あなたの大切な人の誕生花は?1年間の誕生花一覧(月単位)
誕生日は大切な人へ祝福の気持ちを伝えられる日。そんな特別な日にお花を贈る方も多いのではないでしょうか。花には誕生日それぞれに「誕生花」が存在します。今回は365日の誕生花を全てご紹介します。大切なあの人の誕生花もすぐに調べることができるので、参考にしてくださいね。誕生日に喜ばれるフラワーギフトもご紹介します。
誕生花とは
誕生花は生まれた月日にちなんだ花です。365日それぞれに誕生花が決められています。由来は諸説ありますが、古代ローマ帝国時代より始まったとされて、自然界には日々を司る神がいると信じられていました。神秘的な力を持つ植物には神のメッセージが託されていると考えられていて、これが誕生花の始まりと言われています。誕生日の花は、守護神のように自分を守り幸せをもたらす花だと信じられています。
月ごとの誕生花
誕生花と聞くと誕生日のお花が浮かびますが、実は12カ月を表す「月ごとの誕生花」もあります。その月の代表的な花を知ることで季節を感じることもできますよ。また、「月ごとの誕生花」「365日の誕生花」両方を知ることで、お花を贈る際に選ぶ時間がもっと楽しくなりますね。今回はそれぞれの誕生花を一覧でご紹介します。
1月の誕生花【カーネーション】
カーネーション全体の花言葉は「無垢で深い愛」で、ナデシコ科・ナデシコ属のお花です。色によって異なった花言葉を持っていて、赤は「母への愛」、白は「純潔の愛」、黄色は「友情」、など、どれも良い意味を持っているので母の日をはじめ、ギフトにぴったりのお花です。カーネーションの歴史は古く、17世紀ヨーロッパには既に300以上の品種があったと言われています。世界的にも愛されている花で、花束からウェディング装花までさまざまな用途に贈られます。
2月の誕生花【ウメ】
ウメはバラ科・サクラ属の花で、全体の花言葉は「高潔」「忠実」です。古くに中国から薬用として渡来しました。春の訪れを告げるウメは、花、香り、果実どれをとっても日本人に馴染み深いものですよ。また、新春を祝う「花物盆栽」としても人気があり、花つきがよく強健な樹種なので、初心者の方にも人気です。花言葉は紅白それぞれにあり、白梅は「気品」、紅梅は「優美」という花言葉があります。
3月の誕生花【チューリップ】
チューリップは、ユリ科・チューリップ属の花で、全体の花言葉は「思いやり」です。
春に色とりどりの花を咲かせる球根植物のチューリップは、現在5000以上の品種が登録されていて、品種の豊富さを見ても世界全土で愛されていることがわかります。さらに、パーロット咲き、フリンジ咲き、八重咲きなど目新しい種類も流通しており花の色によって花言葉が違います。赤色は「愛の告白」、ピンク色は「愛の芽生え」、「紫色は「永遠の愛」など、ロマンティックな花言葉が多いので愛する人へのプレゼントにもおすすめです。
4月の誕生花【アルストロメリア】
あるストロメリアは、ユリズイセン科・ユリズイセン属の球根の植物で、花言葉は「持続」「エキゾチック」です。花色は赤、ピンク、黄、白、紫、黄、オレンジなど種類豊富で、まだら模様、縞模様の花びらは、外側・内側3枚ずつ形が違います。この特徴的な花びらが美しい咲き姿に目を奪われる理由かもしれませんね。和名では「ユリズイセン」と呼ばれるアルストロメリアですが、学名の「Alstroemeria」は、スウェーデンの植物学者でカール・フォン・リンネが、親友のスウェーデン男爵ヨーナス・アルステーマ親友の名前にちなんでつけたといわれています。
5月の誕生花【スズラン】
スズランは、キジカクシ科・スズラン属の花で、花言葉は「純粋」「幸福の再来」です。
花茎から釣鐘型の花を連ねて咲かせます。純白の花を咲かせる可憐で素朴な姿が多くのファンの心を掴み、古くから根強い人気です。英国ロイヤルウェディングでキャサリン妃がスズランのブーケを持ったことでも注目を浴びました。爽やかな香りも特徴的で香水の香料にも使用されています。
6月の誕生花【バラ】
バラは、バラ科・バラ属の花で全体の花言葉は「愛」「美」です。色ごとに違った花言葉があり、赤色は「あなたを愛しています」、白色は「純潔」、ピンク色は「しとやか」となります。プロポーズの演出で人気の「ダズンローズ」は、12本のバラ1本1本に愛のメッセージを託し女性にプロポーズします。女性は、受けとったバラの花束の1本を男性の胸に飾り、「プロポーズを受けます」という返事をする習慣があり、結婚式で新郎の胸を飾る「ブートニア」はダズンローズに由来しています。
7月の誕生花【ユリ】
ユリは、ユリ科・ユリ属の花で、全体の花言葉は「純潔」「無垢」「威厳」です。強い芳香のある大輪の花が特徴です。ユリの名前の由来は、風が吹くと花がゆらゆら揺れるところから「揺すり」と言われ、そこから「ユリ」と呼ばれるようになりました。ことわざの「立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花」は、ユリが美しく風に揺れる姿を女性に重ねたのが由来です。ユリの球根は「百合根」と呼ばれお正月料理にも利用されています。オランダ原産のカサブランカは花姿も美しく「祝福」という花言葉を持つことからウェディングブーケの花としても人気があります。
8月の誕生花【ひまわり】
ひまわりは、キク科・ヒマワリ属で花言葉は「あなただけを見つめている」「愛慕」です。英名で太陽の花(Sunflower)と言われるひまわりは、鮮やかな色と生き生き誇らしく咲く姿が、夏を代表する花として多くの人に愛されています。歌や絵画の題材にもなっていて、画家ゴッホは、ひまわりを「明るい南フランスの太陽」「ユートピアの象徴」と考えていました。ひまわりといえばひまわり畑が有名ですが、1本飾るだけで部屋を明るくしてくれるので、ひまわりの切り花も親しまれています。種は1輪につき500個から3000個ほどでき、栄養価が高くで海外では食用としても人気があります。
9月の誕生花【ダリア】
ダリアはキク科・テンジクボタン属の花で、花言葉は「華麗」「優雅」です。鮮やかな大輪の花に相応しい花言葉ですね。学名のDahliaは、スウェーデンの植物学者アンデシュ・ダールに由来しています。日本には天保12年(1842年)頃にオランダ船により伝えられました。花姿が豪華でボタンに似ているため和名は天竺牡丹(テンジクボタン)と呼ばれます。ダリア園では多くの品種を楽しむことができます。高級感のあるダリアのブーケは花嫁にも人気です。なお、原産地であるメキシコの国花はダリアです。
10月の誕生花【ガーベラ】
ガーベラはキク科・ゲルベラ属の花で、花言葉は「希望」「前進」です。ポジティブな意味を持つので、結婚式・合格祝い・卒業式など様々な場面のお祝い花として人気があります。花色もピンク、白、オレンジ、赤など豊富で、1輪でも絵になるのでちょっとしたプレゼントにも使いやすい花です。ガーベラの花名は、ドイツ人植物学者ゲルバー氏に由来しています。大正初期に日本に渡来した時は、その見た目から「花車」「花千本槍」と呼ばれていました。4月18日はガーベラ記念日に制定されています。1958年4月に日本で初めてガーベラの名称登録がされたこと、語呂合わせで「よいはな」であることから決まったそうです。
11月の誕生花【シクラメン】
シクラメンはサクラソウ科・シクラメン属の花で、花言葉は「遠慮」「内気」といった控えめな意味をもちます。スラリと伸びた茎に、次から次への花を咲かせてくれる球根植物です。花の少ない冬に彩りを加え、日本だけでなくヨーロッパでも人気の鉢花です。色それぞれに違った花言葉がつけられていて、赤色は「嫉妬」、白色は「清純」ピンク色は「憧れ」です。シクラメンは品種改良が盛んに行われていて、形も色も大きさも品種によって違います。鉢花のイメージが強いシクラメンですが、庭で育てることができる耐久性にすぐれたガーデンシクラメンも流通しています。
12月の誕生花【ポインセチア】
ポインセチアはトウダイグサ科・トウダイグサ属の花で、花言葉は「思いやり」「清純」です。アメリカ初代駐メキシコ大使であるポインセット氏の名前が由来です。アメリカへ帰国の際に持ち帰り普及させたと言われていて、日本には明治時代に伝わりました。和名は「猩々木(しょうじょうぼく)」ですが、現在はほとんど用いられていません。花びらのように見える赤い苞と存在感のある緑の葉がクリスマスムードを高めてくれます。西洋では別名Christmas flowerと言われていて、イギリスでの12月の誕生花ももちろんポインセチアです。
海外の方には母国に合わせた誕生花を選ぶ
誕生花は国ごとに花の種類が異なります。今回はイギリスで知られている12カ月の誕生花をご紹介します。日本の2月の誕生花はウメですがイギリスではスミレが有名です。このように月によって日本誕生花と違う花もありますので比較するのも楽しいですね。ギフトを贈る時にその方の母国の誕生花を選ぶときっと喜ばれます。
1月の誕生花【カーネーション】
カーネーションは、ナデシコ科・ナデシコ属の花です。全体の花言葉は「無垢で深い愛」ですが、イギリスで冠を飾る際に使われた花であることから、「コロケーション(戴冠式)」に由来するという説があります。日本では母の日のお花のイメージが強いカーネーションですが、誕生日やウェディング装花にも多く使われるお花です。
2月の誕生花【スミレ】
スミレはスミレ科スミレ属の花です。花言葉は「謙虚」「小さな幸せ」で、奥ゆかしく咲く姿からこれらの花言葉がつけられました。青紫色が美しく、文学作品でも可憐な女性を表す言葉として使われるすみれは、英名でvioletと言います。スミレの種類は400以上といわれ、青紫の他に白・黄・ピンクなどの色があります。
3月の誕生花【水仙】
水仙はヒガンバナ科・スイセン属の花です。花言葉は「神秘」「自己愛」で、これはギリシャ神話の美少年ナルキッソスが、自分の姿に恋をして水仙になったことが由来と言われています。形がユニークで色は白と黄色が有名ですがピンクや緑、オレンジなどさまざまな色の花を咲かせます。
4月の誕生花【スイートピー】
スイートピーはマメ科・ハマエンドウ属の花です。花言葉は「門出」「優しい思い出」があり、春を感じる甘い香りが特徴です。芳香があるため、別名ジャコウレンリソウ(麝香連理草)と呼ばれています。以前は淡いパステルカラーが中心でしたが、最近はシックな色や複色など色も豊富になり春の花束やアレンジには欠かせない存在になりました。
5月の誕生花【スズラン】
スズランはキジカクシ科・スズラン属の花で、花言葉は「純粋」「幸福の再来」です。
鈴の形の小さな花を咲かせる姿が美しく世界中で愛されているお花の一つで、爽やかな香りが特徴です。スズラン、バラ、ジャスミンは香水の三大フローラルとも言われています。
イギリス、フランスでは5月1日を「スズランの日」と呼び、贈られた人には幸せが訪れると、根強い人気があります。
6月の誕生花【バラ】
バラはバラ科・バラ属の花で、全体の花言葉は「愛」「美」です。バラは花色ごとに花言葉があり、贈る本数や花の形、状態によっても異なる意味を持ちます。贈り物の代表的な花、また、世界中の人々を魅了するバラだからこそ沢山の意味を持つのでしょう。バラはイギリスの国花でもあり、英国民にとって特別な意味を持つ花です。
7月の誕生花【デルフィニウム】
デルフィニウムはキンポウゲ科・デルフィニウム属の花で、花言葉は「清明」「高貴」です。青や紫色の爽やかな色がウェディングやアレンジを爽やかに飾ります。空に向かい立てに伸びる姿が華やかで、イングリッシュガーデンにも欠かせない存在です。ウェディングブーケでは「サムシングブルー」の1つとして青いデルフィニウムを使うことでナチュラルなブーケに仕上げることもできます。
8月の誕生花【グラジオラス】
グラジオスはアヤメ科・グラジオラス属の花で、花言葉は「思い出」「勝利」などがあります。スラリと長い葉と、大輪の花が縦に連なる姿が印象的です。グラジオラスの花名はラテン語の「gladius」が語源となっていて、ラテン語で剣という意味があり、葉の形が剣に似ていることからきています。青・黄・赤・白・緑・紫など花色も豊富です。
9月の誕生花【アスター】
アスターはキク科・エゾギク属の花で、花言葉は「「変化」「同感」です。色や形のバラエティが豊富で、品種は世界で500種、日本では100種ほどあります。一重咲き、八重咲き、ポンポン咲きと花の形が違い、小菊に似ているものやマーガレットのような花びらを持つものまでさまざまです。日本ではお盆のご供養花として使われることも多いです。
10月の誕生花【マリーゴールド】
マリーゴールドはキク科・タゲテス属のお花で、花言葉は「変らぬ愛」「健康」です。花持ちも良く、ガーデニングにも人気のお花。黄色やオレンジ色の花を咲かせ、太陽のように明るく庭を彩ります。名前の由来は聖母マリアの祭日に咲いていることから、マリーゴールドと呼ばれるようになったそうです。
11月の誕生花【菊】
菊はキク科・キク属の花で、花言葉は「高貴」「高尚」です。日本では皇室の紋にも使われている象徴的な花です。仏花として使用されるイメージが強いですがイギリスを中心に人気が高まり品種改良が進みました。これにより、従来の菊のイメージではなくシックで高級な花として認識されるようになりました。呼び方も変わり「菊」を学名の「マム」と呼ぶようになり、アレンジメントやウェディング装花などにも使われています。
12月の誕生花【ポインセチア】
ポインセチアはトウダイグサ科・トウダイグサ属の花で、花言葉は「思いやり」「清純」です。赤い花・常緑の緑の葉・白い樹液がクリスマスカラーのため西洋では別名Christmas flowerと言われています。クリスマスの代表的なお花で、花の少ない冬に彩りを加えます。冬に見かけることが多いため、寒さに強い花だと感じますが、メキシコ原産の常緑低木で耐寒性は弱く室内用です。
誕生花に合わせて贈りたいフラワーギフト
誕生花入りのギフトは「自分のことを考えて選んでくれた」という、あたたかい気持ちや想いを感じることができます。ここでは、誕生花に合わせて贈りたくなるようなフラワーギフトを3種類ご紹介します。贈る方のイメージを想像しながら選ぶのも楽しい時間ですね。
大きさもボリュームも自由自在な花束
フラワーギフトとしても人気の花束ですが、なかでもナチュラルテイストの花束は年々人気が高まっています。この花束はピンク・パープル・グリーンのグラデーションが美しく、優しい印象を与えます。ナチュラルに仕上げるために、あえてメインを決めずさまざまなお花や色をミックスしているので、どんなお花が入っているかじっくり見たくなる奥深さも人気の一つです。ボリュームたっぷりの花束を抱えた姿も素敵なのでSNSで発信したくなりますね。花束は1本1本ばらすことができ、花瓶に合わせて茎を簡単にカットできます。
ワンランク上のギフト ボックスフラワー
ボックスフラワーは開ける楽しみも一緒に贈ることができるギフトです。ボックスにお花をあしらうことで高級感が増します。デザイン性がありワンランク上のギフトとしてお使いいただけます。男性へのギフトを迷われている方は、グリーンや実モノを基調とした爽やかなボックスフラワーもおすすめです。洗練されたシックなデザインは男女問わず喜ばれます。花瓶を用意することなくすぐに飾ることができるため忙しい方へのギフトにも向いています。
デザインのバリエーションが豊富なフラワーアレンジメント
フラワーアレンジメントはデザインのバリエーションが豊富です。ナチュラル系、シック系など様々なデザインがあります。オススメはドーム型のアレンジメント。お花がどの方向からでも楽しめる贅沢なデザインです。四方見のためテーブルの中央に飾ることもできます。濃淡のあるピンク色とコロンと丸いフォルムが可愛いく誕生日プレゼントにぴったり。持ち運びができるサイズだと、オフィスや外で渡す時にも便利ですよね。
誕生花を贈るならプレミアガーデンへ
誕生花入りの誕生日ギフトは、「自分のお花を調べて見つけてくれた」という優しい想いを一緒に贈ることができ、喜びも広がります。
プレミアガーデンは、数百種類を超えるデザイナーズアレンジメントの中から、贈る方のイメージに合わせて花束やアレンジを選ぶことができます。送料は業界最安値で全国配送しています。また、お祝いごとに欠かせないラッピング料、メッセージカードも無料でおつけしています。最高品質のお花を大切な方へ贈りませんか。ぜひ、誕生日のギフトはプレミアガーデンにお任せください。