメリットのひとつは、サイズ感が手頃であることです。大きなものでも1人で無理なく持てるサイズなので、楽屋の広さに関係なく相手が受け取りやすいでしょう。

大きい楽屋花だと相手に気を遣わせてしまうのではないかと心配な人も、花束であれば贈りやすいかもしれません。

また、花束は受け取った後のお世話がしやすいこともメリットです。ラッピングを外し、水入りの花瓶に活ければ良いので、あまり手間をかけずに美しい花を長く楽しめます。

花束を贈るポイント

花束を贈るなら、贈る相手や舞台などをイメージしたものもおすすめです。例えば贈る相手の好きな色、舞台のテーマカラーなどがわかれば、その色を基調にしたデザインの花束が喜ばれやすいでしょう。

また、花にはそれぞれ花言葉があるので、伝えたいメッセージを花言葉に持つ花をメインにした花束を贈るのもありです。さまざまなアレンジがききやすい花束だからこそ、贈る相手がさらに喜ぶような一工夫をしてみてください。

スタンド花

フラワーギフトの中でも、特にゴージャスで目を引くのがスタンド花です。サイズが大きいので相手が受け取れるか、会場で受け入れているかなどの確認などは必須ですが、迫力がありお祝いの気持ちをダイナミックに届けられます。

スタンド花は花屋によって取り扱いの有無や商品ラインナップが大きく異なるので、花屋選びも重要です。

スタンド花のメリット

スタンド花のメリットは何と言ってもその華やかさ。フラワーギフトの中でも最もサイズの大きい種類なので、非常に迫力があります。

楽屋花として贈った場合、楽屋がある場所の通路や会場のロビーなどに飾られることが多いでしょう。楽屋の通路を通る人が皆華やかなお花で元気をもらえるはずです。

また、ロビーにスタンド花があれば、会場の雰囲気が一気にゴージャスに。ロビーを訪れた観客の気持ちも盛り上げられます。

なお、スタンド花は足が付いているため、スペースさえ確保できればそのまま飾れて設置の手間が少ないこともメリット。公演が終わった後は、スタンドごと花屋に回収してもらえるサービスもあります。

スタンド花を贈るポイント

スタンド花を贈る際も花束と同じく、贈る相手の好きな色や舞台のテーマカラー、舞台の雰囲気などを意識しながらデザインを選ぶのがおすすめです。

スタンド花は花の他、バルーンやリボンなどのアイテムで装飾が可能な商品もあります。どのようなデザインが喜ばれそうか、じっくり考えてみてください。

なお、スタンド花は大型のギフトなので、楽屋に飾ってもらえるスペースがあるか、手配の前に相手方への確認もお忘れなく。

胡蝶蘭

胡蝶蘭もフラワーギフトの王道です。高級感たっぷりな種類なので、格式の高い場にも負けません。上品な佇まいで楽屋花としても人気があります。

また、胡蝶蘭は上手にお世話すればそのまま育てて楽しめるところも、他のフラワーギフトと少し異なる特徴です。

胡蝶蘭のメリット

胡蝶蘭のメリットは、非常に上品で高級な雰囲気があり、幅広い場面でのギフトに適していることです。鉢に入っているため、テーブルや棚の上の他、床の上などにも置けます。サイズもそこまで大きくはなく、さまざまな場所に飾れるでしょう。

香りや花粉が少ないことも万人に喜ばれやすい魅力のひとつです。お世話をほとんどしなくてもきれいな花が1ヶ月以上楽しめるので、公演期間中に花が枯れることもありません。また、先述の通り、胡蝶蘭はお世話次第でそのまま育てることもできます。花が全て落ちてしまっても、適切な栽培を続ければまたきれいな花をつけます。園芸が好きな人などへのフラワーギフトにもぴったりです。

胡蝶蘭を贈るポイント

胡蝶蘭のギフトは花茎の本数が選べます。最もシンプルなのは花茎1本の1本立てで、5本立てくらいまでが一般的です。本数が多いほどゴージャスさが増します。

ただし、本数が多めのタイプは横幅や奥行きも大きくなるため、受け取った相手が飾る場所の広さを考える必要も出てきます。なお、胡蝶蘭は白い花のイメージが強いかもしれませんが、ピンクや紫など他の色の花もあります。花の中心部の色も黄色や赤など種類によって異なるので、相手方や舞台に合わせて選びたいところです。

贈る際は贈り先と贈り主を記載した立て札を付けるのがマナーなので、忘れないようにしましょう。

 

立て札の書き方については、こちらの記事で詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。

徹底解説!お祝い花・スタンド花につける立札の書き方とマナー

楽屋花を贈るにはお花の通販がおすすめ

楽屋花を贈る際には、お花の通販を利用するのがおすすめです。お花の通販は24時間365日いつでもサイトから申し込めるので、忙しくてなかなかお店まで足を運ぶ時間がつくれない人でも、手配しやすい点が大きなメリットでしょう。

また、通販サイトは商品の種類が豊富なことも多いため、さまざまなお花の中から最もイメージにマッチするものを選ぶこともできます。

プレミアガーデンはフラワーギフトの専門店で、通販サイトからいつでも商品の注文が可能です。花束・スタンド花・胡蝶蘭の他、アレンジメントや観葉植物など多様なフラワーギフトを扱っています。使用するお花の種類やカラーも多く、幅広いニーズに応えられる豊富なラインナップが大きな魅力です。

取り扱いエリアも広く、幅広い地域からの注文に対応できます。立て札やメッセージカードを無料でプラスできることも嬉しいポイント。

プレミアガーデンで、喜ばれる楽屋花をセレクトし、気持ちを込めたメッセージとともに贈ってみてはいかがでしょうか?

楽屋花の相場

楽屋花を手配するときに多くの人が疑問に思うであろう費用の相場。

楽屋花の相場はおおよそ10,000〜15,000円ほどです。ただし、贈る相手との関係性や舞台の規模・雰囲気などによって、相場とは少し異なる費用をかけるケースもあるでしょう。

相場より極端に費用を抑えるとチープな雰囲気になりやすく、かと言って相場を超えて過度な費用をかけると受け取った相手を恐縮させてしまう可能性もあります。贈る相手に気持ち良く受け取ってもらえるよう、ちょうど良いラインを見極めたいですね。

まとめ

舞台の公演・出演時に贈る楽屋花には、贈る相手をお祝いし、舞台の成功を願い励ます気持ちをたっぷりと込められます。楽屋花のスタイルには種類があり、それぞれメリットやポイントが異なるので、贈る相手や舞台に合わせて選ぶことが大切です。

また、楽屋花にメッセージカードを添える、楽屋花を贈る際のマナーを守るなどを意識すれば、よりスマートにフラワーギフトを届けられるでしょう。ぜひこの記事を参考に、楽屋花を贈る準備をしてみてください。

大切なあの人にお花を送ってみませんか?